Salesforce Data Cloudとは?何ができるの?
2024.05.16
2024.10.25
toBeマーケティングクロスクラウドチームです。
今回は、Salesforce Data Cloudについて紹介します。Salesforce Data Cloudとは、Salesforce社が提供している顧客データプラットフォーム(CDP)の1種です。
CDPとは、様々なデータソースから顧客データを統合し、統一された顧客プロファイルを作成、それを活用してパーソナライズされたマーケティングや顧客サービスを提供するための仕組みです。
本ブログでは、Salesforce Data Cloudの主な機能や実現できることについて概要をご紹介させて頂きます。
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Salesforce Data Cloudで出来ること。
【データ収集】
Salesforce Data Cloudは、Sales Cloud・Service CloudなどのCRMソリューションで使用可能なのに加え、AWS・Snowflake等の外部ソリューションやオンライン上の顧客の行動データ、SNSの投稿・購買履歴などの異なるデータソースからの顧客データを統合し、一元化することができます。これにより、顧客の情報を効果的に管理し、一貫性のあるデータ活用を行うことが出来ます。
【データ統合と一元化】
Salesforce Data Cloudでは、顧客の属性情報を元に収集したデータの一致ルールを作成し、異なるデータソースで管理されていた顧客情報であってもID解決で情報を統合し管理することが出来ます。
一致ルール設定画面
ID解決イメージ
【データ活用】
計算済みインサイトという機能を使用し、保存されているデータやリアルタイムに連携されたデータを元にクエリを実行することができます。これによりデータを抽出し、顧客の行動や満足度を分析することでより顧客理解を深めることができ、マーケティング活動・営業・カスタマーサービスなどの多くの部門で、詳細なデータを活用することが可能になります。
【ノーコードでの開発が可能】
Salesforce Data Cloudでは、データソースの収集・統合・活用を、クリック操作のみで直観的に操作することが出来ます。これによりSQL等のスキルは必要なく、比較的簡単に同じプラットフォーム上でメンテナンスやデータを活用した施策を行うことが出来ます。
下記のように、1つの画面上で項目マッピングをクリック操作のみで行うことが出来ます。
【顧客サポートの向上】
Salesforce Data CloudとCRMを組み合わせることで、顧客サポートの向上にも貢献することが可能になります。CRMは顧客の取引履歴やサービス履歴に加え、外部データからの情報を活用し、より的確なサポートを提供することができます。また、リアルタイムなデータ更新により、顧客の問題や要望に迅速に対応することが可能になります。
【Einsteinとの連携】
Einsteinと組み合わせることで、Salesforce Data Cloudで統合した詳細なデータを元に、よりパーソナライズされたメールを自動生成する事も可能になります。
最後に
今回は、Data Cloudの機能概要の紹介をさせていただきましたが、次回のブログではより詳細にCRMとDataCloudを組み合わせた事例や機能の詳細についてご紹介させていただく予定です。
✔Data CloudとAccount Engagementを連携させるとどのような効果があるのか知りたい方
✔Account Engagement外にあるデータソースを掛け合わせた条件でリストを作成したい
✔組織が事業部ことに複数ありデータの統合をしたい方
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