【コンテンツマーケティングを成功させるノウハウVol.4】オウンドメディアで"読まれる記事"を作成するコツ
マーケティングチーム
2021.11.01
2024.02.09
コンテンツマーケティング
Pardot,
テクニック
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こんにちは、コンサルティングチームです。
本ブログでは、全4回に分けてコンテンツマーケティングを成功させるためのノウハウを紹介していきます。今回は、ユーザーに見つけてもらうコンテンツをどうのように制作するのか?どのように効果測定してPDCAしていくのか?その流れやポイントをご説明したいと思います。
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では、さっそく本題に入りましょう。
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Contents
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1. 検索ニーズの調査
2. タイトルの作成
4. コンテンツ効果測定
5. Account Engagement (旧 Pardot)でのリードナーチャリング事例
6. コラムパックのご紹介
section.1 検索ニーズの調査
「ユーザーがどのようなキーワードからコンテンツに辿り着くのか?」を考える際に、キーワードの検索ニーズが重要です。タイトルキーワードを作成する前に、まずは検索ニーズの調査を行いましょう。
1) GoogleAnalyticsから調査する。
現在運用しているオウンドメディアや、サービスサイトがある場合は、現サイトに流入しているユーザーの検索キーワードを調べることができます。
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ポイント①
サイト全体への自然検索経由の流入キーワードを調査することで、どのようなキーワードでユーザーが流入しているのかわかります。
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ポイント②
特定コンテンツへの流入キーワードを調べることで、特定コンテンツへのセッション数や、CV数が多いページなど、どのページにユーザーがアクセスしているのかを探り、ニーズのあるテーマを見つけ出すことができます。
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★【注意】Googleアナリティクス で取得できないキーワードがあります。
(not provided)(not set)は、SSLかにより流入キーワードが閲覧できません。
集客>すべてのチャネル>Organic Searchでキーワードを調べようとすると、約99%のデータが(not provided)と表示され、具体的なキーワードが表示されません。セキュリティ強化のために"SSL通信"を採用していることが原因で、ユーザーのプライバシー保護のため、情報が暗号化されているため、検索キーワードの詳細を閲覧出来ない状況です。
検索キーワードが見れない問題を解決するためには、Googleサーチコンソールの活用をお薦めいたします。
2)Search Consoleから調査する。
サイトへの流入キーワードを確認することができます。
どのキーワードからどのくらいのユーザーがサイトへ流入数や、そのキーワードでの検索何位といったGoogle検索結果の状況も確認することができます。
▼GoogleAnalyticsとの違い
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Search Console |
GoogleAnalytics |
ユーザーの状況 |
検索エンジンで探している |
サイトに訪問している。 |
見れる内容 |
流入キーワード
表示回数
掲載順位
クリック数、クリック率
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ユーザー属性
流入経路
アクセス数(各ページ)
コンバージョン数
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3) Googleキーワードプランナーから調査する。
Googleキーワードプランナーは、SEO対策のキーワードを調査する際に使われるGoogle公式無料ツールです。
Google独自のロジックに基づいて新しいキーワードや検索ボリュームを調べるだけでなく、過去の傾向データなども提供しており、ユーザー(ターゲット層)を明確にして、重要なキーワードを調査することができます。
基本的には、メインキーワードを入力して検索ボリュームをを調査したり、関連キーワードの中からターゲットキーワードを深堀りしていくことで、記事タイトルや、キーワードを選定することができます。
注意:Googleキーワードプランナーは基本的に「Google広告」の補助的ツールとなっております。アカウント登録時にクレジットカード登録が必須となりますが、実際に広告を出稿しなくても利用することができます。
3) サジェストツールから検索ニーズを調査する。
