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【対応必須化!】Account Engagement (旧 Pardot)のSalesforceシングルサインオン設定【パターン1】Sales CloudまたはService Cloudライセンス利用


このブログでは、2021年2月15日以降 Account Engagement (旧 Pardot)アカウント単体ログインの廃止に伴い、すべてのAccount Engagement (旧 Pardot)ユーザをSalesforce のいずれかのユーザに対応付ける「シングルサインオン(SSO)設定」について解説します!

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■Account Engagement (旧 Pardot) シングルサインオン設定とは?

Spring '21 リリース (2021 年 2 月 15 日) 以降、Account Engagement (旧 Pardot) 単体ユーザでのログインが廃止され、すべてのユーザは Salesforce シングルサインオン (SSO) を使用する必要があります。つまり、2021年 2月15 日までに Salesforce SSO が有効になっていない Account Engagement (旧 Pardot) ユーザはすべて、Salesforce ユーザに接続されるまで Account Engagement (旧 Pardot) にログインできなくなります。そのため、すべてのAccount Engagement (旧 Pardot) ユーザはいずれかの Salesforceユーザと対応付けする必要があります。それが "シングルサインオン設定(SSO)"となります。

■Account Engagement (旧 Pardot) シングルサインオン設定の対象者は誰?

Account Engagement (旧 Pardot) ユーザは 下記2つのログイン方法のどちらかで Account Engagement (旧 Pardot) にログインしています。

  1. Account Engagement (旧 Pardot) ログイン情報を使用する直接ログイン
  2. Salesforce ログイン情報を使用するシングルサインオンによるログイン

現在、ユーザ設定に応じて、ログイン方法の一方、または両方を使用できています。ですが、2021 年 2 月 15 日にAccount Engagement (旧 Pardot) ログイン情報を使用する直接ログインのサポートは終了するため、Account Engagement (旧 Pardot) にアクセスするすべてのユーザが 「2. Salesforce ログイン情報を使用するシングルサインオンによるログイン」方法でログインすることを要求されます。つまり、「Account Engagement (旧 Pardot) ログイン情報を使用する直接ログイン」しているAccount Engagement (旧 Pardot) ユーザが、シングルサインオン設定(SSO)の対象となります!

▶Account Engagement (旧 Pardot) ログイン情報を使用する直接ログインユーザの確認方法①


▶Account Engagement (旧 Pardot) ログイン情報を使用する直接ログインユーザの確認方法②


■Account Engagement (旧 Pardot) シングルサインオン設定はいつまでにすればいいの?

2021 年 2 月 15 日に、Account Engagement (旧 Pardot) ログイン情報を使用する直接ログインのサポートは終了し、Account Engagement (旧 Pardot) にアクセスするすべてのユーザには Salesforce ログインを使用するシングルサインオンが要求されます。なので、2021年2月15日までにはすべてのユーザが Salesforce ユーザに接続されている状態にしておきましょう!

■Account Engagement (旧 Pardot) シングルサインオン設定 何をすればいいの?

【事前準備】

・設定には「SalesforceおよびAccount Engagement (旧 Pardot)のシステム管理者権限」が必要です
・設定には「SalesforceおよびAccount Engagement (旧 Pardot)へのログイン」が必要です
・設定には「Sales Cloud または Service Cloud のライセンス」が必要です
※Sales Cloud or Service Cloud ライセンスを取得できない場合「Identity ライセンス」を使用することができます

【設定の流れ】

ここから、Salesforceナレッジ記事「Account Engagement (旧 Pardot) ユーザ移行管理ガイド」に沿って具体的な設定の流れをご案内します。

【手順➀】Salesforce-Account Engagement (旧 Pardot)コネクタをアップグレードする

この手順はシングルサインオン(SSO)とは直接的に関係はないため、スキップいただくことができます。
※コネクターについてはヘルプ記事Salesforce-Account Engagement (旧 Pardot) コネクターの v2 へのアップグレードに関する考慮事項」をご参照ください。


【手順②】Account Engagement (旧 Pardot)およびSalesforceでのユーザレコードを作成する

●Salesforce 側ユーザ:
Sales Cloud または Service Cloudライセンスを付与したSalesforceユーザを新規作成 or 既存の該当ユーザを確認します

●Account Engagement (旧 Pardot) 側のユーザ:
Account Engagement (旧 Pardot)ユーザを新規作成 or 作成済みAccount Engagement (旧 Pardot)ユーザ(単体ログイン)を確認します


【手順③】ユーザをマッピングし、Salesforce シングルサインオンを有効化する

該当ユーザを選択後、「ユーザを編集」をクリック

[CRMユーザー名]項目で対応付けするSalesforceユーザを選択し、[ユーザを保存]をクリック

[CRMユーザー名]の右に表示される[Salesforceシングルサインオンを有効化]をクリックし、「Salesforceシングルサインオンが有効」と表示されたら完了

【手順④】Account Engagement (旧 Pardot) ユーザへ変更を連絡する

●作成済みのSalesforceユーザをマッピングしたユーザ:
今までどおりの「Salesforce ログイン情報」でAccount Engagement (旧 Pardot)にログインすることができます。

●新しくSalesforceユーザを作成しマッピングしたユーザ:
新規作成した Salesforce ユーザのメールアドレス宛に Salesforce から通知メールが届きます。通知メールが届いたら「アカウントの確認」からログインパスワードを設定します。Account Engagement (旧 Pardot) へのログインはスタンドアロン Account Engagement (旧 Pardot) アプリケーション (pi.pardot.com) から Account Engagement (旧 Pardot) にアクセスし、[Salesforce でログイン] ボタンからログインします。

以上が、Account Engagement (旧 Pardot) のSalesforce シングルサインオン設定(SSO)の流れとなります!


Sales Cloud または Service Cloud のライセンスを必要としない Account Engagement (旧 Pardot) 専用ユーザのシングルサインオン設定(SSO)はどうしたらいいのかは、「2021年2月から必須となるAccount Engagement (旧 Pardot) の Salesforce シングルサインオン設定(SSO)を解説!パターン②」のブログをご覧ください!

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MAnavi チーム
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