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【完全ガイド】Salesforce導入にかかる全費用を徹底解説!ライセンス価格と初期費用・カスタマイズの相場

Salesforce CRMの活用成功事例 6選のご紹介 〜顧客データ統合とDX推進のポイント〜

本資料は、Salesforce CRMを活用した顧客データの統合および業務プロセスのデジタルトランスフォーメーション(DX )に取り組む企業様の成功事例を多数ご紹介しております。

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【完全ガイド】Salesforce導入にかかる全費用を徹底解説!ライセンス価格と初期費用・カスタマイズの相場

「Salesforce(セールスフォース)の導入を検討しているけど、結局のところ、トータルでいくらかかるの?」

そう思ってこのページにたどり着いた方が多いのではないでしょうか?世界で一番使われているCRM/SFAプラットフォームだからこそ、失敗しないためにも、費用についてはしっかり把握しておきたいですよね。

実は、Salesforceの費用は大きく分けて「ライセンス費用(毎月の支払い)」と「初期導入・カスタマイズ費用(最初に払うお金)」の2つで決まってきます。この2つがわかれば、全体の予算感はバッチリです!

本記事は、Salesforce導入にかかるすべての費用を明らかにし、あなたの会社の規模やニーズに合わせた最適な予算を組むための完全ガイドです。最新のライセンス価格はもちろん、ウェブサイトには載っていない初期設定やカスタマイズの相場まで、プロがわかりやすく解説しますね。


toBeマーケティング株式会社では、Salesforceの導入から活用、運用支援までを幅広くサポートし、お客様のビジネス成長に貢献いたします。Sales Cloudの初期構築はもちろん、Account Engagement(旧Pardot)をはじめとする他のSalesforce製品との連携を見据えた最適なチューニングも可能です。

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さらに、顧客情報基盤の構築や営業活動の効率化、マーケティングとの連携強化を通じて、データに基づいた意思決定を実現できる体制づくりをサポートします。

詳細はこちらよりお気軽にお問い合わせください!

この記事を最後まで読めば、「導入費用が複雑でよくわからない…」という悩みは解消されますよ!


1. Salesforce 導入費用の全体像:3つの構成要素を知っておこう

Salesforceを導入するときにかかるお金は、大きく3つに分けられます。この構造を理解しておくと、業者さんとの打ち合わせもスムーズになりますよ。

費用カテゴリ

費用相場(目安)

発生時期

1. ライセンス費用

数千円〜数万円 / ユーザー / 月

毎月のランニングコストです

2. 初期導入・設定費用

数十万円〜数百万円

最初に一度だけかかる費用です

3. オプション・カスタマイズ費用

数十万円〜数百万円 (規模による)

最初に、または運用しながら発生します

特に注意が必要なのが「2. 初期導入・設定費用」です。ここは自社のリソースや、どこまで細かく設定を依頼するかによって大きく変動し、見落とすと「あれ、予算が足りない!」ということになりかねないので、要注意です!


2. ランニングコスト:主要製品のライセンス(エディション)価格

ここからは、毎月かかる「ライセンス費用」について見ていきましょう。Salesforceは「どの製品」の「どのエディション(機能のレベル)」を「何人のユーザー」が使うかで費用が決まります。

1. Sales Cloud(営業向け製品)の価格と機能比較

営業活動の中心となるSales Cloud(SFA/CRM)の最新の価格と主な機能です。あなたの会社の規模や使いたい機能に合わせて、最適なプランを選んでみてくださいね。

エディション名

価格(JPY/ユーザー/月)

契約形態

主な機能の特長

Starter Suite

3,000円

月払いまたは年払い

一番お求めやすい価格! 小規模向けで、商談・顧客管理など基本的な機能が揃っています。

Pro Suite

12,000円

年間契約

中小企業向け。売上予測や、レポートのカスタマイズなど、より本格的な機能が使えます。

Enterprise

21,000円

年間契約

最も多く利用されている標準エディション。ほとんどの機能が制限なく使え、API連携も可能です。

Unlimited

42,000円

年間契約

全機能が使い放題!AI予測や会話インテリジェンス、手厚いサポートも付いてきます。

Agentforce 1 Sales

66,000円

年間契約

AIをフル活用したい企業向け。Unlimitedの全機能に加え、AI機能や各種専門ツールがセットになっています。

【ちょっとシミュレーション】

例えば、営業部門50人でProfessional Suiteを使う場合、毎月のランニングコストは、$\text{12,000円} \times 50\text{ユーザー} = 600,000\text{円}$となります。

2. Service Cloud、Marketing Cloudなどの価格体系

Sales Cloud以外にも、様々な製品があります。

  • Service Cloud:カスタマーサポート向けの製品ですが、価格体系はSales Cloudとほぼ同じです。
  • Marketing Cloud:BtoC向けのマーケティング自動化ツールですが、これは個別見積もりです。機能やメール配信の規模によって価格が大きく変わるので、具体的な要件をSalesforceに相談する必要があります。

3. 初期導入コスト:設定・カスタマイズ費用の相場と変動要因(ここが一番大事!)

