Google Analytics(GA)で改善ポイントを見つける方法
2019.01.07
2023.08.03
<記事のポイント>
- Google Analytics (GA)はなんとなくたまに眺めるくらい...から脱脚できる
- 効果の高い改善ポイントが判断できる
- WEBサイトの改善アイデアが分かる
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GoogleAnalytics(GA)活用ポイント
Google Analytics (以下GA) は全てのページで設定しアクセス情報を取れるようにしているけれど、見ているのは四半期に一回コンバージョン者(問合せや資料請求)が3ヶ月でどれだけストックされたか定点観測する程度、という方は多いのではないでしょうか?
これでも十分GAを導入している効果ですが、せっかくなのでGAに備わっている数々の分析ソリューションを有効活用してみませんか?
GAの分析レポート
GAはコンバージョンデータを元に数々の分析レポートを標準で備えています。
- 閲覧数が多いページの上位
- 流入したページの上位
- 起点となった広告の種類
※上記をすべてコンバージョンした方でセグメント
このあたりはコンバージョン数チェックと共に確認する方が多いですが、この情報を3ヶ月に一度眺めても改善につながるでしょうか?
広告予算の最適配分はできそうですが、より多くコンバージョンするためのサイト改善については難しいかもしれません。
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改善ポイントを把握する方法
今回の主題はGAの「ナビゲーション」という機能を利用する方法です。
大きく下記4ステップです。
- ステップ1:該当レポートを表示する
- ステップ2:重要なページ(今回はフォーム)を表示
- ステップ3:フォーム流入が多いページを特定
- ステップ4:ページを分析し改善案を考える
実際のGA画面を元にご説明します。
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ステップ1:該当レポートを表示する
GAの行動 > サイトコンテンツ > すべてのページ で下記レポートを表示します
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ステップ2:重要なページ(今回はフォーム)を表示
フォームのURLを選択し、URL部分をクリックします。
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ステップ3:フォーム流入が多いページを特定
前の画像にある「ナビゲーション」というタブをクリックすると下記のようなレポート画面に遷移します。
ここで、「フォーム」に流入しているアクセスが多いページが一覧で表示されます。
上記画像では、「about」という会社概要説明のページからの流入が一番多いです。
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ステップ4:ページを分析し改善案を考える
実際に会社概要ページを閲覧します。
他のページと同様にヘッダーとフッター部分以外に「フォーム」につながるリンクやバナーはありません。
改善案としては、大きな余白があるのでこの部分を活用する方法を例として挙げます。
ここでは、具体的にある程度会社概要を見て問合せをしたい方の気持ちになって考えてみます。
「Pardotはこのまえセミナーを受講してなんとなく良さが分かった。だけど、もう少し詳細なデモを見てみたいな。」
といった方向けに、「詳細なデモのご依頼などもお受けしています!」といったメリットを訴求するバナーを作成しリンク先をフォームにすれば、以前よりも多くの流入が期待できそうです。
Pardotで個別のプロスペクトを判別しフォロー
GAのレポートを活用し改善方法をお伝えしましたが、Pardotをご利用であれば「フォーム問合せにはつながっていないがフォームを閲覧した人リスト」なども設定しておくことで自動的にリストをストックできます。
ご興味がある方は、弊社担当営業、またはコンサルタントまでご連絡ください。