catch-img

OMOの前にすべきことは?理想の顧客体験を支えるオムニチャネル構築

「オンライン」か「オフライン」か。 こうしたチャネルの分類にこだわっているのは、実は企業側だけかもしれません。お客さまにとって重要なのは、どの窓口を使うかではなく「自分を理解し、一貫したサービスを提供してくれるか」という点ではないでしょうか。

最近では「これからはOMO(オンラインとオフラインの融合)の時代だ」という言葉が、1種のキーワードのように語られています。しかし、現場で感じるのは、「土台となるオムニチャネルが未完成のまま、いきなりOMOを実現するのは非常に困難である」という現実です。

まずは各チャネルをつなぎ、データを統合する盤石な土台を作ること。それこそが、理想の顧客体験(OMO)へ到達するための最短ルートとなります。

そこで本記事では、その最初の一歩である「オムニチャネル」にフォーカスします。実現を阻む「3つの壁」とその解決策を、実務に即してお伝えします。


「toBeマーケティング株式会社では、Marketing Cloud Engagementの活用において、お客様の課題や目標に合わせて最適なマーケティング戦略を策定し、その実行を支援いたします。

Marketing Cloud Engagement運用支援の詳細はこちら

さらに、弊社はSalesforce製品との連携に強みを持ち、初期構築から高度な活用、データ分析まで、専門的な知識と豊富な経験を活かしてお客様のマーケティング成果の最大化に貢献します。
詳細はこちらよりお気軽にお問い合わせください!


1.OMOへの第一歩。顧客体験を一変させる「オムニチャネル」の本質とは?

オムニチャネルとは、 「あらゆる( Omni )」接点を「連携・統合」させる戦略のことです。 目指す姿は、お客さまが実店舗、ネット、アプリなど、どこで買い物をしても、まるで1つの店で買っているかのようにスムーズで便利な体験ができるようにすることです。

これは従来の マルチチャネルとは大きく異なります。

・  マルチチャネル:店舗とECが独立した「点」の状態。別々のサービスに感じられる。

・  オムニチャネル:裏側で1つのシステムに統合された「面」の状態。チャネルの違いを意識せず利用できる。

この「つながりの深さ」こそが、顧客満足度を左右する決定的な鍵となります。

2. オムニチャネルがもたらす「長期的な利益」

オムニチャネルは、短期的な売上だけでなく、企業の長期的な成長に直結します。

【お客さま視点の 3 つのメリット( CX の向上)】

・  利便性の向上と時間活用:「ネットで注文して仕事帰りに店舗で受け取る」「店舗で試着して自宅に配送してもらう」など、お客さまのライフスタイルに合わせた自由な買い方を提案できます。

・  ストレスフリーな購買体験:どの接点でも一貫した価格・ポイント情報を提供することで、お客さまは迷うことなく、ブランドへの信頼感を持ちながら買い物に集中できるようになります。

・  欲しい商品が確実に手に入る(在庫切れの失望ゼロへ):全店の在庫状況を可視化し、その場に在庫がなくても他店から即座に取り寄せる等の対応が可能になることで、確実な購入体験を提供できます。

【企業視点の 3 つのメリット(経営貢献)】

・  顧客生涯価値( LTV )の向上:お客さまがどのチャネルを使っても高品質な体験を提供し続けることで、ブランドへの愛着が深まり、結果として生涯にわたって自社を選び続けてくれるようになります。

(※LTV とは、 1 人の顧客が長期にわたって自社を選び続けてもらうことで得られる利益のこと )

・  在庫管理の最適化とコスト削減:在庫を全社一元管理することで、不要在庫の削減や欠品による販売チャンスの損失を防げます。物流効率も高まり、経営資源の最適化に直結します。

・  パーソナライズされた高精度なマーケティング:全データを統合することで、お客さま1人ひとりに最適なタイミングで情報を届けられます。これにより、広告費の無駄を省き、費用対効果を最大化できます。

3. 実現を阻む「3つの壁」と成功へのロードマップ

オムニチャネルの実現を阻むのは、システム以上に「組織」と「人」の壁です。「部門間で目標が異なり連携が進まない」「現場に浸透しない」といった、多くの企業が直面する具体的な課題と解決の視点を整理しました。

課題(壁)

① 組織の壁

② システムの壁

③ 人材の壁

解決(対策)の視点

評価指標( KPI )を「売上」から「 LTV 」へシフトする

最初から「完璧な統合」を目指さない

ツール導入に加え、「現場の相互理解」を深める教育

成功の鍵

自部署の売上を競うのではなく、ブランド全体の満足を共通ゴールに据えることで、組織の壁を越えた連携が可能になります。

まずは「顧客データ」か「在庫データ」、一方を起点にスモールスタートすることが秘訣です。優先度の高いものから繋ぎ、投資対効果を実感しましょう。

店舗スタッフが EC の仕組みを知り、 EC 担当が接客の機微を知る。この相互理解により、データという「数字」に「温度感」が加わります。

4.【まとめ】オムニチャネルは顧客理解への近道

成功の鍵は、「データと組織の連携」にあります。 オムニチャネルは、単なる販売チャネルの増加ではありません。それは、顧客を深く理解し、未来のOMO(オンラインとオフラインの融合)を実現するための「不可欠なプロセス」です。

理想を追い求めるあまり、足元のデータ統合をおざなりにしては本末転倒です。この戦略を習慣化し、確かな土台を築くことが、貴社の長期的なLTV向上、そしてその先の次世代の顧客体験へとつながります。まずは自社の「壁」を直視し、評価軸の見直しという小さな一歩から始めてみてはいかがでしょうか。

toBeマーケティングではMarketing Cloudの運用支援サービスを提供しています。何から始めたらいいかわからない方も、お気軽にご相談ください。

✔︎チャネルごとに顧客体験が分断されている

✔OMOを目指しているが、土台(オムニチャネル)が未整備

✔もっとMarketing Cloud Engagementを有効活用したい (組織・人材の壁で取り組みが進まない...)

ぜひ!弊社サービスをご活用ください! 

 \お困り事はお気軽にご相談ください/ 


Marketing Cloud Engagement 上手く運用するために気をつける点とは? 成功事例もご紹介

本ホワイトペーパーでは、Marketing Cloud Engagement の機能を解説し、企業がデジタルマーケティングを成功させるために、初期導入と運用時のよくある落とし穴とその回避策、導入の成功事例についてお伝えします。

\詳細はこちらをクリック/


クリエイティブソリューションチーム
クリエイティブソリューションチーム
Markting Cloudの導入・活用、コンテンツ作成やMAの運用支援ををお手伝いさせていただいているtoBeマーケティングのクリエイティブソリューションチームが導入・活用におけるナレッジをお届けいたします。

最新の投稿

メルマガ登録

人気記事ランキング

toBeマーケティング株式会社

ページトップへ戻る