
Tableauでのドーナツチャートの作り方
Account Engagement(旧Pardot)、Salesforce、Google Analyticsを連携し、BIダッシュボードでデータ分析を効率化
こちらの事例記事は こんな方におすすめです!
・複数のツール(Account Engagement、Salesforce、Google Analytics等)を連携させ効果的にデータ分析を行いたい方
・Google広告やメール配信などのマーケティング施策の効果測定を正確に把握したい方
・営業、マーケティング部門のデータ統合や可視化に課題を感じている方

はじめに
Tableauでドーナツチャートを作成する際、「どこからどう作成すれば良いのか分からない」と悩むことはありませんか?
本記事では、Tableauでのドーナツチャートの作り方を、画像なしでも分かるようにステップごとに解説します。
手順に沿って操作すれば、誰でも簡単に作成できます。
ドーナツチャートとは、円グラフの中央をくり抜いた形のグラフで、カテゴリごとの比率を直感的に確認できます。
今回は例として「売上」を「部門名」別に色分けしたドーナツチャートを作成していきます。
1. ドーナツチャートの作成
まずは基本となる円グラフを作ります。
データペインから「部門名」をクリックし、Ctrlキー(MacはCommandキー)を押しながら「売上」をクリックします。
その後、画面右上の「表示形式」から 円グラフを選択すると、「部門名」別の売上を表す円グラフが表示されます。
2. 計算フィールドの作成
Tableauには「ドーナツチャート」という表示形式はありません。
そのため「二重軸」機能を活用してドーナツ状に見せる必要があります。
まず、計算フィールドを新規作成します。
タイトルは任意で構いません(例:「ドーナツチャート用」)。
計算式はシンプルに「0」と入力して作成してください。
3. 計算フィールドの複製
作成した計算フィールドをシートの「行」に配置します。
右クリックし、**集計方法を「最小値」**に設定してください。
次に、この計算フィールドをCtrlキー(MacはCommandキー)を押しながら右側にドラッグし、複製します。
これで行に同じフィールドが2つ並んだ状態になります。
4. 計算フィールドの変更と二重軸の設定
複製した計算フィールドを右クリックし、**「二重軸」**を選択します。
これで2つの円グラフが重なった状態になります。
次に、右側のフィールドのマーク設定を開き、「合計(売上)」以外の項目を削除してください。
円グラフが一色(グレーなど)になりますので、その色を 白に変更します。
さらに、マークの「サイズ」を調整して中央部分を小さくすると、ドーナツ型が完成します。
5. 仕上げ
最後に、チャートのサイズを調整し、表示したい項目をデータペインからラベルに追加することで、部門名や売上の数値をチャート上に表示できます。
これで「売上を部門別に可視化したドーナツチャート」が完成です。
まとめ
本記事では、Tableauでドーナツチャートを作成する手順を解説しました。
円グラフを基に計算フィールドと二重軸を活用することで、画像がなくても誰でも再現できます。
ドーナツチャート以外にも、Tableauには多彩なビジュアライズ手法があります。データに合わせた最適なグラフを選び、ビジネスに活かしていきましょう。
Tableauでの活用方法やその他BIツールでお悩みの際は、
お気軽に弊社までご相談ください。
Account Engagement(旧Pardot)、Salesforce、Google Analyticsを連携し、BIダッシュボードでデータ分析を効率化
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