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MA導入とデータ整備、どちらが先?Salesforce・Data Cloud時代の答えは「同時進行」

author システム管理者

date 2025.08.21

update 2025.08.21

tags CRMアセスメントサービス

tags  Salesforce

こんにちは、toBeマーケティング マーケティングチームです。

マーケティングオートメーション(MA)導入を検討される企業様から、よくこんな声をいただきます。

「MAの良さは分かった。でも、まず先にやるべきはデータ整備では?」

確かにこの考えは正しい部分もあります。しかし一方で、データ整備をすべて終えてからMAやCRM活用を始めようとすると、成果が出るまでの道のりが長くなり、ビジネスチャンスを逃すリスクも高まります。

特に最近は、生成AIやSalesforce Data Cloudといった高度なツールが普及し、導入スピードが競争力に直結する時代です。では、どう進めるべきでしょうか?


toBeマーケティング株式会社では、Salesforce環境の現状調査から改善提案、導入後の定着支援まで、MA(マーケティングオートメーション)活用に最適なCRM基盤づくりをワンストップでご支援する「CRMアセスメントサービス」をご提供しています。
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データ整備とは?まず押さえるべきポイント

BtoB企業における「データ整備」とは、主に以下のような作業を指します。

  • 名寄せ(重複排除)

  • データクレンジング(表記揺れや欠損の補正)

例えば、営業やイベントで集めた名刺情報は貴重な資産ですが、そのままでは重複や古い情報が混在しがちです。

重複定義の例:

  • 企業単位でまとめるのか?

  • 部署単位で管理するのか?

  • 個人単位で重複とみなすのか?

さらに、「どちらを残すか」「履歴や属性はどう扱うか」という判断も必要です。


「キレイなデータ」の基準を明確にする

企業名の略称(例:toBrMとtoBeマーケティング)、移転・合併の反映、住所表記の揺れ、項目の欠損...。
どれもデータの品質に直結しますが、一度整備しても時間の経過で必ず劣化します。

だからこそ、

  • 何をもって「キレイ」とするか

  • どこまでの状態を維持するか

を組織内で合意しておくことが大切です。


効率的に進めるための工夫

  • 名寄せキーの活用
    メールアドレス(特に@以降のドメイン)は有効な識別子です。ただしグループ会社や共有メールには注意。

  • 法人番号の付与
    国税庁の法人番号を付与すると、企業単位での正確な紐付けが可能になります。

  • 対象範囲の絞り込み
    全データを一度に整備しようとせず、マーケティングや営業で活用する優先データから始める。


Data Cloud時代のデータ整備の位置づけ

上述で「キレイなデータ」を効率的に進める方法をお伝えしましたが、全てを手動で行うには、あまりにも莫大な時間を要します。
以前は、こういったデータのクレンジング作業をメンバーが対応するか、あるいは外部へ依頼して行っていましたが、ここ数年で、Salesforce Data Cloudのように社内外の膨大なデータを統合できるツールが普及してきました。

データの運用体制や情報の保護への配慮に気を付けて導入する必要がありますが、Salesforce Data Cloudを活用すれば下記を実現することができます。

  • 顧客360°ビュー構築

  • Agentforce(Einstein AI)による正確なリードスコアリング

  • Agentforce(Einstein AI)を活用した商談分析や営業活動
  • パーソナライズメール配信の自動化(Account Engagement)

どれもCDPによって「正確で整理されたデータ」があってこそ、最大限の効果を発揮します。


結論:データ整備とMA導入は同時進行が正解

私たちが16年以上データ整備に携わってきた経験から言えるのは、「100%キレイなデータ」を作るのは容易ではないということです。

目的はデータ整備そのものではなく、そのデータを使って売上と利益を生み出すこと。
そのためには、今活用できるあらゆるツールを利用してデータの整備をスピーディーに行い、
同時並行で、Salesforce CRMやAccount Engagementの導入を進めることで、改善と活用のサイクルを回し始められます。


まとめ

・データ整備はAI活用やパーソナライズされたマーケティングをする上で必要不可欠だが、終わりのない作業

・名寄せやクレンジングは「基準の明確化」と「対象範囲の絞り込み」が鍵

・Data Cloudを活用することで、MA・CRMの導入/活用スピードを落とさずデータ整備を同時に進め、成果に繋げることができる

データとツールの両輪で、次世代のマーケティング基盤を構築しましょう。

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