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【BI導入・活用の心得】STEP2:対象データソースの準備

author 三宅 優

date 2021.06.28

tags アナリティクス

tags  BI, 活用Tips

前回に引き続きTableau・Tableau CRM・B2B Marketing Analytics・Datoramaなど、分析ツール(BIツール)を導入・活用を成功させるためのプロセスについてお話したいと思います。

プロセスは3ステップ
STEP1:ユースケース(利用目的)の洗い出し
STEP2:対象データソースの準備
STEP3:可視化のすり合わせ

STEP1についてはこちらに詳細を記載しておりますので是非ご一読いただいてから読み進めて下さい。

STEP1でユースケースの整理が完了しました。
ダッシュボードの利用目的が決まった後は、どのようにユースケースを実現させるのか、データを見ながら確認をしていきましょう。

2.png

■STEP2:対象データソースの準備

指標・切り口で利用する項目はデータとして保持できているのか、そのデータソースをどのようにBIツールに連携するのか、など、貴社のデータを丁寧に見ながら確認をしていきます。

データを見るって大変そう、難しそう、、、と思われるかもしれませんが大丈夫です!1つずつ見ていくことで誰でも整理ができますので一緒に確認していきましょう!

①データの存在有無を再度確認をする
ユースケースの整理の際にデータの取得先は確認したかと思いますが、ここでもう一度各データソースに必要な項目が揃っているのかを確認しましょう。

項目があるけれどもデータの入力がされていない、似たような項目が多く存在しているがどれを使えばいいのか、など、大量データを保持している企業様程、項目が煩雑化している可能性が高いので、このタイミングで"どのデータソースのどの項目を取得"するといった項目レベルの定義まで落とし込みましょう。


②データの接続方式を確認する
データが存在しているところまでは確認できました。
では実際にどのようにBIツールに接続するのかを確認していきます。データは存在しているが接続ができなければ可視化ができないことになりますので、非常に重要となります。こちらはシステムの知識が必要となりますので知見がある方にも一緒に見ていただくと良いかと思います。

BIツールにもよりますが接続方式は以下が主になります。

  1. BIツールの標準コネクタ(設定のみで直接接続ができる)
  2. ExcelやCSVで手動アップロード

1.BIツールの標準コネクタ
Salesforce製品や主要なデータベースサーバー等は各種BIツールでコネクタを保持していることが多いです。

検討中のBIツールでコネクタがあるかどうかは、BI製品のWebページもしくは、貴社のシステム担当、各製品の営業担当、弊社のような構築を請け負える企業の担当に、ご確認いただけるとすぐに判明します。

2.ExcelやCSVで手動アップロード
コネクタがない場合は手動で連携を行う事も検討してください。自動化できるのが一番理想となりますが、自動化には一定のコストが発生してきます。

CRMやファイルサーバー、データベースサーバーなど中間システムを立てることで解消できることが多くあります。そういった場合、導入費用・ランニングコストの発生が不可欠になりますので、一先ず現状で、一番簡易で安価にできる手動連携は有効的な対策であるといえます。


③データの紐づけを考える
各種データの連携方法は決定できました。
最後にBIで可視化をして深掘りをするために重要な「結合キー」の確認を行います。

BIツールは様々なデータを組み合わせて深掘りをし、示唆を見つけていくことが価値となります。

例えば、Salesforceのキャンペーンの効果を測定したいとなる場合、利用データはSalesforceの「キャンペーン」「商談の売上金額」となると思います。

BIツールではこの「キャンペーン」と「商談」のデータをくっつけて、1つの「データセット」という可視化用の集計データにまとめて利用することとなります。

それぞれのデータソースを1つに集約するための共通項目を「結合キー」と言います。その「結合キー」がデータソースに存在しているかを確認することが最後の作業です。
※結合により1つの大きな表が作成されることをイメージしてください。Excelで集計を行っている方はかなりイメージがつきやすいかと思います。様々なシートのデータをVlookUpで繋いで1つの表を作成する手順と全く同様です。Vlookup用の共通キーを確認できればOKというイメージです。


下記のような紐づけの図に整理をしてみるとわかりやすいです。

心得②_1.PNG


すべてのデータソースを結合できることが確認できればこのユースケースの実現は可能であるといえます。

■まとめ

システム的な要素が多く大変だったでしょうか?
今回の範囲はシステムが分かる方の知見を借りながら一緒に行っていただくとスムーズに進みますよ。

ここまでのフローができれば構築も順調にすすみます!あとは最後のSTEP3でどのように可視化していくのかいよいよレイアウトを決めていきましょう!ではまた次回に!

ご不明な点がございますか?高さ300

投稿者プロフィール
三宅 優

三宅 優(MASARU MIYAKE)ビジネスアナリティクスチーム

ソフトウェア開発会社で10年間サービス業務支援、
分析基盤の設計・開発・テスト・導入・保守を行い、
データ活用ソリューションの組織化に従事。
2019年8月よりtoBeマーケディングに入社し企業のデータ活用をサポート。


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