
イチからわかる「Engagement Studio」〜成功事例と失敗事例編〜
このブログは、Account Engagement(旧Pardot)を使い始めた初心者の方に向けて、「Engagement Studio」の基本的な機能や活用方法をわかりやすく解説しています。メール配信を単なる一斉送信から一歩進め、「シナリオによる自動化」でどのように見込み顧客との関係構築ができるのかを紹介します。
toBeマーケティング株式会社では、お客様のビジネス状況をヒアリングし、お客様ごとに最適なマーケティングシナリオを設計・実装するサービスを提供しています。具体的にはマーケティングオートメーションツールAccount Engagement のセットアップを完了した方が対象です。Account Engagement をどのように自社の目標達成・課題解決に結びつけていくのか、CRMツールSalesforceと組み合わせた最適解をお客様と共に考え解決していくサービスです。
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さらに、弊社はSalesforce製品との連携に強みを持ち、初期構築から高度な活用、データ分析まで、専門的な知識と豊富な経験を活かしてお客様のマーケティング成果の最大化に貢献します。
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Account Engagement
本当に使えるシーン別
シナリオ10選
「Engagement Studioを使ってみたいけど、どうやってシナリオを作ればいいの?」「設定してみたけど、もっと効果的な活用方法を知りたい!」そんな方のために、Engagement Studio シナリオ10選をご紹介いたします!本当に使えるシナリオを厳選してまとめましたので、ぜひ、参考にしてみてください!
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本ブログは、Account Engagement(旧Pardot)を最近触り始めたばかりの方に向けてお届けいたします。おそらく、「Engagement Studioって何だろう?どう使えばいいの?」と検索してたどり着いたのではないでしょうか?
前回、前々回は"Engagement Studioとは?"と"Engagement Studioの使い方のコツと事例"を簡単に説明させていただきました。
≫イチからわかる「Engagement Studio」〜Engagement Studio 使い方のコツと事例編〜
≫イチからわかる「Engagement Studio」〜Engagement Studioとは?編〜
今回は、Engagement Studioの「成功談と失敗談」を解説していきます。
どんなに魅力的なツールでも、最初からうまくいくことは少ないものです。
今回は、実際にマーケ担当者が経験した「よかったこと」と「失敗したこと」をお届けいたします。
成功事例:ちょっとした工夫で大きな成果に
成功事例①:セミナー後のリードナーチャリング
<Before>
・セミナー後、1回だけお礼メールを送って終わり
結果、商談化率がかなり低い施策に終わってしまった。
→これならわざわざEngagement Studioを使わなくても、リストメールでもよかったという結末に。
<After>
・セミナー終了直後にお礼+アンケート
・2日後に「他社事例紹介」メール送信→興味度合いによってリスト化
・1週間後に興味度合いによって「無料相談」や「再度興味関心を測るコンテンツ」を案内
・クリックやフォーム通過の行動があったら、営業担当に通知し即日コールを実施
結果、商談化率が3倍にUP!
お客様が興味のあるコンテンツを炙り出し、興味度合いに合わせてフォローすることで、
見逃していたお客様のお悩みを解決できる可能性を増やす
<このシナリオのポイント>
終了後のお客様のテンションが高い時に、次のアクションを用意しておくことが重要なポイント
成功事例②:資料ダウンロード後の動線を強化
<Before>
・資料請求のあとに何もフォローがなく、リードが自然消滅
<After>
・資料ダウンロード完了後、お礼メール
・3日後に関連するコラム紹介メール送信→クリックアクションによって分岐させる
・ 1週間後にアクションがあった方に対し「より詳しい資料」の案内+無料相談のCTA
→ 相談申し込み率が1.5倍にUP!
<このシナリオのポイント>
"その後どうする?"を事前に決めておくと、リードが育ちやすい
失敗談:ありがちなミスとその教訓
失敗事例①:メールが送られてなかった...
条件分岐に設定ミス(スコア条件を"50以上"にするはずが"50未満"に)
条件分岐が間違っていたため、それより先のシナリオが全て無意味なものに
通知も来ず発見が遅れ、本来送るべき相手にも全く届いていなかった
<回避ポイント>
プレビューやテスト送信は、一回確認したからOKではなく、
てっぺんからつま先まで必ず2重3重の確認しましょう。
また、「自分以外の目での確認」も重要なポイントです。
できれば、Engagement Studioを1回でも使用したことのある方にチェックをお願いするのがベストです。
(いなければ、一度同じシナリオを自分だけのリストで動かしてみるのも一つの手です)
失敗事例②:分岐が複雑になりすぎて迷子に...
初心者が一度はやってしまう失敗の多くがこの失敗です。「クリックした人にはこのメール」「さらにアンケートに答えた人にはこの分岐」...と分岐を細かくしすぎて、設定ミスが連発&管理が大混乱に。
<回避ポイント>
Engagement Studioは、メールの完了アクションなどとちがって、できることが多いのであれも追加したい!この分岐もいれたい!などたくさんしたいことが出てきます。しかし"まずはシンプルなシナリオから始める"ことが大切です。
もし、少し複雑になってきたと感じたら、何が目的で設計しているシナリオなのか?最終どうしたいのか?を今一度考えてみるとよいかと思います。
まとめ
完璧じゃなくていい。まずは動かしてみよう
Engagement Studioは、最初の設計に時間をかけるほど成果が出やすい。
でも一度作ったら終わりじゃなくて、「育てていく」ツールだなと実感しています。
ミスはつきものだけど、振り返って改善できれば、それも資産になります。
Engagement Studioは「考える → 作る → 試す →学ぶ→ 改善する」を繰り返すツールです。
完璧を目指すよりも、まずは一歩踏み出すこと。
その一歩が未来のお客様との出会いにつながるかもしれません。
AccountEngagement
本当に使えるシーン別
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