
「トリガーキャンペーンの配信数が少ない」を解消!Marketing Cloud Personalizationで試すべき検証・ABテスト術
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Marketing Cloud Personalizationでトリガーキャンペーンを運用していると、「思ったよりメールが配信されない」「どの条件がボトルネックで配信が絞られているのかわからない」といった壁にぶつかることはありませんか?
「条件をもっと緩めれば配信数は増えるはずだけど、いきなり本番の設定を変えるのは怖い……」
そんな時に役立つのが、「配信(実アクション)を伴わない検証用キャンペーン」を活用したABテストです。今回は、比較的低コストで実装でき、配信数アップのヒントを得るための検証方法を解説します。
【この記事のまとめ】
1. まずは「5つの指標」でボトルネックを特定する
2. 実践:低コストでできる「検証用ABテスト」の作り方
3. 検証結果を本番にフィードバックする
4 . おわりに
1. まずは「5つの指標」でボトルネックを特定する
トリガーキャンペーンの成否を握るのは、統計(Statistics)画面に表示される5つの指標です。配信数を伸ばすには、最終的な「Successful Triggers(サクセス数)」を増やす必要があります。まずは以下の指標から、「どこでユーザーが脱落しているか」を特定しましょう。
指標名 | 内容・チェックポイント |
Total Triggers | 条件を満たした総数。そもそも母集団は足りているか? |
Eligible Triggers | セグメント等の全条件に合致。フィルタ条件が厳しすぎないか? |
Disqualified Triggers | 頻度制限などで除外された数。フリークエンシーキャップが強すぎないか? |
Failed Triggers | 技術的エラー。設定やデータ連携に不備はないか? |
Successful Triggers | 最終的に実行(ジャーニーへ連携)された数。 |
Successful Triggers(最終的に実行された数): ここが「ジャーニー」に渡る数です!
もし配信数に直結する「Successful Triggers」が極端に少ないなら、設定している条件のどこかにボトルネックが隠れています。
2. 実践:低コストでできる「検証用ABテスト」の作り方
「メールは送りたくないけれど、条件を変えたらどれくらいサクセス数が増えるか知りたい」という場合は、以下のステップで検証用キャンペーンを構築しましょう。
【準備するもの】
1. 検証用トリガーキャンペーンの作成
o 既存キャンペーンを複製して作成。気になる条件(セグメントやフィルタ)を緩和・変更して設定します。
2. エントリー用データエクステンション(DE)の用意
o 検証用のため実際にメールを配信することはしませんが、トリガー発火者を格納する箱として検証に必須です。
3. Journey Builderでのイベント設定
o 検証用キャンペーンとSTEP2のDEを紐付けるため、Journey Builderイベントを作成します。
※注意:作成するのはイベント設定のみで、Journey Builder自体の作成は不要となります。
【検証の進め方】
準備ができたら検証用キャンペーンをアクティブにします。 ポイントは、「既存の本番キャンペーン」と「検証用キャンペーン」を並走させることです。一定期間運用し、Statistics画面で両者の数値を比較します。

💡ここがポイント!
この検証は「サクセス数の推移」のみを確認するため、実際のメール配信は行いません。そのため、顧客に迷惑をかけずに安全にテストが可能です。
3.検証結果を本番にフィードバックする
比較の結果、「検証用(条件緩和版)」の方が圧倒的にサクセス数が多いとわかれば、その緩和した条件を本番環境へ反映することを検討しましょう。
「この条件を外しても、ターゲット層から大きく外れないか?」をデータに基づいて判断できるため、自信を持って施策をアップデートできます。
·「ここの条件を少し緩めてみよう」
·「頻度制限を1週間から3日にしてみよう」
といった小さな思いつきをすぐに検証できるのが、この手法のメリットです。
4.おわりに
トリガーキャンペーンのサクセス数を増やすことは、より多くの顧客に適切なタイミングでアプローチすることに直結し、最終的には売上の向上につながります。
「設定したけれど配信が伸び悩んでいる」という方は、ぜひこのABテスト手法を取り入れて、最適な配信ボリュームを見つけてみてください!弊社ではSalesforce Personalizationの活用・運用支援を行っております。「自社に最適なシナリオが描けない」「施策のPDCAが回せていない」といったお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
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