
失敗しない!Salesforceパートナー選び方ガイド | 導入成功のための「10の質問リスト」と規模別最適解
Salesforce CRMの活用成功事例 6選のご紹介 〜顧客データ統合とDX推進のポイント〜
本資料は、Salesforce CRMを活用した顧客データの統合および業務プロセスのデジタルトランスフォーメーション(DX )に取り組む企業様の成功事例を多数ご紹介しております。
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Salesforceを導入したり、もっと活用したいと考えている企業の皆さん、こんな風に悩んでいませんか?
・ 「Salesforceパートナーってたくさんありすぎて、どこに相談したらいいのか、さっぱり分からないんだよね…」
・ 「実績や価格だけで選んで、結局現場で使われないシステムになったらどうしよう?」
・ 「私たちの会社の業務や目標に、本当に寄り添って一緒に走ってくれる相手を見極めたい!」
Salesforceを導入する目的は、システムを入れること自体じゃないですよね。本当に成功と言えるのは、システムが業務にしっかり定着して、継続的に活用され、最終的にビジネスの成果に繋がった時です。そして、この成功を左右する一番のカギが、最適なSalesforceパートナー選びなんです。
この記事では、基本的な知識はもちろん、資格や実績といった表面的な情報だけでは見抜けない「本当に大切な見極めポイント」を徹底的に解説します。会社の経営層、事業責任者、担当者の皆さんが、自社の規模や目的にぴったり合うパートナーを見つけて、導入を成功させるための実践的なチェックリストとして、ぜひ活用してくださいね!
Salesforceパートナーって何?役割と種類を知ろう
まずは、Salesforceパートナーの基本的な定義や役割、そしてどんな種類があるのかを見ていきましょう。
Salesforceパートナーの役割って?
Salesforceパートナーは、Salesforce社に認定された、導入からカスタマイズ、運用、業務改善までを専門的にサポートしてくれる会社のことです。ただシステムを構築するだけじゃなく、クライアントの業務上の課題を深く理解し、Salesforceというプラットフォームを使って会社全体の変化(DX)を応援してくれる相棒のような存在なんです。
パートナーの主な3つのタイプ
Salesforceパートナーは、提供するサービスや得意な分野によって、主に次の3つのタイプに分けられます。皆さんの導入目的や今のフェーズに合わせて、どのタイプの会社が最適かを見極めるといいですよ。
導入を失敗しないための「本当に大事な3つの視点」
Salesforce導入の失敗談の多くは、「技術力が高い」「資格が多い」という点だけでパートナーを選んでしまったことが原因なんです。もちろん、システムをしっかり作れる能力は大切ですが、それ以上に重要なのが、客観的なデータだけでは分からない「業務への真剣なコミットメント」です。
視点1:技術力より「業務コンサルティング力」
システムは作れても、現場の業務の流れや課題を深く理解できていないと、誰も使ってくれないシステムが出来上がってしまいます。本当に優秀なパートナーは、Salesforceの機能の説明を始める前に、まず皆さんの事業内容、営業やマーケティングの現状のプロセスを徹底的にヒアリングしてくれます。
ここをチェック!
・ 提案書通りに作るだけでなく、業務設計についてフィードバックをくれるかな?
・ 「なぜこのプロセスをシステム化したいのか」という本質的な理由を掘り下げてくれるかな?
・ 私たちの会社と同じ業界の業務フローや専門用語をちゃんと理解してくれているかな?
視点2:短期導入で終わらない「中長期の伴走・定着サポート体制」
Salesforceは、システムを導入前よりも、導入後のほうが大事なんです。現場にシステムが定着して成果が出るまでには、「担当者教育」「活用状況のチェック」「改善の提案」といった継続的なサポートが欠かせません。
ここをチェック!
・ 導入後のサポート体制(担当者は専任?返信の速さ、どこまで見てくれる?)がハッキリしているかな?
・ 定着のための支援(マニュアル作成、研修、活用のためのアイデア)を具体的に提供してくれるかな?
・ 運用が始まった後の改善提案まで、契約に含まれているかな?(追加料金になるかどうかも確認)
視点3:最適な方法を提案できる「柔軟な対応力」
Salesforceの標準機能はとても便利ですが、複雑な業務にはカスタム開発が必要なこともあります。開発は費用も期間もかかってしまうので、それを安易に提案せず、「できるだけ標準機能で対応する方法」と「カスタム開発が本当に必要なところ」を明確に区別して提案できる柔軟な考え方が必要です。
ここをチェック!
