
バッチを使用してデータローダーを自動で実行させる方法
Salesforce CRMの活用成功事例 6選のご紹介 〜顧客データ統合とDX推進のポイント〜
本資料は、Salesforce CRMを活用した顧客データの統合および業務プロセスのデジタルトランスフォーメーション(DX )に取り組む企業様の成功事例を多数ご紹介しております。
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皆さんは、データローダーを自動化して起動させる事が出来るのは知っていますか?
本記事では、データローダーを自動化すると便利な利用想定シーンや注意事項・簡単な設定の流れを紹介させていただきます。
※本記事ではWindows端末での利用を前提として紹介させていただきます。
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データローダーの自動起動の仕組み
まずは、データローダーを自動で起動する仕組みについて簡単に説明します。
データローダーは手動実行だけでなく、バッチファイルを作成し、タスクスケジューラを経由させることで自動起動することができます。
下記の図のように、外部システムなどから出力した顧客データなどを、データローダーがインストールされているWindowsPCの特定フォルダに出力します。
そして、タスクスケジューラにて設定した時間にデータローダーが自動で起動し、Salesforceにデータ連携を行うことが出来ます。
利用想定シーン
主に利用が想定されるシーンとしては下記のパターンが挙げられます。
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・取込み頻度や取込むファイル数が多く、手動でデータローダーを実行するのに手間がかかっている。
・基幹システムから連携される顧客や商談のデータを日時で更新する必要がある。
・本当は基幹システムとAPIで連携させたいが、基幹システム側がAPI連携対応不可。
・本当はAPIやETLツールで連携したいが予算が合わない。
・まずは安価でデータ連携できるようにしたい。
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注意事項
データローダーを自動化するにあたりいくつか考慮すべき注意事項があります。
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①深夜や早朝などの業務時間外などに自動起動したい場合、実行端末は起動させておく必要がある。
②エラーが発生した際の検知機能は組み込まれていないので、エラーが発生したか確認するには処理完了後にログを確認する必要がある。
③バッチ起動で指定したSalesforceユーザーのパスワードが変更されると、その都度再暗号化処理が必要になる。
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設定の流れ
現在データローダーをインストールすると、デフォルトで自動起動させるために必要なバッチファイル等は準備されているので、用意されているファイルを貴社用に変更することで、比較的簡単にデータローダーを自動化させることが出来ます。簡単に設定の流れをご紹介します。
~データーローダー設定の流れ~
①データローダーのインストール
②更新処理(Insert・Update・Upsert・Delete・Export)検討
③更新対象オブジェクトと対象項目の検討
④マッピングファイル(SDLファイル)の作成
⑤データローダーを実行するユーザー名と暗号化したパスワードファイルの準備と作成
⑥取込み対象のCSVファイルの用意 ※オブジェクト毎に分けて用意、ファイル名は固定
⑦取込み対象のCSVファイルを置くフォルダの検討
⑧データローダー起動時間の検討とタスクスケジューラの設定
※更新処理はオブジェクト毎に設定することが可能です。
詳細の手順(暗号化設定・マッピングファイルの作成・パスの指定方法等)に関しては、Salesforce社のヘルプページを参照ください。
最後に
データローダーを毎回手動で実行するのは手間がかかると思います。データローダーの運用を自動化して定期的に実行することは、Salesforceの運用をよりスムーズにすることが出来ます。ぜひ、参考にしていただけますと幸いです。
また弊社では、データローダーを自動起動する開発支援を行っております。APIやETLツールを導入するより比較的安価に構築することができますので、まずはデータローダーを自動化することから始めたい場合などにおすすめです!
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