
専門用語なし!Marketing Cloud Engagement 導入1ヶ月目にやることを現役PMが解説
「Marketing Cloud Engagement(MC)を導入したけれど、多機能すぎて何から手をつければいいかわからない…」
そんな悩みを持つ新任担当者の方は少なくありません。高機能なツールだからこそ、最初の一歩を間違えると「宝の持ち腐れ」になってしまうことも。
今回は、数多くの導入支援を行ってきた現役プロジェクトマネージャー(PM)が、導入後の最初の1ヶ月で「これだけはやっておきたい」3つのことを、難しい専門用語を使わずに解説します!
toBeマーケティング株式会社では、Salesforce Marketing Cloudの導入から活用、運用までをトータルでサポートしています。One to Oneのカスタマージャーニーを実現するために、お客様の課題や目標に合わせて最適なマーケティング戦略を策定し、その実行を支援いたします。
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1. 「誰に・何を」送るか? データの棚卸し
Marketing Cloud Engagement(MC)は、魔法の箱ではありません。中に入れる「顧客データ」がバラバラだと、正しいメッセージは届けられません。
やるべきこと:
自社にどんな顧客データ(名前、メールアドレス、購入履歴、最終ログイン日など)があるかを確認し、Excelなどで整理しましょう。
PMのアドバイス:
最初からすべてのデータを使おうとしないのがコツです。「まずは氏名とメールアドレスだけで、挨拶メールを送る」といった、シンプルな形からスタートしましょう。ただし、メールをしっかり届けるためには、送信元の信頼性を育てるための『IPウォームアップ』という大切な準備が必要です。
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2. 「最初のご挨拶」を自動化してみる
Marketing Cloud Engagement(MC)の最大の魅力は、顧客の行動に合わせて「自動で」メールが届く仕組み(シナリオ)です。まずは、最もシンプルで効果が出やすい「サンクスメール」を設定してみましょう。
やるべきこと:
資料請求や会員登録をしてくれた直後に、「ご登録ありがとうございます!」というメールが自動で飛ぶ設定を1つだけ作ってみます。
PMのアドバイス:
複雑な条件分岐(Aならこれ、Bならこれ)は後回しでOK。「登録されたら、すぐ送る」という一番太い線を作るだけで、顧客体験は劇的に向上します。あとでシナリオを変えたくなったときのために、シナリオの開始から終了までの期間はあまり長くせず、条件分岐はシンプルにしておくのがおすすめです。また、短期間に他のメルマガと内容が重複して届くのを防ぐため、ジャーニーの設定で『再エントリー(再入室)の制限』を最初にかけることを忘れないようにしましょう。これが運用の安全性を高めるプロの鉄則です。
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3. 「健康診断」の担当者を決める
Marketing Cloud Engagement(MC)は、一度設定して終わりではありません。メールが届いているか、エラーが起きていないかを定期的にチェックする必要があります。
やるべきこと:
「週に一度、配信結果の数字を見る人」を社内で決めてください。
PMのアドバイス:
難しい分析は不要です。「先週より開封率は上がったか?」「バウンス(配信エラー)で戻ってきていないか?」とレポートを眺めるだけで十分。早めに「いつもの状態」を知っておくことが、トラブルを防ぐ近道です。もし、より詳細な分析やバウンスなどによる『なぜかメールが届かない』原因を特定したくなったら、こちらの記事が参考になります。
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【まとめ】1ヶ月目は「慣れる」ことが最大の成功

Marketing Cloud Engagement(以下、MC Engagement)を導入した最初の1ヶ月目は、100点満点の高度な活用を目指す必要はありません。
まずは以下の3つのステップを確実にクリアし、「狙った通りのメールを、狙った相手に自動で1通届けられるようになること」、そして「ツールに慣れること」が最大の成功です。
データの棚卸し: まずは氏名とメールアドレスなど、シンプルなデータ整理から始める(IPウォームアップも忘れずに!)
最初の自動化: 最もシンプルで効果が出やすい「サンクスメール」のシナリオを1つだけ作ってみる
健康診断の担当者決定: 週に一度、配信結果(開封率やバウンス)をチェックする体制を作る
これらをクリアする頃には、Marketing Cloud Engagement(MC)の可能性がもっと見えてくるはずです。将来的にデータを統合して可視化したいとお考えなら、こちらの記事もおすすめです。
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