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【BI導入・活用の心得】STEP3:可視化のすり合わせ

author 三宅 優

date 2021.06.29

tags アナリティクス

tags  BI, 活用Tips

BI導入と活用の心得の最後の掲載となります。Tableau・Tableau CRM・B2B Marketing Analytics・Datoramaなど、分析ツール(BIツール)を導入・活用を成功させるためのプロセスについてお話したいと思います。

プロセスは3ステップ
STEP1:ユースケース(利用目的)の洗い出し
STEP2:対象データソースの準備
STEP3:可視化のすり合わせ

前回までのブログについてはこちらに詳細を記載しておりますので是非ご一読いただいてから読み進めて下さい。

・STEP1:ユースケース(利用目的)の洗い出し
・STEP2:対象データソースの準備

STEP2でデータソースの準備が完了しました。データが作成できましたら、いよいよダッシュボードのレイアウトに着手します。

toBeブログ画像.png

■STEP3:可視化のすり合わせ

まずは全体のイメージをラフに作成しましょう。(スケッチレベルで良いです)
細かく作成する必要はありませんが、グラフ色に指定がある場合はイメージも色を付けて作成してください。

ただ、イメージのラフ案を作成といっても慣れていないと難しいですよね。以下の点に注意して作成してみてください。


①原則に従う
ダッシュボードを設計するときには何かしらの整理原則に従う事が重要です。原則がないまま構築してしまうと、情報が分散してしまい何を伝えたいのか把握できなくなります。

方法の1つとして逆ピラミッド型があります。

心得③_1.PNG

・最も注目すべき情報:主要KPI
・重要な詳細情報:時期的傾向
・一般的な情報:そのほかの詳細情報

というように、階層をうまく利用することで、ユーザーの思考をナビゲートし伝わるダッシュボードになります。


②配置するグラフは少なく
ダッシュボードを作成する際には様々な情報を可視化して、データ分析を行いたいというニーズがあると思いますが人間の脳は一度に約7つの情報しか理解できないといわれています。それより多くの情報を提供すると視覚的に混乱してしまいます。そのため、1つのダッシュボードに表示するグラフ・表は多くても7つ程に抑えるようにします。

多くの情報を表現したい場合は、フィルタや切り替え、ドリルインなどの機能を用いるなど視覚的混乱を避ける構造とする事をお勧めします。


③適切な視覚化の選択
視覚化する事により、私たちの視覚能力を活かして認識を拡大し効率的な形で目的を果たすことが出来ます。

視覚化を選択する際には、どのタイプの情報を伝えるか考えます。

・比較:棒グラフ、レーダーチャート、表など
・関係:ヒートマップ、バブル図、散布図など
・構成:円グラフ、ファネル図、ウォーターフォールグラフなど
・傾向:線グラフ、棒グラフなど
・分布:マップ、ヒストグラム、散布図など


大枠は出来ましたので、後はユースケースで整理した「関連する部署・人」の方と協議しながら作成を行いましょう!
適切な視覚化を選択しても、使い慣れたタイプのグラフでないと理解しにくいユーザーも存在します。中・長期的に利用するには解り易いダッシュボードを作成する事が重要となります。

また、可視化する要件によっては複雑性が高くなる場合があります。
複雑性が高くなると想定される場合には、「その複雑性を実施しないとダッシュボードの目的が果たせず、施策の実施の不可になる」
のかを検討し、出来る限り複雑性が高くならないようにしましょう。

■まとめ

BIツールの導入・活用はより良い意思決定を下すために役立ちます。
ただ、データを活かして効果を発揮したいと思っていても発揮できていない企業が多いです。
今回記載したBI導入・活用の心得を読むことでデータ活用が促進し、少しでもお役に立てたのであれば幸いです。

ご不明な点がございますか?高さ300

投稿者プロフィール
三宅 優

三宅 優(MASARU MIYAKE)ビジネスアナリティクスチーム

ソフトウェア開発会社で10年間サービス業務支援、
分析基盤の設計・開発・テスト・導入・保守を行い、
データ活用ソリューションの組織化に従事。
2019年8月よりtoBeマーケディングに入社し企業のデータ活用をサポート。


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