
無料で使える「Data Cloud Provisioning」って何?Data Cloudとの違いを徹底解説!
Data Cloud の基本と活用法!
MA課題をデータで解決する
方法とは?
本ホワイトペーパーでは、Data Cloudの基礎を知りたい企業様や、データ活用を強化しマーケティング施策の効果を最大化していきたい企業様向けに、Data Cloudの導入・運用を成功させるためのポイントをご紹介いたします。
\詳細はこちらをクリック/
「Data Cloud Provisioning(データクラウド・プロビジョニング)」というものが、特定の契約をしている人なら無料で使えるようになりました。
でも、「プロビジョニングって何?」「Data Cloudって難しいんでしょ?」と感じている方も多いはず。ここでは、この無料サービス「Data Cloud Provisioning」を、専門知識なしで理解できるように、超シンプルに解説します!
toBeマーケティング株式会社では、CDP(カスタマーデータプラットフォーム)であるData Cloud の導入・活用をご支援しています。顧客データの統合、セグメンテーション、アクティベーションなどを通じて、データドリブンなマーケティングの実現に貢献します。
さらに、複数の支援パッケージをご用意しており、企業ごとのニーズに応じた柔軟なサポートが可能です。
Data Cloud Provisioningとは?
冒頭からもお伝えしている通り、Data Cloud Provisioningは、Salesforceが無料で提供してくれた基本ライセンスです。
このProvisioning(プロビジョニング)でできるのは、主に以下のことです。
データ統合の基盤づくり
複数のSalesforceの仕組み(組織)や、その他の外部にある顧客情報を集めてきます。
「田中太郎さんの携帯番号と、ウェブサイトのIDは、同じ人だ」とAIが判断し、バラバラだった情報を一つにまとめます(これを「ID解決」といいます)。
360度ビューの作成
統合されたデータを使って、「お客様の全て」が分かる統一された360度ビューを作れるようになります。
可視化と意思決定のサポート
まとめたデータをTableauなどのツールで見やすくし、経営判断や次の戦略を考えるのに役立ちます。

これらにより、データ取り込み、ID解決、インサイト計算、そしてTableauでの可視化(別途ライセンスが必要な場合あり)や取引先責任者レコードへの統合データ表示が可能になります。
対象者と開始日
項目 | 詳細 |
対象エディション | Enterprise Edition(EE)および Unlimited Edition(UE)以上のお客様 |
サインアップ開始日 | 2023年9月20日 (日本、オーストラリア、ニュージーランド地域のお客様は2023年12月18日より) |
アクセス方法 | Your Account (ユアアカウント)からサインアップすることでプロビジョニングを開始 |
無料版(Provisioning)と有料版(Data Cloud)の違い
無料で使えるのは嬉しいけれど、有料版の「Data Cloud」とは何が違うのでしょうか?
.
最大の違い:「アクション」機能が別売りです!
Data Cloud Provisioningは、データを「集めて、まとめて、眺める」ところまでが無料の範囲です。
.
機能 | Provisioning (無料版) | Data Cloud (有料版) |
データの統合 | できます! | できます! |
360度ビューの作成 | できます! | できます! |
ターゲット層の抽出(セグメンテーション) | 含まれていません | 含まれています |
外部システムへの施策実行(アクティベーション) | 含まれていません | 含まれています |
つまり、無料版は「データの準備と分析」がメインです。
集めてまとめたデータから、「次はこんなお客様だけにキャンペーンを送ろう!」と具体的にターゲットを選んで、メールなどを送る(アクティベーション)には、追加でクレジットを購入する必要があります。
まずは無料版で「顧客データ統合」の土台が作れることを確認し、手応えを感じたら有料の機能を追加するのが賢い使い方です。
Data Cloud Provisioningの始め方と注意点
誰が使えるの?
・SalesforceのEnterprise Edition(EE)またはUnlimited Edition(UE)以上をご利用のお客様です。
どうやって始めるの?
・Salesforceの画面右上の「設定の歯車アイコン」から「Your Account」に入り、サインアップすることで利用を開始できます。
始める前の注意点
・この機能はSandbox(テスト環境)では使えません。本番環境のみに設定されます。
・「Data Cloud Provisioning」は一つのアカウントにつき一つだけ作れます。
スムーズに始めるなら「Data Cloud Provisioning支援パッケージ」をご活用ください
「無料と言われても、結局どこから手を付ければいいかわからない...」という企業様のために、弊社ではData Cloudの導入と活用をサポートするパッケージをご用意しています。
パッケージ名 | こんなお客様にオススメ | できること |
Provisioning パッケージ | まずは無料範囲で 試してみたい | 無料範囲で「データの統合」と 「360度ビューの作成」までを最短で実現します。 |
PoC パッケージ | 将来の本格導入を 見据えて検証したい | 無料範囲に加えて、セグメンテーションやID解決など、 有料機能も含めた具体的な検証を行います 3。 |
あなたの会社の顧客データを「宝の山」に変える第一歩として、「Data Cloud Provisioning」をぜひご検討ください。
Data Cloud Provisioning支援パッケージの特徴
Data Cloudの導入・活用でお困りの際は、弊社のData Cloud Provisioning支援パッケージをぜひご検討ください 。
.

Tableau連携ダッシュボード提供
ダッシュボード3種類

パッケージに含まれるTableau連携のテンプレートは、以下の3種となります。
※テンプレートでは標準項目を利用し、お客様ごとのカスタマイズは含まれておりません。
※パッケージ導入後、別途ご要望に応じて追加ご支援可能です。
.
まとめ
Salesforceが提供するData Cloud Provisioningは、Enterprise Edition以上のお客様にとって、データの統合と顧客理解の深化へ無料で踏み出す絶好の機会です。
無償で提供されるData Cloud Provisioningは、既存のData Cloudと比べてセグメンテーション/アクティベーション機能は含まれませんが、統合された顧客360度ビューの構築という強力な基盤を築くことができます。
まずは「Your Account」からData Cloud Provisioningを開始し、提供される2つのユースケースからステップバイステップで実装を進めることをお勧めします。この無償の提供を最大限に活用し、ビジネスの成長を加速させましょう!
.
Data Cloud の基本と活用法!
MA課題をデータで解決する
方法とは?
本ホワイトペーパーでは、Data Cloudの基礎を知りたい企業様や、データ活用を強化しマーケティング施策の効果を最大化していきたい企業様向けに、Data Cloudの導入・運用を成功させるためのポイントをご紹介いたします。
\詳細はこちらをクリック/









