最新！AI導入成功のための5つの要素！

author アカウント営業部

date 2024.10.28

update 2024.10.28

tags Salesforce

tags AI, Data cloud, データをつなぐ, データを見る, データを集める

はじめに

今年もDreamforce 2024が開催されましたね！話題の中心は「AI」と「データ」。特に注目されたのが、Salesforceの新技術「Agentforce」です。

Salesforce CEOのマーク・ベニオフ氏によると、Agentforceは「AIの第三の波」を象徴し、ビジネスの成長を加速させる新しいインテリジェントエージェントだそうです。今後のビジネスにAIがどう影響するか、期待が高まりますね。

しかし、新しい技術にどう備えるべきか、不安に感じる方も多いのではないでしょうか？

本記事では、AI導入において重要となる「役割」「アクション」「ガードレール（やらなくて良いこと）」「チャネル」「データ」の5つの要素について説明し、特に「データ整備」について解説いたします。

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1.AIの「役割」を決めることの重要性

まず最初に、AIをどう使うのか、その「役割」をちゃんと決めることが重要です。たとえば、今まさに注目の的になっているAgentforceのようなAIエージェントは、顧客対応や営業サポートを自動化してくれます。

具体例として、Service Agentはチャットボット以上の対応ができ、Sales Coachは営業チームにリアルタイムでトレーニングを提供してくれます。AIに任せる範囲を決めつつ、どこで人間がサポートする必要があるかを明確にすることで、AI導入がスムーズになります。

2.「アクション」と「ガードレール（やらなくて良い事）」

AIにやってほしい「アクション」を具体的に決めておくことも重要です。例えば、AIが対応できる内容と、複雑すぎて人間に任せるべきケースを明確に分けておくことが大切です。

特に顧客対応の場面では、AIが処理しきれない問題はすぐに人間にバトンタッチするルールを作ることが不可欠です。こうしたガードレール（やらなくて良い事）を設けることで、AIの判断ミスを減らし、リスクを最小限に抑えることができます。

3.適切な「チャネル」を選択する

AIがどのチャネルで活躍するのかを選ぶことも大事なポイントです。AgentforceはWebサイトやSalesforce CRM、Slackなど、さまざまなプラットフォームで動作します。

自社のビジネスに最も合ったチャネルを選ぶことで、AIが最大限に役立ちます。特に営業やカスタマーサポートでは、どのチャネルを使うかによって効果が大きく変わってきます。

4.「データ」の重要性

AIを効果的に活用するためには、データの整備が不可欠です。AIはデータを基に判断するため、不完全なデータではそのパフォーマンスも低下してしまいます。Salesforce CRMやData Cloudを活用して、データをしっかりと整理しておくことが大切です。

データがしっかり整備されていれば、AIは正確に判断を下し、ビジネスに有益な結果をもたらします。まずは、自社にどんなデータがあるかを整理することから始めましょう。

データ整備から始めよう

AI導入の第一歩は「データ整備」です。特にData Cloudを使えば、社内外のデータを一元管理でき、AIが利用できる形に整えられます。データがきちんと整理されると、AIがそのデータを基に新しいインサイトを提供してくれます。最初は手間に感じるかもしれませんが、ここをクリアすればAI導入の基盤が整います。

Data cloudとは？

Data Cloudもまた、今年のDreamforceで特に注目を集めたプロダクトです。Data Cloudは、Salesforce内だけでなく、外部からのデータも統合し、リアルタイムで信頼性の高いデータを提供するプラットフォームです。特に「Agentforce」との連携が強化されており、統合されたデータを活用してAIエージェントを構築することで、より精度の高いサポートや予測が可能になります。

このData Cloudの機能を活用することで、バイアスの少ないデータセットに基づいたAIエージェントが構築され、ビジネスの様々なシーンで自律的にサポートを提供する未来が現実味を帯びてきました。