さあ、ここがこの記事の一番重要なポイントです!ライセンス費用はわかっても、Webサイトに載っていないのがこの初期導入コストですよね。

Salesforceをゼロから使えるようにするための「初期設定」や、自社の複雑な業務に合わせるための「カスタム開発」には、専門の知識が必要で、多くの場合、外部の導入支援パートナーに依頼することになります。

1. 初期導入費用の内訳と相場目安

導入パートナーに依頼した場合の費用の内訳と、だいたいの相場を見てみましょう。

費用カテゴリ

内容

相場目安

導入コンサルティング

「どういう業務を、どうSalesforceに落とし込むか」という設計の部分。

50万円〜200万円

初期設定・データ移行

ユーザー設定、アクセス権限の設定、今までの顧客データをSalesforceに入れる作業。

50万円〜150万円

カスタム開発・インテグレーション

標準機能にない特殊な機能の開発や、他のシステムとの連携。

100万円〜数千万円

【導入規模別の総額イメージ】

「うちはどのくらいかかりそう?」という疑問に答えるために、規模別の目安をまとめました。

導入規模

導入目的

初期費用総額

の目安

小規模

シンプルな営業管理のみ、ユーザーも少人数。

50万円〜150万円

中規模

標準機能ベースで運用しつつ、簡単なシステム連携もしたい。

200万円〜500万円

大規模

複数の部署で使い、複雑な業務フローを完全に再現したり、基幹システムとの高度な連携が必要。

500万円〜数千万円

2. カスタマイズ費用が大きく変わる3つの要因

特に費用が高くなるのは「カスタム開発」が必要なケースです。費用を抑えるためにも、何が要因で高くなるのかを知っておきましょう。

  1. 他のシステムとの連携(インテグレーション):
    • SFAのデータを会計システムに入れたい、自社システムと連携させたいなど、APIを使ったシステム間の連携は、工数がかかるため費用が上がります。
  2. プログラミング(Apexコード)の必要性:
    • Salesforceは設定画面でほとんどのことができますが、標準機能ではできない複雑な処理や特殊な画面を作成するには、プログラミング(Apexなど)が必要です。プログラマーの工賃は高くなる傾向があります。
  3. 導入パートナーの選び方:
    • 経験豊富なコンサルタントや、難しい案件の実績が多いパートナーに依頼すると、安心感はありますが、費用も高くなる傾向があります。

IV. 導入費用をムダなく最適化するための重要な注意点

「導入後に後悔した…」とならないために、費用を最適化するために知っておくべきルールが3つあります。

1. 一度契約したエディションは「グレードダウン」できない!

これは絶対に覚えておいてください。

Salesforceでは、上位エディションへのアップグレードは簡単にできますが、一度選んだエディションを下位(安いプラン)に戻すことはできません。

だから、「念のため、一番高いプランにしておこう」は危険です!使わない機能にお金を払い続けることになってしまいます。「まずは最低限の機能からスタートし、必要になったらアップグレードする」という考え方が、一番費用を抑える賢いやり方です。

2. 複数の製品を使うなら、エディションを統一しないといけない

営業部門でSales Cloud、カスタマーサポート部門でService Cloudのように、複数の製品を導入する場合、選ぶエディションのレベルを合わせる必要があります。

例えば、Sales Cloudで「Enterprise」を選んだら、Service Cloudも「Enterprise」にしなければなりません。「サポート部門は簡単な機能で十分だからPro Suiteで」という選択はできないんです。導入前に全部署の要件をしっかり確認しましょう。

3. 使いたい拡張機能に「エディション制限」がないか確認!

Salesforceの機能を強化する「アドオン(追加機能)」や「AppExchange(アプリストア)」の中には、「Enterprise以上のエディションでないと使えません」という利用制限があるものがあります。

もし導入したいアドオンがあるなら、必ず「どのエディションから使えるのか」を確認してから、ライセンスを選んでくださいね。


V. Salesforce導入費用と主要CRM/SFAの比較

「Salesforceはちょっと高そう…」と感じるなら、他社のCRM/SFAと比較してみるのも良いでしょう。特に、国産のツールは、日本の商習慣に合っていて、費用も抑えやすいものが多いです。

製品名

料金体系

特徴

Salesforce(Sales Cloud)

ユーザー/月 (3,000円〜)

カスタマイズ性が抜群!世界基準の拡張性と機能。

国産SFA/CRM(例: GENIEE SFA/CRM)

10ユーザー含むパック料金など

コストパフォーマンスが良く、日本の営業スタイルに特化。

Mazrica Sales

パック料金(5ユーザー含む)

AIが次のアクションを教えてくれる。直感的な使いやすさが人気。

HubSpot

パック料金(3ユーザー含む)

マーケティングに圧倒的に強い。無料で使えるツールもあります。

【大切なこと】

価格の数字だけで判断するのはもったいないです。「その費用を払うことで、どれだけ売上が上がるか(費用対効果)」を考えることが、最も重要ですよ!


まとめ:最適な導入費用を把握して、一歩踏み出そう!

Salesforce導入にかかる費用は、「毎月のライセンス費用」と「最初の初期導入・カスタマイズ費用」の2つで決まります。

特に、初期導入コストの相場を事前に知っておくことで、無駄な出費を防ぎ、予算内でスムーズに導入を進めることができます。

最適なプラン選びは、「今本当に必要な機能」、「ユーザー数」、そして「将来、どこまでSalesforceで拡張したいか」を考えることから始まります。

「うちの会社だと、初期費用はいくらくらいになりそう?」

「どのエディションが最適か、迷っている」

そんな不安や疑問がありましたら、ぜひお気軽に私たちにご相談ください。貴社の成長に合わせた最適なプランを一緒に見つけましょう!

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Account engagement初期セットアップに携わるカスタマーサクセスエンジニアチームでは、主にフォームSalesforceとの連携など設定関連のご支援を担当。エンジニアチームならではの視点で、今までの導入実績から得た技術面のTipsやナレッジ、検証結果などをご案内します。

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