Marketing Cloud活用:Journey Builderで1to1コミュニケーションを強化
2024.09.26
2024.09.26
こんにちは。toBeマーケティング クリエイティブソリューションチームです。
以前の記事でMarketing Cloudの機能の概要についてご紹介させていただきました。今回はその中で、シナリオを作成する重要な機能「Journey Builder」について具体的なユースケースとメリットをご紹介します。
toBeマーケティング株式会社では、お客様のマーケティング成果の最大化を目指し、デジタルマーケティング施策の戦略策定支援から、実際のツールの導入支援、導入後の活用支援、運用業務まで、お客様のご状況や課題に合わせ、マーケティングパートナーとして幅広くお手伝いいたします。⇒ お気軽にお問い合わせください!
Journey Builderとは
Journey Builderを使うことで、複数のアクション(メールやアプリpushを使ったお知らせ、特定の期日まで待機など)を設定した一連のコミュニケーションを、配信の条件や、分岐など視覚的にわかりやすく確認しながら設定することができます。
1. その人だけのタイミングに合わせて、最適なメッセージを送る
オンラインショップで、特別なクーポンをメールなどで受け取ったことはありませんか。
クーポンがあるのでそのショップでお買い物をしよう!という動機付けにはなるのですが、長い期間を通じて利用していると、「あれ、このお店、毎年/毎月この時期にクーポンくれるのが決まっているのでは?」ということになんとなく気づいてしまうことはないでしょうか。
顧客がその状態になると、「次にクーポンが出る時に買おう」という思考になり、購入の意欲がそがれてしまうことになります。
特別なクーポンやプレゼントは、顧客によって違う特別なタイミング(たとえば、登録された誕生日や、会員登録の〇日目の記念日、もしくは顧客の居住地の天候情報などと連動させることも可能です)に送ることで、個人だけの特別な体験を提供することが可能です。
2. 行動によって変化する柔軟なコミュニケーションを実現する
また、Journey Builderでは、顧客の状態や、その経過中に起こった行動によって進行を分岐させることができます。
- メールの開封がない人にだけ、アプリpushで追加のお知らせを送る
- クーポンを配信した後に、クーポン利用がない(購入していない)人にクーポン期限のリマインドのメッセージを送る、購入した人にはサンクスのメッセージを送る
...といった、自然なコミュニケーションの流れを設定することができます。
こういった1to1のコミュニケーションを提供することで、売り上げや顧客の満足度を上げることや、顧客と送信者との関係性の強化につなげることができると考えられています。
顧客ファーストのコミュニケーションがなぜ必要か
Journey Builderを使って設定できるシナリオは、決して難解なものではなく、対面での営業や販売であれば、どなたも自然に取り入れている手法です。均一な「割引だから」「今お買い得だから」のアピールではなくて、「そのお客様にとって役立つ提案を」「役立つタイミングで」提供することで、成功した経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
こういったコミュニケーションを実現できる「Journey Builder」をぜひご活用ください。
まとめ
今回の記事では、Marketing Cloudの「Journey Builder」を使った効果的なコミュニケーション方法についてご紹介しました。Journey Builderは、顧客ひとりひとりにぴったりなタイミングで特別なメッセージを送ったり、顧客の行動に応じてシナリオを柔軟に変えたりできる便利なツールです。これを活用することで、顧客満足度を上げたり、売上を伸ばしたり、顧客との信頼関係をより強固なものにすることが期待できます。もし顧客に対して効果的なコミュニケーションをとりたいという要望をお持ちであれば、ぜひお気軽にご相談ください!
✔効果的なシナリオが実施できるのか想像できない
✔配信シナリオの更新方法がわからない
✔シナリオが増え、どのシナリオが効果的なのか解析したい
上記のようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ!弊社のMarketing Cloud運用サービスをご活用ください。
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