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WebサイトのSEOとモバイル対応度をチェック

author 田仲 朗

date 2018.10.23

update 2023.08.03

tags マーケティングオートメーション

tags  SEO, テクニック,

はじめに

前回の記事では、2018年におけるSEOの2大トピックスと、モバイル対応の重要度についてお伝えしました。

SEOの2大トピックス

・モバイル ファースト インデックス(MFI)の開始

・新アルゴリズムの「スピードアップデート」の開始

今回は、Webサイトが「モバイルフレンドリーか?表示スピードは適切か?」ということを、無料で簡単に確認できるGoogleのツールをご紹介します。


モバイルフレンドリーか、そしてMFIに対応しているかをチェック

Webサイトがモバイルフレンドリーかどうかは、Webサイトの担当者に聞かずともGoogleの無料ツールでチェックをすることが可能です。無料ツールは、Googleからいくつかリリースされていますが、今回はGoogle検索のガイドからリンクされているツールをご紹介します。このツールを使うと確認したいURLがモバイルフレンドリーかをチェックしてくれます。

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1.下記のURLにアクセスしてください。

◆モバイルフレンドリーテスト:https://search.google.com/test/mobile-friendly

2.フォームにチェックしたいページのURLを入力して「テストを実行」ボタンをクリックしてください。

モバイルフレンドリーテスト

3.モバイルフレンドリーをチェック

モバイルフレンドリーかどうかのチェック結果が表示されます。このテストで「このサイトはモバイルフレンドリーです」と表示されれば、MFIにも対応されています。

モバイルフレンドリーにはなってるが改善したほうが良い点があれば、「ページの読み込みに関する課題」で課題点を挙げてくれます。

モバイルフレンドリーをチェック

内容がわからなくても、専門家にこのページのURLを伝えれば、アドバイスを求める際に役立ちます。

モバイルフレンドリーをチェック

4.モバイルフレンドリーでなかった場合

Googleからモバイルフレンドリーにするときのガイドが用意されていますので、こちらをご確認いただければ適切な対応ができるようになっています。内容がわからなければ、このページを送って対応方法を専門家に相談してみてください。

◆ガイド:https://developers.google.com/search/mobile-sites/


スピードアップデートに対応しているかのチェック

一方、スピードアップデートに対応しているかは、TestMySiteでチェックすればわかります。このツールを使うと確認したいURLの3G回線でのページの読み込み時間を計測して、改善点をチェックしてくれます。

1.下記のURLにアクセスしてください。

◆TestMySite:https://testmysite.withgoogle.com/intl/ja-jp

2.フォームにチェックしたいページのURLを入力して「→」ボタンをクリックしてください。

スピードアップデート

3. 読み込み時間をチェック

しばらくすると、ページの読み込み時間が表示されます。ページの読み込み時間によって訪問者の推定離脱率も出してくれるため、機会損失がどの程度あるのかを把握することができます。

読み込み時間をチェック

「↓」でスクロールすると同業種との比較が確認できます。

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4.同じ業種内での読み込み時間の比較

自社と同じ業界の他社の平均読み込み時間や、業界内で比べたときの読み込み時間のポジションが一目でわかるため、改善をすべきかどうかの判断に役立ちます。

同じ業種内での読み込み時間の比較

次に「↓」でスクロールすると、優先度の高い修正点を確認できます。

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5.無料レポートを取得する

また「無料レポートを取得する」ボタンで、自分のメールアドレスにテスト結果と詳しい修正点を送ることができます。

無料レポートを取得

6.無料レポートをメールで確認する

下記のように「Test My Site with Google」からテスト結果が届くと、詳しい修正点を確認できますので、専門家に転送して相談してみましょう。

無料レポートをメールで確認

まとめ

Webサイト経由の新規リードを増やすためにはコンテンツがあることも重要ですが、そもそも集客できていなければリードも増えません。

潜在顧客に見つかりやすいWebサイトになっているか?そしてモバイルアクセスに対応できているか?Webサイトを使ってマーケティング活動をするなら、Google検索のSEO対策は欠かせないポイントです。今回ご紹介したチェックツールを使って自社のWebサイトが、Google検索やモバイルからのアクセスに対応できているか確認してみてください。

もし対応が必要なら、Webサイトのご担当や制作会社にチェック結果を伝え、対応に必要な予算を算出してもらいましょう。toBeマーケティングではPadotを活用するためのご支援の一つとして「WEBサイト構築・コンテンツ作成」も行っております。担当者がいない、制作会社と連絡が取れない際には、お気軽にご相談ください。

投稿者プロフィール
田仲 朗

田仲 朗(Akira Tanaka)CI本部 デジタルマーケティング部

Web制作会社でキャリアをスタートし14年在籍。在籍中の約7年は大手広告代理店数社に常駐し、Webサイト、スマートフォンアプリ、ソーシャルメディア、動画コンテンツ、ソフトウェアの企画、デザイン、制作ディレクション、運用などを担当。その後、アプリ開発者向けサービスを提供するスタートアップに入社し3年在籍。マーケティング・プロモーションを担当。
2018年にtoBeマーケティングに入社。
これまでの経験を活かし、Pardotを活かすWebサイトの構築や、Pardotとコンテンツを使って、お客様のマーケティングに活かすご提案を行っております。


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