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AI初心者でもわかる!Agentforceとは?何ができるの?

author 営業戦略部

date 2024.11.11

update 2025.06.05

tags Agentforce

tags  AI, Salesforce

本記事では、Salesforceが提供する最新のAIエージェント「Agentforce for Marketing」を中心に、CRMにおけるAI活用の具体的な機能や導入メリットをわかりやすく解説しています。マーケティング人材の不足が叫ばれる中、AIの力を借りて業務を効率化し、営業・マーケティングの成果を最大化する方法を紹介します。

toBeマーケティング株式会社では、Salesforce環境のデータ整理からPoC(概念実証)の設計・実施、導入後の定着まで、AI活用に向けた一連のプロセスをワンストップでご支援する「Agentforce PoCサービス」をご提供しています。
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Einstein リードスコアリングやキャンペーンインサイトなど、8つのAI機能の活用支援を通じて、
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本資料は、Salesforceが提供するAI機能の活用方法を、導入初期の方にもわかりやすく紹介したホワイトペーパーです。どの機能をどの場面で使うべきかに悩む方向けに、実際の活用例や成果を交えながら、マーケティングや営業効率化への具体的な活かし方を解説しています。 こんな方におすすめです!

  • SalesforceやAccount Engagement導入済みで、AI活用に課題がある
  • 営業・マーケの連携や顧客育成の効率化を図りたい
  • Salesforceの機能を十分に使いこなせていないと感じている
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1. Agentforce?Salesforce Agentforceとは

Agentforceは、Einstein Copilotのブランド名みたいなもので、
日本で先月(2024年10月30日)リリースされたのがService Agentというものになります。

Agentforceには、他にも「Sales Agent」や「Marketing Agent」などの種類があり、今後順次リリースされる予定です。ただし、日本語対応も最近行われたばかりなので、少し時間がかかるかもしれません。

Agentforceは、まるでプロフェッショナルな同僚のように、自律的に行動しサポートしてくれるAIアシスタントです。特にマーケティングやカスタマーサービス業務を支える実務者が、より効率的に仕事を進められるようサポートしてくれる画期的なツールです。

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(文句も言わず、抜群の速さで仕事ができる同僚がいたら最高ですよね!)

本記事では、AI初心者の方でも安心して理解できる、Salesforceの新たな自律型AIエージェント「Agentforce」についてご紹介します!

利用可能なエディション:Einstein 1 Editionを購入するか、Enterprise Edition、Unlimited Edition、Performance Editionにアドオンライセンスを追加することで利用可能です。

2. Agentforceでできること

Agentforceには、さまざまな業務シーンで利用できる複数のAIエージェントが含まれています。以下はその代表的な機能です。

Agentforce Service Agent

従来のチャットボットを一歩進めた自律型エージェントで、24時間365日、顧客からの問い合わせに自然な言葉で対応します。カスタマーサービスの効率を上げ、業務を通じて知り得た知識に基づく信頼できるデータで会話を進めるため、的確な回答が得られます。問題が複雑な場合には、人間の担当者にスムーズに引き継ぎます。

Sales Coach Agent

営業担当者向けに設計されたエージェントで、営業ロールプレイを通じて実践的なコーチングを提供します。例えば、商談における反論処理や交渉スキルの向上に役立ちます。また、CRMデータを活用したフィードバックにより、営業パフォーマンスの強化を図れます。

Healthcare Agent

医療業界での利用を想定したエージェントで、患者や医療機関との問い合わせに対応します。患者の質問に応え、症状の記録や次回の予約案内などをスムーズに行います。医療機関内での自動化により、現場の負担軽減にもつながります。

Retail Agent

小売業向けのエージェントで、商品についての問い合わせ対応や返品交換の依頼を自動で受け付けます。キャンペーン期間中の顧客対応など、ピーク時でも迅速な対応が可能です。

3. Agentforceの強みとは?

カスタマイズの自由度

Agentforceは、Salesforceのプラットフォーム上で提供されるため、Salesforceが持つ豊富なツールを活用してエージェントを構築できます。「Agent Builder」を使用することで、専門知識が少なくてもエージェントを作成・カスタマイズすることが可能です。例えば、企業の特定の業務フローに合わせたAIエージェントを簡単に作成できます。

高い安全性

Agentforceは、Einstein Trust Layerという機能を備えており、企業データの安全性を確保しています。具体的にお伝えすると、データがサードパーティの大規模言語モデル(LLM)で保持されないようにしたり、ハルシネーション(AI(人工知能)が誤認や論理の矛盾を含む事象や事実とは異なる情報を作り出してしまう現象)を制限したり、データをマスキング(一部を書き換えることでデータを匿名化)したり、有害性スコアやログをData Cloudに保存したりするものです。

AIエージェントの動作をモニタリングし、有害な情報が発信されないよう管理されているため、安心して導入できます。

参考:Einstein Trust Layer

信頼性の高い応答

Agentforceは、企業のナレッジベース(業務を通じて知り得た知識)に基づいて応答するため、信頼性の高い会話が可能です。従来のルールベースのチャットボットとは異なり、自然言語処理(NLP)を用いて、あらかじめ決められたシナリオに頼らずに柔軟な対応をします。

4. Agentforceを導入するメリット

  1. 顧客満足度の向上:問い合わせ対応が早くなり、顧客の不満が解消されやすくなります。
  2. コスト削減:AIが24時間対応を可能にし、スタッフの負担が軽減されます。
  3. エージェントの効率化:簡単な質問はAIが対応し、エージェントはより複雑な問題に集中できます。
  4. リアルタイムでのデータ収集:顧客のニーズや問題を素早く把握し、サービス改善に役立てられます。

営業やマーケティングの分野でも、ターゲットに合わせたプロアクティブなアプローチが実現し、売上の向上が期待できます。

5. まとめ

Agentforceは、「先回りして手助けし、残業も気にしない完璧な同僚」のような頼れる存在です。頼みごとにも「無理です...」とは絶対に言わない、まさに夢のAIアシスタントです!

さらに、Salesforceの直感的なプラットフォームと簡単な操作画面のおかげで、AI初心者でもすぐにエージェントを導入し、業務に合わせてカスタマイズできる点も大きな魅力です。

これからの時代、Agentforceを活用する企業はますます増え、業務の効率化や対応力で、導入していない企業との差が一層広がっていくでしょう。ぜひ、今のうちにこの先進的なツールについてキャッチアップしてみてください!

▼本記事よりもアップデートが進んだAgentforceについて知りたい方は以下のブログをチェックしてみてくださいね!

少人数マーケティングに革新!SalesforceのAIツール「Agentforce for Marketing」を解説

また、Account Engagementを効果的に運用するには、適切なフロー設定が不可欠です。リードスコアリングやナーチャリングがうまく機能しないと感じる場合は、ぜひ以下のブログもチェックしてみてください。

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投稿者プロフィール
営業戦略部

営業戦略部(Customer Marketing Team)

カスタマーサクセスを目指し、マーケティング業務を行っている営業戦略部です。toBeマーケティングの自社マーケティングについて共有させていただきます。


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