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Dreamforce2018レポート

author マーケティングチーム

date 2018.10.05

update 2022.04.14

tags イベントレポート

tags  Dreamforce, Pardot, Salesforce,

Dreamforce2018レポート

みなさまこんにちは。マーケティングチームの田中です。
今回は、2018年9月24日-28日開催「Dreamforce2018」体験レポートを書かせていただきます。


はじめに


Dreamforceは、2003年から毎年開催されていますが、今年は世界90カ国以上から、17万1000人以上の登録があり、日本からの参加者もなんと800人に達したそうです。会場では来場者の多さに圧倒されてしまいました。
今回、Dreamforceへ参加して一番強く感じたのが「Customer Success!」への取り組みや、その盛り上がりでした。そのため、本体験レポートでは、この「Customer Success」をテーマにお伝えしたいと思います。


更に進化を遂げる、新機能ラインナップ


マーク・ベニオフ氏の基調講演は、
「Salesforceを活用して革新に挑戦する人々・Trailblazerの皆様・Salesforce社のOhana(社員やパートナーなどの関係者)」すべての関わる人達への”感謝の言葉”から始まりました。

「Customer 360」
Salesforceのプロダクトをより深く連携させ、まさに360度すべての角度から一歩先のカスタマーサクセスを提供するための新たなプラットフォームとして「Customer 360」が紹介されました。
Customer 360によって何が変わるのか?

基調講演のポイント解説はこちら

Customer 360

「Pardotトピック」
大きなトピックとしては、Pardotのプラットフォーム統合についての発表がありました!
実は昨年のDreamforceでも発表があったのですが、ようやく実装されるようです。

・SalesforceのアプリケーションとしてPardotが追加!
ユーザーはSalesforceにログインしてアプリケーションを切り替えればPardotを利用できるようになります。

・PardotキャンペーンとSalesforceキャンペーンも統合可能に!
こちらが実現できることで、今後の施策管理が楽になると感じました。

・今後、Sandboxの取得が可能になるそうです!
プラットフォームが統合されたことによるメリットですね。これは大変嬉しい。

Pardotトピック

デモで一番感動したことは、ホワイトボードなどに書いた手書きのシナリオの写真をアップロードするだけで、一瞬にしてEngagement Studioのシナリオが出来上がってしまったことです!弊社Pardotサポート担当は「魔法やん…」と声を漏らしておりました。また、Pardot Einsteinの発表は、非常に楽しみな機能ばかりでした。

写真からシナリオ作成


コミュニティの確立に感動


何よりも、私が一番感動したのは「ユーザー」「パートナー」「Salesforce社員」各分野あらゆる全ての人達のコミュニティの確立でした。インプット・アウトプットが活発に行われ、自然と多くの情報が集まり、Customer Successの為の情報がこの会場に集約されています。活用の幅を大きく広げていく為の、素晴らしいコミュニケーションサイクルが形成されていました。

「ファンを作る仕組み」
会場内では、各ブースにて”楽しく学べる”様々な工夫がなされ、自然と多くのことを学べます。これは大変素晴らしく、とても難しいことでもあります。私も展示会でブース出展を行いますが、ブースに立ち寄りにくい・説明を聞いてばかりでつまらない。と感じることが多いと思います…

しかし、Dreamforceの会場内は、ユーザー目線で「どう製品を好きになってもらえるか」のエッセンスが満載で、会場内は活気にあふれていました。展示ブースの人たちとの会話が弾む流れが形成されており、ユーザー同士のコミュニケーションも取りやすい環境が構築され、とても素晴らしいものでした。

「情報交換が活発に行える環境」というのは、ユーザー同士の活用の促進、私達のようなパートナー企業同士の製品提供のクオリティーの向上、様々な情報と出会える機会創出となります。

2情報交換が活発に行える環境

「ユーザー事例の充実」
どの基調講演でも必ず事例の発表が行われました。日本でも”事例”は多く取り上げられてきていますが、現地の登壇者の方は、導入の目的や方向性が明確であり、目指す理想のモデルのイメージをしっかりともたれている為、自社の活用に誇りをもって発表されていました。

また、この事例登壇をみて、目指すモデルができることで、これから導入をしていく人たちも、理想の姿・目指すべき方向性をもって活用を開始できる、こういった理想のサイクルが構築できていると感じました。

今回、エキサイティングなライブを行ったヘビーメタルバンド「メタリカ」は、実際にSalesforceを活用するユーザーとしても基調講演に登壇しました!もはやSalesforceのハウスバンド、メタリカは「ファンとのエンゲージメントを、Salesforceが変えてくれます。WebサイトもSalesforceで変革し、ファンへのメールの配信ではMarketing Cloudも使っています」とファンとの関係性を最適化する為にSalesforceを活用していることを講演し、来場者から大きな歓声を浴びていました。

ヘビーメタルバンド「メタリカ」

まとめ


私は、SFUG‐Pardotユーザ会のサブリーダーをしており、多くのユーザー様のCustomer Success!を目指して活動しておりますが、実際に様々な活用フェーズにあったコンテンツの提供や、ユーザー様同士のコミュニティの形成など、多くの課題を抱えています。

今回、強く感じたのは、下記3つのポイントです。

①多くの情報をインプットできる場の提供の大切さ。

②様々な方面からの情報のアウトプットの重要性。

③製品のファンをつくること。

上記実現の為には、「知らない」「きけない」「わからない」という人が、「知れる」「きける」「わかる」となれるように、もっとコミュニティを広げ、環境を作り上げていくことが必須だと痛感しました。

日本でも、Salesforce Trailblazer Communityでのユーザー会や分科会、様々なイベント・セミナーが開催されています。更に盛り上げて、日本でも素晴らしいコミュニティの輪を作り上げていくことで、Customer Success!の実現に力強い一歩を踏み出していきましょう。

投稿者プロフィール
マーケティングチーム

マーケティングチーム(Marketing Team)

マーケティングオートメーションの導入・活用支援を提供するtoBeマーケティングの自社マーケティングチームが、MA導入検討者様にお伝えしたい「マーケティングオートメーションの魅力や関連情報」をお届けいたします。


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