展示会後の成果に差がつく! Salesforce×Data Cloudで動くシナリオ設計
2025.06.26
2025.06.26
「イベントは成功したけれど、その後の成果に繋がらない...」
Salesforce(CRM)を導入されている企業様から、このようなお悩みをよく耳にします。
最近では、こうした「成果につながるデータ活用」に向けてCDP(カスタマーデータプラットフォーム)であるData Cloudの活用も注目されています。
展示会、セミナー、ウェビナーといったBtoBイベントでは、参加者データをいかに活用するかが、営業成果に直結します。本コラムでは、toBeマーケティング株式会社が提供するシナリオテンプレートやAccount Engagement(旧Pardot)の活用方法を通じて、Salesforce(CRM)を最大限に活用し、イベントの"その後"を劇的に変える方法をご紹介します。
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toBeマーケティング株式会社では、CDP(カスタマーデータプラットフォーム)であるData Cloud の導入・活用をご支援しています。顧客データの統合、セグメンテーション、アクティベーションなどを通じて、データドリブンなマーケティングの実現に貢献します。
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さらに、複数の支援パッケージをご用意しており、企業ごとのニーズに応じた柔軟なサポートが可能です。
⇒ 詳細はこちらよりお気軽にお問い合わせください!

本資料では、Data Cloudの基本的な機能や役割を解説し、MA(マーケティングオートメーション)との連携によって実現するデータ活用の具体的な方法を紹介しています。分散したデータの統合やSalesforce(CRM)環境の複雑さに課題を感じている企業に向け、導入・運用の成功ポイントも解説。 こんな方におすすめです!
- Salesforce(CRM)組織が複数あり、データ統合が難しい
- 請求先単位の分断で売上集計が困難
- 外部データの取り込みや分析がしづらい環境にある企業
戦略的な「シナリオ設計」で成果を最大化
toBeマーケティング株式会社では、上記のような課題を抱える企業様向けに、「やるべきこと」をテンプレート化したシナリオを提供しています。
特に「Account Engagement(旧Pardot)」を活用した「シナリオ10選」は、実際の現場で使用されている実践的なテンプレートです。 このシナリオは、単なるメール配信の自動化に留まりません。例えば、「どのような業界をターゲットにするか」「KPIをどこに設定するか」、またイベント開催後には「来場者へ何回メールを送るべきか」「反応があった場合の次のアクションは何か」といった具体的な流れが設計されています。
一連の流れを自動化し、分岐設計まで含めて構築できるのが特徴です。テンプレート化されたシナリオを活用することで、専門知識がなくても戦略的なマーケティング施策をすぐに実行できます。
イベントごとのシナリオは、Account EngagementのEngagement Studio機能で簡単に設計可能です。特別な知識がなくても、一つ一つのパーツがコンポーネント化されており、それらを配置していくだけでシナリオが完成します。
イベント開催後のアクションを見据えたシナリオ設計は非常に重要です。最初に「何を達成したいのか」を明確にすることで、営業との連携もスムーズになり、迷うことなく戦略的にマーケティングを進めることができます。
データの質が、営業を変える
マーケティング部門から営業部門へリードを引き継ぐ際、名刺データだけでは十分ではありません。マーケティング担当としては、"なぜその人がイベントに来場したのか"まで説明できる「ストーリーが見えるデータ」を作成できるのが理想的です。
例えば、次のような情報があれば、営業担当者は「なぜこの相手にアプローチすべきか」が明確になり、動きやすくなります。また、より適切なアクションを取ることが可能になります。
• 来場目的:「AIの活用について相談したい」
• 関心テーマ:「DX事例の展示を熱心に見ていた」
• 履歴:「昨年のイベントにも来場。今回は別の製品に興味があるようだ」
このように、営業担当者が「動ける理由」を持てる、質の高い「意図を読み取れるデータリスト」を作成することで、マーケティングと営業の連携が強化され、成果に繋がりやすくなります。
Salesforce(CRM)では、名刺情報だけでなく、行動ログに基づいた現在の興味関心度を数値化した「スコアリング」と、役職や業界といった「グレーディング」の両軸でリードを評価できます。これらを組み合わせることで、より確度の高いリードを抽出し、営業効率を大幅に向上させることが可能です。
Data CloudとAIで、マーケはさらに進化する
マーケティングオートメーションや営業支援の高度化において、今後鍵となるのがAIとCDP(カスタマーデータプラットフォーム)の活用です。
CDPとは /pardot_blog/crm_1/202505220923.html
株式会社セールスフォース・ジャパン社では、すべてのプロダクトの中心にCDPである「Data Cloud」を据える戦略を進めており、toBeマーケティング株式会社でもその設計・活用支援を本格化させています。
従来のCRMやMAは「業務に最適化」されたツールでしたが、データを横断的に分析したり、AIに活用するには限界がありました。株式会社セールスフォース・ジャパン社が提供する「Data Cloud」では、顧客IDを統合し、ファーストパーティデータはもちろん、イベントデータ、インテントデータ、さらには外部のサードパーティデータまでを一元的に紐づけます。
この一元化によってAIの効果が最大化し、1to1マーケティングの精度も大きく向上、次世代のマーケティングが実現可能になります。
なお、AIを活用するには正確なデータが不可欠であり、入力ミスやカタカナ表記、半角・全角表記、「株式会社」などの表記ゆれを防ぐデータクレンジング(正規化)が重要です。
Salesforce(CRM)では、EFO(エントリーフォーム最適化)や、会社名入力時のサジェスト機能など外部APIを導入しています。Sansanのデータハブも活用しており、もし入力時にミスがあっても、正規化された企業情報をCRMに保存できます。
まとめ
正しいデータを整備し、最適なタイミングで、最適なコンテンツを届ける。AI時代のマーケティングで問われるのは、「設計力」と「データの活用力」です。
toBeマーケティングは、Salesforce(CRM)の導入から運用、そしてCDP/Data Cloudの活用支援まで、伴走型で支援いたします。マーケティングで成果を出すための「次の一手」、まずはシナリオの設計から始めてみませんか?
✔︎自社に最適なポータルサイトの設計や構築方法が分からない方
✔︎顧客とのやり取りを効率化する仕組みがなく、業務負荷が高いと感じている方
✔︎既存のWebサイトではカスタマーサクセスやサポート体制を十分に提供できていない方
上記のようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ!弊社サービスをご活用ください!
\お困り事はお気軽にご相談ください/

本資料では、Data Cloudの基本的な機能や役割を解説し、MA(マーケティングオートメーション)との連携によって実現するデータ活用の具体的な方法を紹介しています。分散したデータの統合やSalesforce環境の複雑さに課題を感じている企業に向け、導入・運用の成功ポイントも解説。 こんな方におすすめです!
- Salesforce組織が複数あり、データ統合が難しい
- 請求先単位の分断で売上集計が困難
- 外部データの取り込みや分析がしづらい環境にある企業