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マーケティングオートメーションの市場動向と企業の導入実態まとめ

author マーケティングチーム

date 2019.03.01

tags マーケティングオートメーション

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グラフを指さすビジネスマン

国内のマーケティングオートメーションの市場はどのような状況にあるのでしょうか。

ここではマーケティングオートメーションの検討資料となるような各種の統計や調査結果をまとめました。国内全体の市場規模だけでなく、企業規模や地域、業種別の導入率まで紹介しています。

さらに、実際にBtoB企業に勤務する人へのアンケート結果も取り上げましたので、ぜひ参考にしてください。

国内のマーケティングオートメーションの市場規模や市場予測

コーヒーを飲みながらパソコンを操作する男性

国内のマーケティングオートメーションの市場の大きさ

国内のマーケティングオートメーションの市場規模については、複数の市場調査会社が実績と予測を発表しています。2017年末から2018年初頭に発表された調査では、年間数十%以上もの高成長が見込まれているのです。

その1つ、矢野経済研究所の調査によると、2016年のマーケティングオートメーションサービスの市場規模は約245億円で、2017年には前年比23%増の300億円に成長すると予測しています。

また、IT系のある市場調査会社によると、2016年のマーケティングオートメーション市場は前年比60.7%増の約107億円となり、2017年の予測値は前年比50.4%増の約162億円です。この会社ではBtoBとBtoCの対象別の市場規模も算出していて、BtoC向けはBtoBに比べて2倍以上の規模があり、将来的な成長率も大きいと試算しています。

市場統計が意味するところ

2つの市場調査会社の市場統計には2倍以上の金額差があり、これはマーケティングオートメーションの運用の難しさを示唆しています。

矢野経済研究所の統計では市場規模を約245億円と算定し、一方、IT系市場調査会社では半分以下の約107億円としています。矢野経済研究所の算出額は、システムだけでなくコンサルティングなどの支援サービスを含んだ金額です。IT系市場調査会社の統計のように、システム料や付随サービスに限ると市場規模はぐっと小さくなります。

このことから、マーケティングオートメーションをシステム1つで運用できる会社が少ないことがわかります。マーケティング手法を理解していないと使いこなせず、成果も上げにくいため、コンサルティングや運用支援サービスに頼っている企業の姿もうかがい知れます。

国内企業におけるマーケティングオートメーションの導入実態

複数のパソコン画面を見るビジネスマン

国内企業のマーケティングオートメーション導入率は2.4%

某ITベンチャーの調査によると、2019年6月現在、国内約18万の組織URLのうち、2.4%の4,067サイトがマーケティングオートメーションを利用していることがわかっています。

これより前の調査になりますが、もっと参考になるように、地域や企業規模、業種別のマーケティングオートメーション導入率を紹介しましょう。

某ITコンサルティング会社の2017年の調査によると、国内約33万社の企業サイトでマーケティングオートメーションを導入しているのは0.5%でした。国内の地域別(本社の所在地)の導入率は、高い順から関東、関西、北海道、中部、東北になり、中国・四国地方や九州・沖縄ではマーケティングオートメーションはやや手薄とみられます。

マーケティングオートメーションは企業規模が大きいほど導入率が高い傾向です。資本金10億円以上の大企業では導入率が3.6~4%と高率で、資本金1~10億円の企業では2.6%、それ以下の企業は1%未満となり、規模が小さくなるにつれて導入率は漸減していきます。

最後に、業種別のマーケティングオートメーション導入率を見てみましょう。導入率の高い業種にIT・広告・マスコミ、人材派遣業、教育があり、いずれも2017年時点で導入率が1%を超えています。逆に導入率が低かったのは建設業(0.22%)、卸売・小売業(0.36%)でした。

統計からいえること

マーケティングオートメーションはマーケティング活動の自動化を図るためにあり、規模が大きいほど費用対効果が出やすいです。その結果、大企業での導入率が4%と高率で、国内企業の平均を大きく上回ります。また、マスマーケットとの相性が良いため、対象者が多数にわたる広告業、人材派遣業、教育といった分野で導入率が高くなっています。

また、北海道のマーケティングオートメーション導入率が高いのは、人口密度が低く対象者が広い地域にまたがり、対人での営業効率が他の地域に比べて低いためでもあるでしょう。

このことから、ある程度の規模があって、商圏が広域にわたり、多数の顧客を相手にする企業であれば、マーケティングオートメーションを有効活用できる可能性があるといえます。

国内のBtoB企業におけるマーケティングオートメーション導入・運用事情

迷路で悩むビジネスマン

最後に、国内企業のマーケティングオートメーションの導入状況や運用事情の一端を垣間見れる調査結果を紹介します。あるマーケティングメディアがBtoB企業に勤務する数百人に聞いたアンケート結果から、マーケティングオートメーションの導入効果の実感と、実際の運用にいたるまでの期間について取り上げます。

2017年11月の時点で、勤務先の企業がマーケティングオートメーションを導入して効果があったとする人は全体の57%で、効果がなかったと感じる人は計17%でした。「わからない」とする計20%を除き、マーケティングオートメーション導入に対してほとんどの人が一定以上の効果を実感しているようです。

また、2018年10月の調査では、勤務先がマーケティングオートメーションを導入してから実運用にいたるまで、4か月以上かかったとする人が55%もいました。数か月以内に軌道に乗ったとする割合は19%で、事前準備や連携がうまくできないと、導入後の試行錯誤をかなり強いられるようです。

中には実運用まで1年以上かかったという答えも17%あり、利用目的や方針が定まっていないと、マーケティングオートメーションの活用がままならない実態もうかがえます。

国内のマーケティングオートメーションの市場は成長中

マーケティングオートメーションを導入する国内企業は増加しています。過去の統計調査では年数十%の成長予測も発表されており、特にマスマーケットを相手にするBtoC企業でのマーケティングオートメーションの導入率が高いです。

スムーズな運用にはマーケティングの知識や他との連携も必要ですが、顧客管理の自動化と業務の効率化が実現できるのがマーケティングオートメーションの魅力です。特にWebマーケティングを志向している企業なら、マーケティングオートメーションをぜひ検討してみましょう。

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マーケティングチーム

マーケティングチーム(Marketing Team)

マーケティングオートメーションの導入・活用支援を提供するtoBeマーケティングの自社マーケティングチームが、MA導入検討者様にお伝えしたい「マーケティングオートメーションの魅力や関連情報」をお届けいたします。


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