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Dreamforce2017 レポート

author 鈴木 智也

date 2017.11.12

update 2019.10.31

tags イベントレポート

tags  Dreamforce, Pardot, Pardot, Salesforce,

Dreamforce2017 レポート

2017/11/6-9にかけて、サンフランシスコで開催されたSalesforceの世界的イベントDreamforceに参加してきました!初めてのDreamforceでしたが、その規模や会場の熱気に圧倒されるばかりでした。今回は現地で感じたこと、セッションに参加して得られた情報、これからの進む方向などについて所感を書いてみたいと思います。

Lightningへの力の入れ方が違う!


今回、10以上のセッションに参加したのですが、全体的に強く感じたことの一つにLightningの推進がありました。開発のスピードが上がることもありますが、Classicからの移行についても、大手の事例含め何度も紹介されていました。

日本でも、最近Salesforceを導入した企業はLightningでスタートをしているかもしれませんが、弊社も含めて、過去からClassicを利用している場合、切り替えることが難しいと考えている企業も多いのではないでしょうか。

今回のDreamforceに参加してみて、Lightningへの移行は「待った無し」だなと感じました。

Lightningへの移行時の進め方を紹介しているLightning Theaterブース

※Lightningへの移行時の進め方を紹介しているLightning Theaterブース

PardotとLightningの一体感が良い感じ

※PardotとLightningの一体感が良い感じです

Pardotで発見、Sales Cloudで顧客化、Service Cloudで維持


こちらは Small & Medium Business Keynote: Gear Up for Growth セッションでの模様です。FindはもちろんPardotの役割です。WinはSales Cloudの役割ですが、PardotがLightning画面と統合されたデモがいくつも紹介され、Sales Cloudとの一体感がかなり向上していました。そしてKeepのService Cloudでしっかり顧客を維持できる流れは、SMBに限らず、国にも依らずやはりCRMの基本ですね。この全てをSalesforceが一気通貫で用意しているところが、やはりすごい企業だなと、改めて感じました。

Small & Medium Business Keynote: Gear Up for Growthにて

※ Small & Medium Business Keynote: Gear Up for Growthにて

 

Sales Cloud Keynoteにて

※T-mobile社もPardotでリードをナーチャリングしていて、Einsteinも分岐条件に
※Sales Cloud Keynoteにて

Pardot 新機能に期待感!


Pardotのロードマップでは待ちに待った機能追加というべきものがありましたので紹介します。早く実現されると良いですね!弊社のPardot支援においても、お客様への提案幅が広がるので本当に楽しみです。特に自社サブドメインは機能追加の目玉かと思います。以下以外にも、Engagement Studioでメールの送信日付が指定できる機能や、OutlookからPardotメールを送信できる連携機能なども予定されているようです。

 

1)SSLで自社サブドメインが使えるようになります!

SSLで自社サブドメインが使える

 

2)Salesforce項目の差込み。項目連携の必要が無くなる?カスタムオブジェクトもOK?要チェックです。

Salesforce項目の差込み

 

3)Lightningのグローバル検索から検索ができるようになります。便利になりますね。

Lightningのグローバル検索から検索可能

 

4)Engagement StudioについてのコメントをChatterで送信できるコラボレーションの進化

Engagement StudioについてのコメントをChatterで送信できるコラボレーションの進化 

 

今回のまとめ


今回のDreamforceではたくさんの刺激をもらい、多くを学ぶことができました。私達は今、IoTやAIを活用する第4次産業革命の時代を生きていて、働き方やライフスタイルまで変化しようとしているといった、普段は意識することも無いようなことを教えてもらいました。マーク・ベニオフの基調講演にもありましたが、その進歩が良い方向にも悪い方向にも向かう可能性があるというのも確かにその通りだと思います。こういう時代を生きていく先駆者となるのがまさにTrailblazerであるという、Salesforceのマーケティングのうまさには脱帽しました。

英語の理解があればもっともっと刺激を受けられるでしょう。。本当に世界最大のテクノロジーカンファレンスですので、チャンスに恵まれた方は是非楽しんでください!

投稿者プロフィール
鈴木 智也

鈴木 智也(Tomoya Suzuki)部長

株式会社シナジーマーケティングにて、CRM/SFAの営業担当を経て、インサイドセールスの仕組みを構築、運用定着化を実現。その後、医療系システムの株式会社グッドサイクルシステムにて、システム導入支援およびカスタマーサポートの責任者を歴任。

toBeマーケティングでは、Pardotの初期導入サービスを担当。これまでの経験を活かし、技術的な面だけではなく運用定着、組織論を含めて幅広く支援中。また、サポートコミュニティの応対や既存ユーザーへの情報提供なども推進。


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