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SEOとPardot、Webサイトのモバイル対応の重要度は?


はじめまして、デジタルマーケティングチームです。
デジタルマーケティングの視点からPardotの活用ができるWebサイトの提案を行っています。
今回のブログでは2018年に入って、さらにGoogle検索のモバイルシフトが進んだことについてお伝えしていきます。

2018年におけるSEOの2大トピックスは、なんといっても

・モバイル ファースト インデックス(MFI)の開始

・新アルゴリズムの「スピードアップデート」の開始

につきます。

これらのGoogle検索のインデクシングの変更と、アルゴリズムのアップデートが、Webサイトを使ったマーケティングやPardotの活用にどのような影響があるかについても併せてお伝えしたいと思います。

Google検索のモバイル ファースト インデックス開始

モバイル ファースト インデックス(MFI)とは、これまでPC版のコンテンツを第一優先にインデックスしてきたGoogle検索を、モバイル版のコンテンツを第一優先でインデックスするコンテンツの集め方に関するもので、モバイル版のコンテンツが評価されランキングの要因となることを意味します。



MFIは、2016年11月にGoogleウェブマスター向けブログで予告されたものですが、約1年半のテスト期間を経て、2018年3月27日に正式にリリースされたことを同ブログで発表しています。

モバイル ファースト インデックスとは、モバイル版のページをインデックスやランキングに使用し、主にモバイル ユーザーが探しているものを見つけやすくすることを意味します。

検索結果の提供に使用するインデックスは引き続き 1 つのままです。 メインのインデックスとは別の「モバイル ファースト インデックス」はありません。 歴史的にデスクトップ版のコンテンツがインデックスされてきましたが、今後はモバイル版のコンテンツを使用していきます。

Googleウェブマスター向け公式ブログ」より

背景には、PCユーザーを追い抜き、ますます増加し続けるモバイルユーザーの存在があり、これまでPC版のコンテンツをインデックスしてきたためモバイルユーザーが探したいものが見つからずユーザーに有益な検索結果の提供ができなくなってきたことがあります。

MFIはモバイルコンテンツを第一優先にGoogleの検索インデックスするものです。もし貴社がPCサイトしか持っていないからといって、Googleにインデックスされなくなるのを心配する必要はありません。貴社のWebサイトが正しくインデックスされるように作られていれば、PCからも引き続き検索結果に表示されます。



Google検索のスピードアップデート開始

2015年4月から開始されている検索アルゴリズムのモバイル フレンドリーは、ご存じの方も多いかと思います。これは、Webサイトがモバイル フレンドリーであるかをランキング要因に使用する検索アルゴリズムです。



モバイル検索で表示されるコンテンツがPC向けであった場合、スマホ上で表示されるコンテンツのテキストが小さく、読むときにピンチやズームなどの操作をしてしまうなど、モバイルユーザーのユーザ体験を損なう要素があるため、Webサイトの評価を下げるものです。

そのモバイル フレンドリーに加えて、新たなモバイル向けのアップデートが開始されたことを、2018年7月9日にGoogleウェブマスター向け公式ブログで発表されました。

それがスピードアップデート"Speed Update"です。

この "Speed Update" (と私たちは呼んでいます)は、ユーザーに本当に遅い体験を提供しているようなページについてのみ影響し、ごくわずかな割合のクエリにしか影響しません。 そのページがどのような技術を用いて制作されたかに関係なく、すべてのページに同じ基準を適用します。 検索意図は依然として非常に強いシグナルですので、魅力的で検索クエリと関連性の高いコンテンツは、ページの読み込み速度が遅くても高い順位に掲載される場合もあります。

Googleウェブマスター向け公式ブログ」より

これはモバイル検索におけるページの表示速度が著しく遅い場合に、Webサイトの評価を下げ、検索ランキングに影響するアップデートです。



SEOでもPardotでもモバイル対応が重要な理由

MFIのリリースから、Google検索がこれからもモバイルユーザーに最適なサービスを提供していくことは明白ですし、ここ数年のビジネスシーンにおけるスマートフォンの利用傾向からも、Webサイトをモバイル最適にしていくことの重要度は、さらに高まったといえるのではないでしょうか?

スピードアップデートによるマーケティングへの影響は、例えば、競合企業のWebサイトと自社のWebサイトを比べてみて、PC版のWebサイトが表示されて著しく表示時間が長い場合、検索ランキングで競合よりも不利になっている可能性があり、Pardotのアクティブプロスペクトにしたい潜在顧客を逃していることも考えられます。

SEOの視点からでなくとも、Webサイトがモバイルからのアクセスを意識してないため、Google検索経由のアクセスや、PardotとWebコンテンツを使ったナーチャリングで、コンテンツがなかなか表示されない、読みにくいなどの理由でサイトを離脱しているのであれば、新規リード獲得やリテンション機会を逃してしまうこともあるかもしれません。

時間をかけて蓄積してきたコンテンツの質でなく、WebサイトのUXで損をしているとしたら大変もったいないことです。このような取りこぼしがないよう、モバイル対応をしっかりとしてくださいね。

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お客さまにPardotを導入する過程で、WebサイトをPardotに最適な仕様でリニューアルして活用したいというご相談いただきますが、弊社ではGoolge検索のMFIやモバイル フレンドリーに最適なレスポンシブウェブデザインをご提案することで、モバイル対応されたWebサイト制作をしています。

次回は、Webサイトがモバイル フレンドリーか?表示スピードは適切か?Googleが提供する無料のツールをご紹介します。

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カスタマーサクセスを目指し、マーケティング業務を行っている営業戦略部です。toBeマーケティングの自社マーケティングについて共有させていただきます。

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