Tableau Cloudの概要と主な機能をわかりやすく解説!
2025.05.20
2025.05.20
この記事では、Tableau Cloudの概要と主な機能をわかりやすく解説します。モバイル端末からも分析が行える便利なツールですが、具体的なイメージが湧かない方も多いでしょう。特徴も詳しくご紹介していますのでぜひ参考にしてください。
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Tableau Cloud(旧Tableau Online)とは
Tableau Cloud(旧Tableau Online)は、Tableau Desktopで作成したダッシュボードやデータビジュアライゼーション(データの可視化)に、いつでもどこからでもアクセス可能なクラウドベースの分析プラットフォームです。導入企業の業務やシステムに合わせて最適な設計を柔軟に行うことができ、可視化されたデータにもとづいて経営・業務の迅速かつ客観的な意思決定に役立ちます。
セールスフォース・ジャパン社が提供するサーバーを利用できるため、自社でサーバー環境を構築する必要がなく、運用やメンテナンスの手間が掛からないといった利点もあります。
Tableau Cloudの特徴
ここでは、Tableau Cloudの特徴を3つに分けて解説していきます。
迅速な意思決定を支援
Tableau Cloudは、時間・場所・利用端末を問わずアクセス可能な分析プラットフォームで、Tableau Desktopのダッシュボードや分析結果を関係者間でリアルタイムに共有可能です。かんたんな操作で、データの絞り込みや掘り下げが行えるのに加え、AIがデータ分析をアシストしてくれるため、分析スキルを持っていなくても高度なデータ分析ができます。
これにより、チームでのデータの有効活用・インサイトの発見が容易となり、迅速かつ適切な意思決定に役立ちます。
作業環境にデータインサイトを統合
Tableauは、Salesforce製品のほかに、顧客の製品やWebアプリケーションに埋め込んでカスタマイズができます。これによって、作業環境にデータとインサイトを統合することが可能となり、どのような環境下でもTableauによる直感的かつ高度なデータ分析を実現できます。
高度なセキュリティおよびガバナンス機能
Tableau Cloudでは、かんたんな自動認証と厳格なアクセス管理に加え、一元的なガバナンスを実現することで、常に適切なユーザーのみがデータにアクセス可能です。また、高度なセキュリティ機能を搭載し、SOC 2やISOといった高度な認証規格に対応していることから、安心して利用できます。
Tableau Cloudの機能
Tableau Cloudはさまざまな機能を有していますが、その中でも代表的な機能を5つご紹介します。
「データに聞く」(自然言語での質問)機能
「データに聞く」機能では、日常の会話で使用している自然言語でデータベースへの質問が可能でTableauが瞬時に回答をしてくれます。
なお、マウス操作などの手動による操作は特に不要で、Tableauが自動で時系列分析や空間分析などのデータビジュアライゼーションを作成するため、データの本質を直感的に理解するのに役立ちます。
「データの説明を見る」(分析強化)機能
「データの説明を見る」は分析強化機能で、ダッシュボード上の分析を行いたいポイントをマウスでクリックすることで、Tableauがデータ内の関係を明らかにして説明をしてくれます。
画面上には表示されていない参照元データの相関関係や異常値も確認でき、自分では気づくことのできなかったインサイトの獲得が期待できます。
データ共有機能
Tableau Cloudは、クラウドベースの分析プラットフォームでTableau Desktopで作成したダッシュボードやデータを関係者間でかんたんに共有可能です。Tableau Desktopはもちろん、Webブラウザやモバイル端末からもアクセスできるため、自社ビジネスに関する最新の情報をリアルタイムで共有でき、適切な意思決定を行えます。
アクセラレーター(構築済みのダッシュボード)の活用
Tableau アクセラレーターは、すぐにデータ分析が始められるようにあらかじめ構築されたダッシュボードです。
売上・Webトラフィック・財務諸表・コールセンターなど、さまざまな部門で活用できるサンプルが豊富に用意されているとともに、医療・ホテルなど各業界向けのダッシュボードも充実しています。
自社のニーズに合うようにカスタマイズも可能なため、データ分析の環境を早期に構築可能です。
自社製品への埋め込み
Tableau Desktopで作成したダッシュボードは、Salesforceのほかにも自社のWebアプリなどに埋め込んでカスタマイズすることもできます。
これによって、エンドユーザーにもTableauのかんたんな操作で強力な可視化・データ分析機能を提供でき、自社製品のエンゲージメントを高めるとともに顧客満足度の向上が期待できます。
Tableau CloudとTableau Serverの相違点
ここでは、Tableau製品の中でも混同しやすいTableau CloudとTableau Serverの相違点について解説していきます。
Tableau Serverとは
Tableau Serverは、Tableau Cloudと同じくTableau Desktopで作成したダッシュボードを関係者間で共有するための分析プラットフォームです。利用する端末を問わずどこからでもアクセス可能で、ユーザーが安心して利用できる分析環境を提供してくれます。
Tableau Creatorのライセンスを契約すると、Tableau ServerもしくはTableau CloudのCreatorライセンスが1つ付与されます。
Tableau CloudとTableau Serverの違い
Tableau CloudとTableau Serverは、Tableauのデータをスムーズに共有できる点で共通していますが、利用するサーバーが異なります。
すなわち、Tableau Cloudはクラウドベースのプラットフォームで、セールスフォース・ジャパン社のサーバーを利用するため、運用やメンテナンスの手間が掛かりません。
しかし、Tableau Serverと比較するとカスタマイズの範囲は限定されます。
一方、Tableau Serverはオンプレミスの環境であるため、自社のセキュリティレベルに合わせてセキュリティレベルを上げるなど柔軟なカスタマイズが可能ですが、サーバーの管理は自社で行う必要があります。
まとめ
この記事では、Tableau Cloud(旧Tableau Online)の概要、特徴、主な機能、Tableau Serverとの相違点などについて解説しました。
Tableau Cloudでは、Tableau Desktopで作成したダッシュボードや分析結果をリアルタイムで関係者と共有でき、チームでのインサイトの発見が容易となることで、迅速かつ適切な意思決定に役立ちます。
当記事を参考にぜひTableau Cloudでデータの効率的な分析、有効活用を進めてください。
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