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メールマーケティングの第一歩② 〜運用オペレーションのまとめ〜

author アカウントサクセスチーム

date 2023.03.29

update 2023.04.25

tags Pardot

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はじめに

皆様こんにちは!
toBeマーケティング の杉原です。
toBeマーケティングでMAやCRMの導入支援、コンサルティングを担当しております。

第1回目の投稿に続き今回はAccount Engagement (旧 Pardot)活用におけるメールマーケティンについて、第二回目となります!
前回はそもそものメールのパターンの理解と使い分けについてお話しさせていただきました。

今回は実際にPardotを使用してメールマーケティングを実施する時に、
気をつけるべきオペレーション上の注意事項を、チェックリスト形式でお伝えしたいと思います。

配信前準備〜配信コンテンツの確認〜配信後のフォローまでそれぞれの段階で確認すべき事項をまとめてますので、
ぜひ皆様の社内でも確認事項としてオペレーションに組み込んでご利用いただけますと幸いです。

「メールの送り方やコンテンツは作ったけど、配信までの段取りがわからない」
「メールを配信時にミスが多い」
「ただ毎月送っているだけのメール配信ツールになっている」

このようなお悩みを持っている担当者様はぜひ本記事を参考にしてください。

toBeマーケティングにおけるメルマガ施策における改善例

弊社でも当初メルマガを配信している中で、運用が定まっていなかったため色々な課題がありました。
・マーケが単独でメール配信をするだけで営業と連携ができていない。
・開封率やクリック率が低く、その後の商談化に結びつけられていない..etc

下記に弊社メルマガの企画時から振り返りまでの課題をまとめてみました。
会社様ごとに抱えている悩みは異なりますが、一致する部分は必ずあるはずです。


マーケティングを支援する会社として、自社のメルマガ運用もあるべき姿へtoBeしないとまずい!
ということで下記のように、課題に対して改善点を洗い出し取り組みを実施しました。

例えばコンテンツ作成にあたっては、アンケートツールを使用して、
毎回コンテンツのネタをヒアリングさせていただきつつ、リストメールはABテストを実施を行いました。
(結果として弊社の場合はテキストメールの方がCV率が高かったです)

また配信にあたっては事前にチェックリストを作成し、
メール配信後のフォローシナリオと分析のレポートを整備しました。(フォローシナリオと分析レポートは次回の投稿で詳細をお伝えします)

上記ポイントの中で今回は、「制作実装」「送信」の2点で注意すべきポイントを、
チェック形式の箇条書きで詳細をお伝えいたします。
巻末付録としてご利用ください。

運用チェックリスト①(事前準備編)

  • 配信の目的目標(テーマ・KPI)などを施策シートに記載できているか?
  • ホットリードとコールドリードで配信リストを分けているか?
  • 退職者のリードは配信リストから削除しているか?
  • HTML形式とテキストメール形式のどちらも設定しているか?
  • メルマガの配信頻度と計測のチェックリスト
  • 最低月1回以上、継続的に配信しているか?
  • サービス案の送信頻度が多くないか?
  • Salesforceキャンペーンのキャンペーンメンバーに加えているか?
  • メール内のURLにパラメータを付与し、クリックデータなどを計測できる状態になっているか?
  • テキストだけではなく、画像にもリンク設定しているか?
  • リンク先の自社サイトにPardotトラッキングコードが付与されているか?
  • リンク先の自社サイトにページアクションで訪問を検知できる仕組みになっているか?

運用チェックリスト②(コンテンツ作成)

  • メルマガ制作に関するチェックリスト
  • メールの送信元(Fromアドレス)は「個人名(部署名)+サービス名(会社名)」など顧客がみて信頼できるような名称か?
  • 件名の内容はリードに開封を促しているか?
  • 件名で20文字以内でメリットを具体的に伝えているか?
  • 件名の内容はタイムリーで独自性が高いか?
  • 件名に記号などの余計な装飾を入れていないか?
  • メールマガジンの冒頭で、個人名を出して挨拶をしているか?
  • 宛名差し込みや、属性ごとにセグメント項目を活用できているか?(ダイナミックコンテンツなど)
  • メールマガジンのファーストビューにURLやCTAボタンを設置しているか?
  • 配信前に複数名で誤字脱字やリンク切れなどのダブルチェックを行っているか?
  • PCだけでなく、スマートフォンで正しく表示されるか確認したか?
  • 配信内容の企画会議を行っているか?
  • メールマガジン配信に必要なコンテンツを定期的に作成しているか?

 事例:コラム記事ページ、DL資料、リリース情報ページ、セミナー(ウェビナー)ページ、動画ページなど。

運用チェックリスト③(配信後フォロー)

  • リードのセグメント(顧客ステージ、属性)ごとのメールの開封、クリックを計測しているか?
  • メールの開封・クリックなどの行動データを取得し、インサイドセールスや営業にリード情報を共有できているか?
  • メルマガ配信したメールに直接返信があった際の対応やルールは決まっているか?(各事業部で対応?)

まとめ

メールのオペレーションと一口にいっても、
幅広いポイントがあるのがご理解いただけましたら幸いです。
自分達だけで上記全てのオペレーションを対応するのは難しい、
という場合に弊社では設定代行のサービス等も実施しております。
ぜひお気軽にお問い合わせ・ご相談ください!

終わりに

いかがでしたでしたでしょうか? 今回は、メールの運用オペレーションの流れやチェック項目についてご紹介いたしました。
次回はメールを配信した後の結果分析のパターンについてご紹介したいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。

Account Engagement (旧 Pardot)では定期的にアップデートが行われるため、
担当の方は最新情報のキャッチアップが求められます。
弊社MAnaviでは、Account Engagement (旧 Pardot)に関する設定マニュアル・使い方の動画を
100本以上ご用意していますので、初めてご利用される方にとっても学習しやすいコンテンツになっています。

\Account Engagement (旧 Pardot)でお悩みの際は、お気軽に弊社までご相談ください/

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アカウントサクセスチーム

アカウントサクセスチーム(Account Success Team)

マーケティングオートメーションの導入・活用をお手伝いさせていただいているtoBeマーケティングのアカウントサクセスチームが、導入・活用におけるポイントや皆様にお伝えしたい導入・活用情報をお届けいたします。


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