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AI初心者でもわかる!Agentforce 2dxとは?SalesforceのAIが"先回りして動く"時代に!

author 営業戦略部

date 2025.04.21

update 2025.04.21

tags Agentforce

tags  AI, Salesforce

はじめに:Agentforce 2dxが発表された背景

「AIが業務を助けてくれる時代」とは聞くけれど、実際にどこまでできるの?そんな疑問を持っている方に朗報です。

2025年3月、セールスフォース社が発表したAgentforce 2dx(エージェントフォース・ツーディーエックス)は、まさにAIの進化を象徴するアップデートです。
これまで人の指示を待って動いていたAIが、これからは自ら状況を判断して"先回り"して動く存在へと変わろうとしています。

でも、「Agentforceってそもそも何?」「どう使うの?」という方も多いはず。この記事では、初心者の方にもわかりやすくAgentforce 2dxのポイントをご紹介します!

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そもそもAgentforce 2dxの「2dx」って何?

「2dx」は、セールスフォース社が提供するAIアシスタント「Agentforce」の最新バージョンです。

そもそも...
Agentforce 2dxはAgentforce2.0のマイナーアップデートです。
2024年夏にAgentforce1.0が発表
2024年冬にAgentforce2.0が発表
2025年春にAgentforce 2dxが発表(実質2.5みたいなもの)←イマココ

Agentforceとは、一言で言えば"AIの同僚"。
例えば、お客様からの問い合わせに自動で返信したり、営業活動をサポートしたり、業務をスムーズに進めるためにAIが代わりに動いてくれる仕組みです。

そして「2dx」では、そのAgentforceがさらに進化!
今までは人の操作や指示が必要だったのに対し、データの変化や状況を見てAIが自分からアクションを起こすようになります。

従来との違い:「指示待ち」から「提案型」へ

これまでのAIは、いわば「言われたことをするアシスタント」でした。

でもAgentforce 2dxは違います。
AIがあらかじめ業務の状況を把握して、「こんな対応が必要そうですよ」と提案してきたり、自動で処理を進めてくれるようになるんです。

たとえば:

  • 在庫が少なくなったら、AIが自動で発注を提案

  • 顧客の状況を見て、営業担当に「このタイミングで連絡を」とアラート

  • トラブルが起きそうな予兆があれば、先に対処案を提示

まさにそんなところまで気がついてくれるんですか?と驚きの声が上がるほど"気が利くAI"の登場です。

プロアクティブAIってどう使うの?活用例紹介

Agentforce 2dxができることはたくさんありますが、ここでは初心者でもイメージしやすい例をいくつかご紹介します。

機能 できること
プロアクティブな支援 業務データをチェックして、必要な処理をAIが先回りで提案・実行
マルチモーダル体験 文字だけでなく、音声や画像も使ってAIとやり取りが可能
ローコード開発 プログラミングが苦手でも、直感的にAIを設定できる
AgentExchange活用 他社が作ったAIエージェントをそのまま導入できる"アプリストア"のような仕組み

実際にOpenTable(レストラン予約サービス)では、Agentforceの導入によって問い合わせ対応の73%がAIで完結するようになり、業務の負担が大きく減ったそうです。

初心者でも使いこなせる?Salesforceならではの工夫

「便利そうだけど、使いこなせるか不安...」という方もご安心を。

初心者や開発者向けに無料で試せる「Agentforce Developer Edition」を提供されています。
ここでは、AIエージェントの動きや設定を実際に体験することができるので、いきなり本番導入する前に慣れることができます。

また、「ローコード」と呼ばれる少ない手間で開発できる仕組みも整っているので、専門的な知識がなくても安心して使い始められますよ。

セールスフォース社の発表を見てすぐに、新しくリリースされたSalesforce Developer Editionを試してみました!
この環境には、AgentforceとData Cloudが搭載されており、AIエージェントの構築やデータ統合の機能を手軽に体験できます。

Salesforce Developer Editionとは?

無料で利用できる開発専用のSalesforce環境で、今回から使用し続ける限り有効期限が切れない仕様になったそうです。つまり、一度セットアップすれば、長期間にわたって学習や開発に活用できるということ!

その環境では、以下のようなことができます:

  • ドラッグ&ドロップでアプリ開発

  • ノーコード/ローコードまたはApexコードでAgentforceをカスタマイズ

  • 構造化/非構造化データをもとにしたAIエージェント開発

  • APIやMuleSoftとの連携で外部システムとも統合

  • Data Cloudによる顧客データの統合・分析・セグメント作成

Coral Cloudでリアルな体験も

サンプルアプリ「Coral Cloud」を使えば、リゾート業界を想定したAgentforce+Data Cloudのユースケースを実際に触って試すことができます。
個人的には、このデモで「AIがどうやって動いているのか」「どのデータを使っているのか」がかなりイメージしやすくなりますね!

Agentforce × Developer Editionは今がチャンス

AgentforceとData Cloudを自由に触れるこの新しいDeveloper Editionは、これからSalesforce開発やAIエージェントに挑戦したい人にとって、絶好のスタート地点だと思います。
興味がある方は、ぜひ以下のリンクから無料でサインアップしてみてください。

Salesforce Developer Editionにサインアップする

まとめと今後に向けたポイント

Agentforce 2dxの登場により、AIエージェントは「言われて動く存在」から、「自ら考えて動く存在」へと大きく進化しました。
これからの時代、AIが人に代わって働くだけでなく、業務そのものをリードするパートナーになっていくことでしょう。

セールスフォース社は今後も、こうした"先回りして動くAI"を中心に、新しい働き方を提案していくとしています。

このブログでは、AgentforceやSalesforceの最新AI情報をこれからもわかりやすくお届けしていきますので、気になる方はぜひブックマークを!

初めての方は【AI初心者でもわかる!Agentforceとは?何ができるの?】の記事もぜひチェックしてみてくださいね!

AI活用前にデータを整備しておくのは必須中の必須なので、ぜひ以下のA Iアセスメントサービスもご覧くださいませ!

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投稿者プロフィール
営業戦略部

営業戦略部(Customer Marketing Team)

カスタマーサクセスを目指し、マーケティング業務を行っている営業戦略部です。toBeマーケティングの自社マーケティングについて共有させていただきます。


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