Account Engagement導入後の効果測定
2024.01.29
2024.06.19
現代のビジネス環境では、さまざまなデジタルツールが組織の効率化と成果向上に不可欠となっており、皆さんも日々さまざまなツールをお使いのことと考えられます。お使いのAccount Engagementは、特に営業活動の効率化とマーケティングの効果を最大化するために力を発揮できるものですが、最大限に活用するためには、効果測定が重要です。
本ブログでは、効果測定の重要性から、Salesforceのキャンペーンとレポート・ダッシュボードの活用して、チーム内で結果を共有できるようになるための方法をご紹介いたします。
効果測定の重要性
まず最初に、効果測定とはツールの機能を使うこと以上の意味を持ちます。例えば、皆さんが投じた時間とリソースがどの程度の成果をもたらしているのかを明確にできたり、どの施策が最も効果的であるかを判断し、未来の戦略に生かすための洞察を得ることも可能です。
Account Engagementの効果測定方法
Account Engagementの効果測定方法としては、Account Engagementのレポート内で各アセットの結果、例えばメール配信であればそれぞれのメールレポートで結果を確認いただけますが、各施策ごとにその成果を明確に把握することが重要です。
各施策のパフォーマンスを詳細に追跡し把握することで、複数の施策を組み合わせた時の全体的な効果も理解できるようになります。
この分析には、Salesforce内のキャンペーンとレポートおよびダッシュボードの利用をおすすめいたします。
その際のポイントについて、簡略的ではありますが4点ほどご紹介いたします。
1. キャンペーン管理の最適化
Salesforceのキャンペーン機能を利用して、マーケティング活動を管理します。各キャンペーンの目的、対象顧客、期間などを明確に設定し、実行します。
キャンペーンごとに作成、登録をし、どのアプローチが最も効果的かを分析します。
具体的な設定方法は、下記記事でご紹介しておりますのでこちらも是非参考にしてみてください。
SalesforceキャンペーンとAccount Engagementキャンペーンのおすすめ運用方法
2. 詳細なレポート作成
Salesforceのレポート機能を駆使して、キャンペーンの成果を分析します。リード獲得数、コンバージョン率、エンゲージメントの深さなどのKPIをチェックし、レポートから特定のキャンペーンがどの程度の成果を生んでいるかを定量的に把握します。
3. ダッシュボードによるリアルタイム分析
Salesforceダッシュボードを活用して、キャンペーンのパフォーマンスをリアルタイムで可視化することで迅速な意思決定と戦略の調整が可能になります。
ダッシュボード上でのトレンド分析により、市場や顧客の動向を捉え、柔軟に戦略を調整できます。
4. 結果の共有
効果測定の結果はチーム全体で共有し、全員が学習と改善に参加できるようにしましょう。
Salesforceの共有機能を使って、チームメンバー間でデータと洞察を共有し、連携を強化するのも良いです。
Salesforceのキャンペーンとレポート・ダッシュボードの活用は、自社の活動を深く理解し、効果的な戦略立案が容易になったり、チームがデータに基づいて迅速かつ効率的に決断を下す能力を高められ、市場や顧客の動きに敏感に対応できるようになるなど、単にAccount Engagementの成果を測る以上の効果も期待できます。
まとめ
ツールの導入は始まりに過ぎず、その成果を定量的に評価し、絶えず改善を続けることが、組織の成長と成功への鍵となります。
弊社ではAccount Engagementの導入から、その後の活用フェーズまでご支援しており、今回ご紹介したSalesforceのキャンペーン活用ももちろんですが、より詳細なデータ分析を可能とする新たなソリューション「DataCollect」構築のご支援などもご提供しており、定期的なデータ分析を通じて、マーケティング戦略を継続的に改善、ビジネス成長のご支援をしておりますので、お気軽にご相談ください。
関連Blog:マーケティングの効果測定とは?SalesforceとAccount Engagementで実現できる!
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