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【Account Engagement (旧 Pardot)新機能紹介】HMLタグへのアップグレードと利用方法

有効商談を増やすための
3つのチェックポイント

マーケティングオートメーション(MA)を活用して有効商談を増やすための3つのチェックポイントを紹介しており、営業活動における「負のスパイラル」(顧客ニーズ不明、提案機会損失、他社との差別化失敗、既存顧客依存、売上低下)をMAで打開する方法を解説しています。

また、MA導入を成功させるための「顧客データの精査」「用途の具体的な想定」「コンテンツとの向き合い方」という3つのポイントも紹介しております。

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2019年8月にリリースされた Handlebars 差し込み言語(HMLタグ)へのアップグレードは、もうみなさん対応されましたか?2020年1月のリリースでは、Pardotフォームとランディングページへとさらに利用範囲が広がりました。従来の変数タグ(PMLタグ)との違い、アップグレード方法、メールやランディングページへの差し込み方、について紹介します。

この表示メッセージから簡単にアップグレードできますが、アップグレード後は従来の変数タグ(PMLタグ)に戻すことができませんので、まずは機能について事前に確認しておきましょう。

HMLタグにアップグレードするメリット


1. 日本語の項目名から選択できる

従来の変数タグ(PMLタグ)では、タグを差し込むときにアルファベットの項目IDから選択します。HMLタグでは、デフォルト項目であれば日本語の項目名から選択することができます。また、「受信者(プロスペクトの項目)」、「送信者(送信するAccount Engagement (旧 Pardot)ユーザの項目)」などの種別に分類されており、視覚的にわかりやすくなっています。

2. 項目が空白の時にIF文を使ってメールごとに表示内容を指定できる

PMLタグ

PMLタグでも、項目に値が空白(ブランク)の時に代わりに表示する内容のデフォルト値を指定できます。ただし、 項目自体で設定を行う必要があるため、 表示内容をメールごとに変更できません。

HMLタグ

HMLタグでは、項目の値がブランクの時にIF文を使って表示する内容を指定できるようになりました。メール内にHMLタグを使った条件文を記述することで、 メールごとに差し込む値を変更することができます。

使用例:姓の項目に値があれば「山田 様」と表示し、値がブランクの時には「MAnaviサポートご契約者」と表示するようメール内に記述

3. オプトアウトしたプロスペクトの再登録化機能が利用できるようになる

2019年8月には、 オプトアウトしたプロスペクトがPardotフォーム訪問時に再登録を促すメッセージを表示する機能もリリースされました。この機能を有効化するには、まずHMLタグへのアップグレードが必要です。(再登録メッセージの機能については次回ご案内する予定です。お待ちください!)

4. SalesforceのLightningメールテンプレートはHMLタグを使用

Salesforce Lightning メールテンプレートはHMLタグですので、すでに見慣れている方もいらっしゃるかもしれません。SalesforceとAccount Engagement (旧 Pardot)のメール作成時に同じようなインターフェイスで使用できます。

HMLタグにアップグレードする方法


アップグレード自体はとても簡単です!ダッシュボードのHMLタグへのアップグレード表示からボタンを数回クリックするだけでアップグレード完了です。

HMLタグを差し込むときのポイント


基本の使い方

基本的には今までのPML変数タグの差し込み方法と変わりません。メール、ランディングページ、フォーム(上部・下部・お礼メッセージ)の「差し込み項目」ボタンから差し込む項目を選択します。差し込む項目は種別で絞込可能で、デフォルト項目は日本語の項目名から選択できるようになりました!PMLタグの囲み記号は %% ●● %%でしたが、HMLタグでは {{ ●● }}が使用されます。

使用例:プロスペクトの「姓」を差し込むと、 {{ Recipient .LastName}}の文字列が挿入されます。下線部はタグ種別を表します。

タグ種別

タグ種別の分類は右の表のとおりです。
ランディングページとフォームでは「送信者」種別は表示されず、受信者に代わり「プロスペクト」種別として表示されます。一部「登録解除」などのタグはランディングページ・フォームでは利用できません。

項目の検索

差し込み項目を検索する時は、まず右のように①でタグ種別を選択し、②の検索窓に項目名を入力します。検索にはすこしコツが必要で、検索に使う文字列や検索結果にクセがあります....。慣れるまではプロスペクト項目一覧を見ながら作業すると良いでしょう。

プロスペクト(受信者)のデフォルト項目
項目自体が日本語化されていなくても、日本語で検索可能。もしくは連携しているSalesforceの SALESCORCE.COM項目名 で検索できます。

プロスペクト(受信者)のカスタム項目

A. Salesforceと連携済みの項目
右図A「セミナータイトル」のようにSalesforceと連携済みの項目について、検索時に使用できるのは SALESCORCE.COM項目名 の「SeminarTitle__c」となり、検索結果にもアルファベットで表示されます。Account Engagement (旧 Pardot)の項目名である「セミナータイトル」を検索に使用しても、なんと検索に引っかかりません(!)。

B. Salesforceと連携していない項目
同じ図Bの「セミナー開催日」はSalesforceと連携していませんので、検索にはAccount Engagement (旧 Pardot)項目名「セミナー開催日」で検索可能です。検索結果には日本語のAccount Engagement (旧 Pardot)項目名が表示されます。

HMLタグに関するFAQ


Q. PMLタグはいつまで使える?いますぐHMLタグへのアップグレードが必要?

2020年1月現在では、PMLタグが廃止される予定はありません。ただし、今後の機能拡張はHMLタグを対象に実施されることが想定されます。

Q. アップグレードしたらメールテンプレートはすべてHMLタグで作り替えないといけない?

HMLへアップグレードする前に作成したメールテンプレートは、アップグレード後もそのまま使い続けることができます。「HMLに変換」ボタンを使ってPMLタグで作成されたテンプレートから変換ができますので、手作業でタグを変更する必要はありません。

Q. アップグレード前にチェックすべきことは?

現在PMLタグで以下の運用を行っている場合は、事前によく調査・準備してからアップグレードを行うことをお勧めします。

・1つのメールに 200項目以上の差し込みを行っている
・項目の値が空白の時に使用するデフォルト項目値を設定している
・%% user_url %%、%% crm_id %%の変数タグを使用している

最終的に公式のヘルプ記事を確認し、お使いの環境でアップグレードを行って問題ないかをご確認ください。

関連ヘルプ記事
Handlebars 差し込み項目による Account Engagement (旧 Pardot) コンテンツのパーソナライズ
Account Engagement (旧 Pardot) の Handlebars Merge Language に関する FAQ (よくあるお問い合わせ)
HML 差し込み項目および PML 変数タグの違い


さて、次回はHMLタグへアップグレード後に有効化できる「オプトアウトしたプロスペクトの再登録化」の機能についてご案内しますのでご期待ください!

  • ✔︎HMLタグの検索や使い方に不安がある

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有効商談を増やすための
3つのチェックポイント

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カスタマーサクセスチーム
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Account engagement初期セットアップに携わるカスタマーサクセスエンジニアチームでは、主にフォームSalesforceとの連携など設定関連のご支援を担当。エンジニアチームならではの視点で、今までの導入実績から得た技術面のTipsやナレッジ、検証結果などをご案内します。

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