サジェストツールとは、検索エンジン検索窓に何か調べたいキーワードを入力したときに自動的に、関連したキーワードを予想してくれる機能です。サジェストキーワードは、「ユーザーの検索頻度やキーワードの関連度合い」によって表示されているため、ユーザーの知りたい情報を予測することができます。Google検索順位の上位にあがるアルゴリズムとして、「ユーザーにとって有益な情報を発信し続ける」ことが重要なため、記事制作をする際にサジェストキーワードの情報を参考にすると良いでしょう。
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▼サジェスト無料ツールのご紹介
section.2 タイトルの作成
コンテンツ記事のタイトルは、検索エンジンにテーマを伝える重要なキーワードです。
3つの順番で、タイトルを作成していきましょう。
1) ターゲットキーワードの決定
タイトルを作成するときは、まずコンテンツのテーマとなる「ターゲットキーワード」を決めます。
複合キーワードかつ、検索ボリュームが多いキーワードを見つける作業です。
1つのコンテンツに対してメインキーワードは1つになるようにしましょう。
2) 関連キーワードのピックアップ
ターゲットキーワードを検索するユーザーは、他にどのような検索をするのか、
Googleキーワードプランナーを使い定量的な調査をします。
同じような記事や、キーワードを深堀りしたり、サジェストツールで関連ワードも探してみましょう。
3) キーワードを組み合わせて文章作成
タイトルに含めるキーワードは、メインキーワードを先頭に含め、キーワードを組み合わせていきます。
SEOを意識しながらタイトルを作成する場合は、最大全角35字以内に収めることを意識して作成しましょう。
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▼キーワード掛け合わせ無料ツールのご紹介
掛け合わせたいキーワードをkeys1・keys2・keys3に入力して[実行]をクリックすると、
すべての掛け合わせパターンが自動で作成される無料ツールです。
例えば、keys1に「メインキーワード」、keys2に「掛け合わせキーワード」を入力すると、
全ての掛け合わせパターンが表示されます。表示されたキーワードは、コピーすることができるので、Excelなどのファイルに貼り付けてキーワード選定に活用できます。
4) タイトルの作成
タイトルを作成する際、SERP(検索結果)シミュレーターを使用すると便利です。
タイトル、ディスクリプション、URLなど、検索結果に表示された時にどういう表示になっているかを確認するツールです。このツールは、文字数が全角30文字でカウントされるため、文字数カウントにも便利です。
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section.3 コンテンツ効果測定
オウンドメディア運営で、つまづくことが多いのが制作したコンテンツの「効果測定」です。
課題を抽出し、PDCAを適切に回していくための確認ポイントをご紹介いたします。
1) GoogleAnalytics
オウンドメディアの分析には、GoogleAnalyticsを用いて確認を行います。
①オウンドメディアからどのぐらい集客できていているのか確認する。
②オウンドメディアから目的となる行動を確認する。
③改善すべきコンテンツを見つける。
2) Search Console
Google検索エンジンからどのように見られているのか?サイトの問題や改善策の確認を行います。
メッセージ...サイトに何かの問題(質の低いページが多い場合など)があればアラートを飛ばしてくれます。
HTMLの改善...タグが重複している場合など重複ページを確認できます。
検索アナリティクス...Google検索でのパフォーマンスを分析できます。クリック数、CTR・掲載順位など見ることができます。
クロールエラー...アクセスできないページを検出してくれる機能です。
section.4 Account Engagement (旧 Pardot)でリードナーチャリング事例
オウンドメディアで獲得したリードを、自社のファンになっていただくためにはリードナーチャリング(顧客育成)が必要です。ブログ記事などからすぐにお問い合わせに繋がれば良いのですが、実際はなかなか難しいです。そのため興味を持っていただいたユーザーに対して有益な情報として「ホワイトペーパー」を提供するなど、ファン化に向けてより良いコミュニケーションを行っていくと良いでしょう。下図のように、ホワイトペーパーのダウンロードいただくことで、Pardotフォーム通過しアクティブプロスペクトとしてリードナーチャリングする方法があります。
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▼マーケティング施策の事例
section.5 コラムパックのご紹介
コンテンツマーケティングの ファーストステップをご支援いたします!
toBeマーケティングでは、SEO調査・コラム企画・コラム原稿制作・Account Engagement (旧 Pardot)実装まで一気通貫でサポートする「コラムパック」サービスをご提供しております。コラム本数( 10コラム、30コラム、60コラム)により3つのプランを用意しております。
自社内での企画や制作が難しいという方、是非、お気軽にご相談くださいませ。
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本ブログでは、全4回に分けてコンテンツマーケティングを成功させるためのノウハウを紹介してきました。
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