
【Dreamforce 2025 最終日レポート Day 3】
最終日の楽しみ方は?!
ついに迎えた Dreamforce 最終日。 早朝7:00、気温は14度。
冷たいサンフランシスコの空気を吸い込みながらホテルを出発し、SalesforceBen 主催の Breakfast イベントに参加。
朝食後は Marketing Cloud Keynote に足を運び、これからのマーケティングが向かおうとする未来像を確認。
午後は、名残惜しさも噛みしめながら Dreamforce の会場をぐるりと散策。
最終日も色褪せない熱気は楽しみながら、各会場のイベントや、パートナーブースを堪能します。
「これから」への高揚と期待——そんな気持ちを胸に、最終日をスタートしました。
行く途中で朝もやに浮かぶ Salesforce Tower が見られないと思うと 、少し寂しい感じがしました。

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一日の計は朝にあり?!
私にとっては2度目の参加となる SalesforceBenの朝食イベントに参加しました。
各国のTrailblazer達と朝の部活のような“ナレッジ共有の時間”にとても胸が高鳴りました!
Agentforceによるコード生成AIが浸透する中でローコード開発における教育や体制の構築においての話で盛り上がっていました。
朝からとても刺激的な時間を堪能できました。
Marketing Cloud Keynote か ら読み解く、これからのマーケティングの姿
Agentforce Marketing:会話する Marketing へ
Salesforce が今回打ち出した “Agentforce Marketing” という構想は、「会話できるマーケティングプラットフォーム」へと進化させ、AI エージェントが企業と顧客を“対話”でつなぐ未来を描いています。
たとえば、こういう変化が起こるかもしれません。
・ メールのリンクをただクリックして誘導するのではなく、その場やWebサイト上でAgentと会話しながらその人に合った訴求を変える
・ 広告のクリエイティブや訴求文を、顧客とのやり取りを学習しながらAgentが“引き算・足し算”して動的に生成
街角 vs カフェ型マーケティング
これまでのマーケティングは、例えると「街角でビラを配る」感じ。無差別に一方方向で“情報を投げる”行為です。
でもこの新しい時代は、「カフェでお客様と対話しながら、何が欲しいかを一緒に探る」ような感覚。
対話を設計するスキル、つまり Conversational Design が、マーケターの新しい武器になります。

これからのマーケターに求められる三つのスキル
この変革を生き抜くマーケターには、以下のスキルが必須になると感じました。
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データを扱うスキル(Data Ops)
データをリアルタイムに処理し、文脈を引き出せる設計力
.会話を設計するスキル(Conversational Design)
AI Agent と人との“対話設計”だけでなく、トーン/流れ設計の能力
.倫理と透明性を守るスキル(AI Governance)
AIの判断過程を説明できるようにし、公平性・責任を設計する
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この3つが揃って初めて、「誰が伝えるか」ではなく「誰が対話を生むか」という時代が始まります。
Agentがいることで、環境設定の手間はかなり削減されるようです。
他にも多くのリリースがありましたが、他のセッションの都合もあり、すべてのKeynoteを見ることができなかったので、私も後日Salesforce+で復習したいと思います。
Dreamforceを盛り上げるたくさんのイベント!
Dreamforce の魅力はキーノートやセッションだけではありません。
会場のあちこちに広がるTrailblazer Forest、Agentic Theaterなどの体験・交流のイベントが盛りだくさん。
「Agentforceを使って何ができるか」を肌感覚で探せる場所がたくさんありました。
すべてはご紹介できませんが、写真にて会場の雰囲気が伝わりますと幸いです。
DreamPark:エンターテインメントやコミュニティ構築、社会貢献活動などの体験エリア


Trailblazer Forest:コミュニティ同士の出会いと学びの場

Agentic Theater : 今年から開設されたAgentforceを体験できるライブデモを行うステージ

CampGround : 製品やサービスのブースが立ち並ぶ、展示・交流エリア

そして、会場を盛り上げたパートナーブースも盛りだくさん。
今年は、日本から当社のパートナー企業でもあるナインアウト株式会社様(旧 クリエイティブサーベイ社)も出展していました!
10年前に参加したときは、ほとんどなかったのですが、今回、日本企業のブースや日本人の登壇があることで私まで不思議と誇らしげに感じました。
何より暖かく迎えていただき、記念撮影もさせていただきました!
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ナインアウト株式会社では、オンライン・オフラインでもAIを利用して顧客の声(データ)と企業をつなげるサービスを提供しています。
まさにイベント会場でのブース対応には、うってつけの体験で多くの人を惹きつけていました。
来月11月21日(金)に開催される日本でのイベントAgentforce World Tour Tokyo(略称 AWTT)には、当社もナインアウト株式会社様もブースを出展しますので、ぜひ会場に足を運んで体験をしてみてください!
そして、なんといっても日本からの発信としては、富士通の事例パネルが印象的でした。
会場には富士通の特大パネルがいくつもあり、グループ会社として、とても嬉しい光景でした。

さいごに
3日間が、まるで濃い夢のようでした。
最終日は天候にも恵まれて、Salesforce Towerが青空に映えていました。
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毎日30,000歩以上を歩いても足りないほど会場を巡り、セッション、交流、夜の様々なイベントを堪能。
現地でチャレンジするとプレゼントがもらえるクエストは一つも回れませんでしたが 、また来る際の楽しみにできればと思います。
明日は、日本へ帰国です。
短編シリーズになりましたが、Dreamforece 2025の現場から見た熱量そのままに当日にお送りするのも最後となります。
ホテルに戻ってから現地(サンフランシスコ)では夜遅くの執筆でしたが、日本にて投稿を支援いただいたマーケティングメンバーにも感謝したいと思います。
そして、持ち帰るものも、早く試したいものも、たくさんあります!
まずは、日本に戻ってこの熱量をしっかりとビジネスで発散できたらと思います。
拙い見解と画角ばかりでしたが、Dreamforce 2025のレポートブログをご覧いただき、本当にありがとうございました!
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