Salesforce Pardotの運用支援サービスによりMA運用の高度化と時間的余裕を創出

企業情報
会社名 | NOCアウトソーシング&コンサルティング株式会社 |
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事業内容 | 総合アウトソーシング事業を展開。バックオフィスサービス、ITサービス、事務局運営代行サービスなどのほか、 企業の業務整理や見える化から業務改善策立案といったコンサルティングも行うBPO事業提供企業。 2019年8月に芙蓉総合リースグループ傘下に。 |
設立 | 1988年11月 |
従業員数 | 1,300名(2019年2月) |
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課題
- 芙蓉総合リースグループへの参画に伴い、 全国へNOC認知のため商談の機会増。その結果、本来の業務であるマーケ活動がおざなりになってしまった。
- マーケティング業務を遂行する人材の採用 も検討した。しかし、採用した人材の育成や今後のキャリア形成を考えると、性急な対応は適切でない。
- Salesfoceの導入から3年が経過。対応する製品や領域も拡がるため、属人化した業務プロセスを見直したい。
効果
- セミナー集客、申込管理、サンキューメール配信をPardotとSales Cloudの機能をフル活用することで大幅に効率化できた。
- Pardotに精通している人材による支援で業務品質と効率が大幅に改善。業務を委託できたことでマーケチームのキャパシティが増え、時間的な余裕が生まれた。
- マーケティング施策とSales Cloud、Pardotに精通したプロフェッショナル人材がサービスを提供してくれるので、本質的に成果を上げるための正しい「型」が業務に展開され、関係者の知識とスキルが大幅に向上している。
導入の背景
アクセスは右肩上がりでも……
2019年8月に、東証一部上場企業である芙蓉総合リースグループの子会社となりました。同社は全国に支店があり支店にはそれぞれの土地に既存顧客がいる。ありがたいことに、それら支店の各部がNOCのBPOサービスを既存顧客に紹介・提案してくれました。
しかしそうなると、現地への出張を伴う商談が増え、仕事時間の8割を営業活動に割かねばならない状態に。マーケティングを担当しているのは2人だけでしたし施策案を出せるのはわたし1人。施策を考える時間が取れないため、動画制作やセミナー運営などのマーケティング活動が一歩も前進しないという状況だったのです。
2020年に入ってからは、自社サイトへのアクセス数は右肩上がりとなっているものの、施策への反応は滞留。なんとかしなければいけない、と考えつつも、採用して運用を任せられるまでに教育する時間もないという状況でした。
アウトソーシングを検討し始めてから、クラウドソーシングや専門職の人材派遣サービスの利用も考えたのですが、すぐにMAを回してもらえるスタッフはなかなか見つからない。そんな中で、MAツール導入でお世話になったtoBeマーケティングと話す機会があり、導入を決めたのです。
というのも、同社とは業種的に近しいことや、データを見てもらうこともあるため、弊社ビジネスへの理解が深い。もちろんMAツールの扱いにも精通している。こんな即戦力となる人材を備えているところはなかなか見つかりません。しかも、相談を始めてからわずか1 ヵ月後には導入が終わるほどスピーディー。おかげで、2021年4月に出展が決まっている大規模イベントへの集客もしっかりと行えそうです。
選んだ理由
Pardot, Sales Cloudのプロフェショナルであること

私たちの現状を把握した上で、MAを活用しきれていない領域について必要な設定や運用をスムーズに実行できるのか、が非常に重要なポイントでした。
また、必要だったのは即戦力でしたので、MAについてはもちろん、私たちの事業を踏まえたマーケティング施策を遂行できること、業務遂行のみならず、結果のレビューもできることを求めており、それら全てが叶うtoBeマーケティングに依頼しました。
導入後の効果
「業務プロセスの洗い出し」という、思わぬ副産物も得られた導入期
導入時には、アウトソーシングのため、業務情報の整理が必要でした。実はこれも弊社では「いつかはしなければ」と考えていた課題の1つ。時間が取られることや面倒な作業のため先延ばしにしていたんですよね。ところが、toBeマーケティングのMA運用支援サービスでは、導入目的ややりたいことに応じた「型」が存在し、それに沿ったタスクを作成して、業務調査のための質問をどんどん送ってきてくれる。こちらからは、それに回答していくだけで、いつの間にか業務プロセスの洗い出しができていた、というわけです。
同じアウトソーシング事業者として目からウロコでした。サービス提供側が主導的に行うことで、こんなにスムーズにいくのだな、と実感。導入サービス以外のところでもベネフィットを得られました。
今後、期待すること
業界の新情報や、それに付随したサービス提案

まだ忙しい日々が続くため、以前行っていた情報収集ができずにいるので、今後、toBeマーケティングには業界の新情報や、それに付随したサービス提案を行ってもらえたらありがたいと考えています。