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PardotでGDPRに対応する方法、あります

author 鈴木 智也

date 2018.12.27

tags Pardot

tags  Pardot 使い方, 機能, 活用Tips

はじめに

みなさんは「GDPR」と聞いてピンとくるでしょうか?

「General Data Protection Regulation」で、日本語でいうと「EU一般データ保護規則」。
「EU諸国の話でしょ?」と思っている方が多いかもしれませんが、日本でもGDPRを遵守しなければならないケースがあるので注意が必要なのです。従わないと罰則も。

でも、Pardotを利用中の皆さんなら大丈夫。このGDPRに対応する機能が用意されています!(なぜならば、PardotはCookieを使うからです)

今回はGDPRの概念や設定について、ご紹介していきたいと思います。

1. GDPRをもっと詳しく知る

GDPRについてはWEBで検索すれば概要は確認できるので詳細は割愛しますが、簡単に要点だけまとめると以下となります。

1-1. 基本的なこと

IPアドレス、Cookieも個人情報としてみなすこれは厳しい!
個人情報としてCookie取得するならば同意が必要

1-2. 対象となる企業

EUに子会社や支店、営業所などを有している企業
日本からEUに商品やサービスを提供している企業
EUから個人データの処理について委託を受けている企業

ややこしいのは、EEA(European Economic Area「欧州経済領域」)のWEB上のアクティビティデータを取得している場合も含む、としているところでしょうか。例えば、自社のWEBサイトに英語版があり、お問い合わせを受付けている企業は、GDPR対策はきちんとしなければリスクになりますよね。

皆さんの企業は対象となっていますでしょうか?

2. PardotでGDPRに対応する

以下は、実際にPardotの「トラッキング オプトイン プレファレンス」機能を使って実装したサンプルです。ゴールがイメージできたら、早速設定手順を確認していきましょう。

設定方法

「管理」 > 「ドメイン管理」 > 「トラッキング オプトイン プレファレンスを編集」 より設定画面を開きます

表示するメッセージ、デザインおよびオプトイン表示する国を設定し、プリファレンスを保存ボタンを押します。
たったこれだけでOK。簡単ですよね。

3. Cookieがどのように扱われるのか

設定したサイトを訪問してみましょう。(ブラウザのCookieを削除するかシークレットモードで)

Yes/Noを選択した後のCookieは、それぞれ以下のように扱われていました!
フォーム通過してプロスペクト化した際、Noを選んだ時はWEBのアクティビティがありませんでした。ただし、フォーム通過などのオプトインが明確なアクティビティについては残りました。


「Yes」を選択した後のCookieの状態

Valueが「true」になり追跡を許可する

「No」を選択した後のCookieの状態

Valueが「false」になり追跡をしない
(ただし、Cookieは削除されない)


注意点としては、Noを選択した場合、CookieがWEBのアクティビティをトラッキングすることはありませんが、Opt-in関連の値を「false」としてCookie自体は持ち続け、削除まではされない、ということです。

今回のまとめ

GDPRは各社ポリシーの策定と対応の必要性を十分に確認、場合によっては専門家に相談する必要がありますが、Pardotをご利用中の皆さまは、簡単に設定できる「トラッキング オプトイン プレファレンス」を是非、活用してみてください!

投稿者プロフィール
鈴木 智也

鈴木 智也(Tomoya Suzuki)執行役員

株式会社シナジーマーケティングにて、CRM/SFAの営業担当を経て、インサイドセールスの仕組みを構築、運用定着化を実現。その後、医療系システムの株式会社グッドサイクルシステムにて、システム導入支援およびカスタマーサポートの責任者を歴任。

toBeマーケティングでは、Pardotの初期導入サービスを担当。これまでの経験を活かし、技術的な面だけではなく運用定着、組織論を含めて幅広く支援中。また、サポートコミュニティの応対や既存ユーザーへの情報提供なども推進。


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