・ 「標準機能でできること」と「カスタムが必要なこと」の境目をしっかり説明してくれるかな?
・ この機能が欲しい、と伝えた時に、いくつかの別の代替案も提案してくれるかな?
・ 将来的に機能を増やしていくことを考えて、拡張しやすいシステム設計をしてくれるかな?
目的別・規模別で考える最適なパートナーの選び方
皆さんの会社の目的や規模によって、重視すべきパートナーのタイプは大きく変わってきますよ。
目的別:「何を達成したいか」で選ぶ
規模別:会社の規模・体制で選ぶ
これで決まり!パートナー見極めのための「10の質問リスト」
パートナー企業への提案依頼や初回ヒアリングの時に、ぜひ投げかけてほしい具体的な質問をまとめました。この質問で、表面的な情報ではなく、「本当の業務理解度」と「相棒としての信頼性」を見極めましょう!
業務・課題理解度をチェックする質問(コンサルティング力)
「弊社のこの課題に対して、Salesforceの標準機能だけで、どんな解決策を提案しますか?」
⇒ 安易にカスタム開発を勧めない姿勢と、標準機能への深い知識があるかを見ます。
「御社がサポートした同業他社の導入事例で、プロジェクト開始後に発覚した意外な問題と、どう解決したかを具体的に教えてください。」
⇒ 過去の経験から得た業界の知見と、トラブル対応力をチェックします。
「要件定義を進める中で、弊社の業務プロセスで非効率な点について、Salesforceとは関係なく、改善すべきところがあれば指摘していただけますか?」
⇒ システムありきではなく、業務改善を本質的に考えてくれているかを見ます。
技術力・開発体制をチェックする質問(確実性)
「Salesforce導入後、既存の基幹システム(ERPなど)とのデータ連携をどうやりますか?連携後のデータの整合性をどう保つか、御社の考えを教えてください。」
⇒ 複雑なシステム連携の技術力と、データの品質への意識をチェックします。
「このプロジェクトにアサイン予定の担当コンサルタントが持っている認定資格と、その人が得意なことや経験したプロジェクトを教えてください。」
⇒ 会社の資格保有数ではなく、実際に担当する個人のスキルを見極めます。
「プロジェクトの途中で仕様変更や機能追加があった場合、対応の可否や追加費用の計算方法はどうなりますか?」
⇒ 開発プロセスの透明性と、柔軟性・コスト管理への意識をチェックします。
運用・費用・伴走体制をチェックする質問(信頼性)
「導入後に現場へ定着させるために、御社はどんなトレーニング、マニュアル作成、運用サポートを提供してくれますか?」
⇒ 構築後の定着への意欲と、具体的なサポート内容をチェックします。
「プロジェクトが失敗・遅延するリスクについて、御社はどんなチェック体制と対応策をとりますか?」
⇒ リスク管理体制と、問題が起きる前に解決しようとする能力をチェックします。
「御社のサポート体制は、どのようなSLA(サービス品質保証)に基づいていますか?特にトラブルが起きた時の対応時間について教えてください。」
⇒ 導入後のサポートの質と、緊急時の対応能力をチェックします。
「御社のプロジェクトの成功指標(KPI)は、Salesforceの構築完了ではなく、どんなビジネス成果(売上アップ、コスト削減など)を最終目標として設定しますか?」
⇒ 開発ではなく、私たちのビジネスの成果に焦点を当てているかをチェックします。
まとめ:最適なパートナー選びこそ、DX成功の近道
Salesforceを導入することは、ただのツール導入ではなく、「データに基づいた会社を動かし方を変える」ための第一歩です。最適なSalesforceパートナーは、その変革を実現するための力強い相棒になってくれます。
実績や資格を最初の参考にしつつ、この記事で紹介した「業務コンサルティング力」「中長期の伴走体制」「柔軟な提案力」といった本質的な視点と、実践的な質問リストをぜひ活用して、皆さんの会社に本当にぴったり合うパートナーを見つけてくださいね。
パートナー選びに迷った時は、またこの記事を読み返して、最適な意思決定にお役立ていただけたら嬉しいです!
Salesforce CRMの活用成功事例 6選のご紹介 〜顧客データ統合とDX推進のポイント〜
本資料は、Salesforce CRMを活用した顧客データの統合および業務プロセスのデジタルトランスフォーメーション(DX )に取り組む企業様の成功事例を多数ご紹介しております。
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