GoogleデータスタジオでBI入門
2018.02.13
2024.06.19
突然ですが、
- Googl Analyticsのレポートは多機能だけど、どこに何があるか分からない
- 解析レポートは毎月カスタマイズしているけどExcel作業が面倒
といったことはありませんか?
そういったときにGoogleデータスタジオは最適かもしれません。
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Googleデータスタジオって何?
Googleデータスタジオに関して簡単にご説明すると、
・利用できる各種データを自分が見たい
・見せたい情報をグラフとして自由に配置できる
ツールです。
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このようなツールはBIツールと呼ばれ、Tableau、Domoなどが有名です。
Googleデータスタジオは、Googleが無償提供しているツールの一つです。
厳密にはGoogle アナリティクス 360 Suite という有償製品シリーズの1つで、現在はGoogle データスタジオ 360 の無償版として提供されています。
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Googleデータスタジオでできること
Google AnalyticsやGoogle AdwordsなどのGoogleサービスと接続できるのはもちろん、Excelデータをアップロードし分析することも可能です。接続したデータを折れ線グラフ、表、散布図などのグラフにすることができます。
データスタジオで作成したデータはGoogleドライブに保存され、共有設定することで複数の方が同じレポートを編集することができます。
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Googleデータスタジオはこれが便利!
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実際にGoogleデータスタジオを使ってみて一番便利だと感じているのは各種指標やコメントを自由に配置できることです。
例えば画像のように目標値を設定することで、パッと見たときに現状が良い状況なのか
何か手立てを打たないといけない状況なのかが判断ができます。
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Googleデータスタジオのデメリット
素晴らしいGoogleデータスタジオですが、少し気をつけた方が良い点もあります。
・ベータ版サービス
現在はベータ版サービスとなるのでサポートが期待できないのと、いつ仕様変更があるか分かりません。
原則としては自己責任で利用するサービスです。
・PardotやSalesforceのデータは簡単には取得できない
PardotのActivityデータやSalesforceデータはAPIを利用して接続する必要があります。
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Pardotとのデータ連動は「マーケティングダッシュボード(Wave版)」にて
素晴らしいGoogleデータスタジオですが、Pardot、Salesforceと連動して利用するのは難易度が高いです。
弊社で提供している「マーケティングダッシュボード(Wave版)」ではPardotのActivityデータも含め
解析できるものですので、よりPardotと連動した情報分析をされたい場合は是非ご検討ください。
※注:Pardot Activityデータを利用できるのはProライセンス以上となります。
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まとめ
Googleデータスタジオはベータ版ですがBIとは何かを手軽に試すには最適なツールだと思います。
各種データを扱われるマーケターの皆さんは是非お試しください!