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Marketing Cloudとは? Marketing Cloudの概要と主要機能について

author クリエイティブソリューションチーム

date 2024.08.22

update 2025.04.01

tags MarketingCloud

tags  LINE, セグメンテーション, マーケティングオートメーション, メール

こんにちは。toBeマーケティング クリエイティブソリューションチームです。

今回は、One to One(1to1)のコミュニケーションを実現するために必要な機能を備えたMA(マーケティングオートメーション(以下、MA))ツール「Salesforce Marketing Cloud Engagement(以下、Marketing Cloud)」の主な機能をご紹介したいと思います。

toBeマーケティング株式会社では、Salesforce Marketing Cloudの導入から活用、運用までをトータルでサポートしています。
One to Oneのカスタマージャーニーを実現するために、お客様の課題や目標に合わせて最適なマーケティング戦略を策定し、その実行を支援いたします。
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さらに、弊社はSalesforce製品との連携に強みを持ち、初期構築から高度な活用、データ分析まで、専門的な知識と豊富な経験を活かしてお客様のマーケティング成果の最大化に貢献します。
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Marketing Cloud概要

Marketing Cloudとはセールスフォース社が提供するMAツールです。どんなことができるか簡単に説明させていただきます。

1. マルチチャネル配信ができる

MAツールといえば、メール配信がメイン機能になりますが、Marketing CloudではメールのほかにアプリPUSH配信・LINE配信・SMS配信ができます。いわゆるマルチチャネル配信を実現できる特徴がございます。メールで開封しなかったユーザーに対してLINEの配信やアプリのPUSH配信をして、見逃したユーザーに対して別のアプローチをすることができます。

2. ユーザーとOne to Oneのシナリオを実現

ユーザーの最適なタイミングでユーザーごとに適したコンテンツの配信が可能になります。1対多ではなく1対1でコミュニケーションを取っているようなコンテンツを作成することができます。ユーザー側も必要な情報を取得することができるため、高い満足感を得ることができます。

3. Service Cloud、Sales Cloudとの連携力

Service Cloud、Sales Cloudなど、いわゆるCRM側のライセンスがあれば、顧客データをMarketing Cloudにシームレスに連携することができます。セールスフォース社のCRMツールとMarketing CloudをつなぐMC Connectというコネクターがあり、UI画面上で連携データを設定することができるので比較的容易につなぐことが出来ます。

4. 顧客データのセグメントやデータ生成などの自動処理ができる

Marketing Cloudでは外部システムとの連携や、連携された顧客データのセグメント、SQLを使用してデータの生成など、決められた時間で自動で動かすオートメーション機能があります。これらの機能を利用することで配信のセグメントから各種配信を自動化するこができます。

※SQLとは...
データベースを操作するための言語

Marketing Cloudの主要アプリケーション

続いてMarketing Cloud内にあるアプリケーションを簡単にご説明します。
今回は、特に使用頻度の高いアプリケーションについてご紹介します。

1.Email Studio

メール作成から配信データ作成、配信設定を一気通貫で行うアプリケーションです。

【Email Studioで出来る事】

・配信するデータ作成/リストの管理

・メールコンテンツの作成

・メール配信設定

・ABテスト

・トラッキング

・送信者名や送信アドレス設定など

Email Studioではデータエクステンションと呼ばれるデータテーブルの作成・管理ができます。

データエクステンションは配信に使用する顧客データだけではなく、購買データや店舗データなども取り込むことができます。

2.Automation Studio

データ生成やフィルタリング、セグメント処理など、Marketing Cloudでできる処理を自動化できるアプリケーションです。

【Automation Studioでできる事】

・データの連携(インポート・エクスポート処理)

・SQLを使用したセグメント処理

・メール配信

・LINE・アプリPUSH配信

・データ更新処理

・スクリプト処理

上記のような処理を自動化設定することができます。
例えば日次で自動化設定すれば、SQLでセグメント化したデータの生成からメール配信一連の流れを
毎日自動的に行ってくれます。

3.Journey Builder

ユーザーとのOne to Oneシナリオを実現するアプリケーションです。
Journey Builderの配信は、最適なタイミングで様々なチャネルにメッセージを配信することが可能になります。

【Journey Builderでできる事】

・ユーザーの属性情報や行動をトリガーにした配信

・メール、LINE、アプリPUSH、SMSなど各チャネルでのシナリオ配信

・マルチチャネル配信

・特定の条件に合致したユーザーをシナリオから離脱、または分岐処理させる

・コネクタでMCと接続されている場合、Sales Cloud・ServiceCloudに連絡先データに紐づくデータエクステンションのデータを返せる

ユーザーの行動や属性情報によりシナリオ分岐させることで、送りたいメールを分けたり、様々なアクションを起こすことが可能です。

例えば、Journeyフロー上にあるメール配信アクティビティから配信されたメールをクリックしたユーザーは、未クリック・クリックユーザーに分岐することができます。
また、
それぞれユーザーに送りたいコンテンツを変更することも可能です。

4.Contact Builder

Contact BuilderはMarketing Cloudにあるユーザーの属性データを一元管理するアプリケーションです。すべてのユーザー情報はContact Builderにある『すべての連絡先』に保管され、管理することができます。

【Contact Builderで出来る事】

・データエクステンションの作成

・モバイルリスト作成

・連絡先キーをベースにした各種データとのリレーション設定

・CRMコネクタの設定

・『すべての連絡先』のレコード削除

各種データエクステンションは連絡先キーでリレーション設定することで、Journye buiderの条件分岐で使用することができます。

例えば、購入回数が保管されたデータエクステンションが『すべての連絡先』に紐づけされている場合、Jouneyシナリオ上の分岐処理で公開数が保管されたデータエクステンションを条件設定することができます。

5.Content Builder

メール、アプリPUSH、LINEなどの各チャネルのコンテンツ作成や、コンテンツで使用する素材のアップロードやコンテンツ管理を行うアプリケーションです。

【Contact Builderでできる事】

・各チャネルコンテンツの作成

・素材アップロード

・コンテンツ管理

・テンプレート作成

・コンテンツブロック作成

・AMPScript実装

AMPscriptとはMarketing Cloud独自のスクリプト言語です。このスクリプトを使用することで、ユーザー属性情報ごとに動的な出し分けコンテンツを作成することができます。そのため、よりパーソナライズされたコンテンツを作ることができます。

今回は以上となります。

Marketing Cloudは、セグメントをしてマルチチャネルにコンテンツ配信をおこなうことができます。その他にも多くの機能を備えておりますが、その分奥が深く活用しきれていないことが多いMAツールとなりますので、ぜひお困り事がございましたら弊社にお問い合わせください。
クリエイティブソリューションチームのブログでは、Marketing Cloudでつまづきやすい箇所の解決策やツールの活用方法などを引き続きお伝えしていきます。 

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クリエイティブソリューションチーム(CreativeSolution Team)

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