フォームハンドラーとは?既存フォームを活用したAccount Engagement連携法
2024.10.08
2024.10.08
Account Engagementのフォームハンドラーとはどのような機能でしょうか。この記事ではその概要と使い方を解説します。
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1. フォームハンドラーとは?
フォームハンドラーは、外部のWebフォームから送信されたデータをAccount Engagementに登録するための機能です。フォームを送信したブラウザのCookieとプロスペクトデータを紐づけることで、対象者のトラッキングが可能となります。Account Engagementでデータを受け取った後、外部のサーバーにデータを転送することもできます。
2. フォームハンドラーを利用するメリット
-
既存のフォームの継続利用
すでに稼働しているフォームをそのまま利用することで、作業時間を抑えながらAccount Engagementにデータを連携させることができます。 -
カスタマイズの自由度
通常のWebフォームを利用するため、既存のWebサイトのデザインやガイドラインに合わせて見た目や動作を自由にカスタマイズできます。
3. フォームハンドラーの実装条件
- フォームのデータ送信先を変更できること
- HTMLのCharsetがUTF-8であること
- フォームから送信されるデータのMIMEタイプが
application/x-www-form-urlencoded
であること - データ送信にAjaxが使用されていないこと
- サーバー経由ではなく、ブラウザから直接データが送信されること
※上記の条件を満たせない場合でも、個別開発による実装が可能な場合があります。ぜひ弊社にご相談ください。
4. Account Engagementにおけるフォームハンドラーの設定手順
1. Account Engagementアプリケーションで、[コンテンツ] > [フォームハンドラー] > [+ form handlerを追加] の順にページを開きます。
2. 名前やキャンペーンなどの基本情報を指定します。
3. Account Engagementから外部サーバーへデータを転送する場合は、[成功した場所へのデータ転送...]のチェックをONにします。Account Engagementへのデータ登録に成功した場合と失敗した場合、それぞれのエンドポイントURLを[成功した場所]と[エラー発生場所]に入力します。
4. Account Engagementに登録する項目データを[フォーム項目]セクションで追加します。
[外部項目名]には該当するフォーム項目の入力タグのname
属性値を指定し、[プロスペクト項目]には登録先のプロスペクト項目を指定します。
5. Webフォームの送信先を、フォームハンドラーで発行されたエンドポイントURLに差し替えます。
4. まとめ
フォームハンドラーは、マーケティング活動を支援してくれる強力なツールです。また、Webフォームの仕様によりフォームハンドラーが実装できない場合は、個別開発によって対応できる場合があります。フォームとAccount Engagementの連携についてお悩みがありましたら、ぜひ弊社までご相談ください。
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