ブログ
BLOG

【Summer'24】 Account Engagementのリリース内容をご紹介

author MAnavi チーム

date 2024.08.06

update 2024.08.29

tags Account Engagement

tags  リリース情報

皆さんこんにちは。今回は、日本時間2024年6月16日にリリースされたSalesforceのメジャーリリース Summer'24 から、Marketing Cloud Account Engagement(以下、Account Engagement)に関するリリース内容を2つ解説します。
リリースノートを見るだけでは分からない、注目ポイントも交えてお届けしますのでぜひ最後までご確認ください。

toBeマーケティング株式会社では、お客様のマーケティング成果の最大化を目指し、デジタルマーケティング施策の戦略策定支援から、実際のツールの導入支援、導入後の活用支援、運用業務まで、お客様のご状況や課題に合わせ、マーケティングパートナーとして幅広くお手伝いいたします。⇒ お気軽にお問い合わせください!

オペレーショナルメールの拡張

今回のリリースでは、オペレーショナルメールを『Engagement Studio』から送信することができるようになりました。
これによりオペレーショナルメールを送信する方法の選択肢は、従来の『リストメール』や『メールコンテンツ』からの一括送信だけではなくなったため、オペレーショナルメールの活用の幅が広がったと言えます。

Send Operational Email.png

オペレーショナルメールとは?

Account Engagementメールのコンテンツ種別は「マーケティングメール」と「オペレーショナルメール」の2つに分類され、通常Account Engagementから送信するメールはマーケティングメールに該当します。
オペレーショナルメールとは、マーケティング目的ではない重要な内容を送信する際に使用するコンテンツ種別であり、メール登録解除済みのプロスペクトにも送信できることが最大の特徴です。

【オペレーショナルメールに該当する例】

  • ユーザー側で対処が必要となる、重大なシステム変更
  • 配送情報および請求書
  • サービス利用規約の変更
  • 注文の確認
  • システム状況通知
  • 法的に義務付けられた通知
  • 社内メール

参考:マーケティング目的ではないメールの送信(Salesforceヘルプ)

Engagement Studioでのオペレーショナルメール活用方法

オペレーショナルメールに該当する重要なメールでは、送信後に特定の反応がない顧客に対して再送信をする、あるいは個別フォロー対象としてリスト化するなど、送信後のアクションが必要になるケースも多く考えられます。
これまでは、そのような対象者を抽出するために非常に手間がかかりましたが、Engagement Studioを使用して一連のシナリオをプログラム化することで、業務を大幅に効率化することに繋がります。

▽シナリオ例
オペレーショナルメールシナリオ例.pngのサムネイル画像

Account Engagement Optimizer のアップデート

続いて、Summer'24では Account Engagement Optimizer の機能に2つのアップデートがありました。
そもそもOptimizerとは?という方は、先に以下の記事をご覧ください。

新機能!「Account Engagement Optimizer」徹底研究レポート

1.お知らせバナーの表示変更

これまでAccount Engagementのダッシュボード上に表示されていたお知らせバナーの表示場所が、Optimizer内に移動しました。これにより、マーケティングカレンダーなどダッシュボード本来の視認性が向上されました。

▽Optimizer上に移動したお知らせバナー
Optimizerのお知らせバナー.png

2.ダッシュボードへのアラート表示

Optimizerが「設定の問題」を検知すると、ダッシュボード上にアラートを表示するようになりました。 これにより、Optimizerにアクセスせずとも対処すべき問題の発生を素早く認識することができます。

▽ダッシュボード上のアラート表示
Optimizerのアラート.png

突然の表示に少し混乱されたユーザーも多いのではないでしょうか。
実際に発生している「設定の問題」は、表示されているメッセージのように機能へのアクセスが制限されているとは限りませんので、このアラートが表示されても焦らずに落ち着いてOptimizerを確認してください。

このアラートが表示された場合は、どのような問題が発生しているかを認識して正しく対処し、常にアラート表示のない状態にすることが理想的です。

ただし、2024年7月時点では、自社運用への影響を考慮してあえて対処はしないと判断するタイプの問題もあります。(例:「マーケティングユーザーの割り当てが無効」)

重要なのは、自社においての正しい表示状態を管理者が把握し、他のユーザーにきちんと周知しておくことです。ただ放っておいただけでは、今後発生するかもしれない重大なアラートに気付くことができず、普段から目に入るユーザーには混乱やストレスを与えることになるかもしれません。

Account Engagement 管理者の方は、このアップデートを有効的に活用できるよう、ぜひこの機会に自社の状態を振り返ってみてください。

MAツール運用担当を担う人材・教育が不足している
✔戦略策定ができても、具体的な設定方法や操作の手順がわからない
✔設定したものの想定した動きにならず、理由がわからない
✔Account Engagementやマーケティングに詳しい人がおらず相談ができない

上記のようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ!弊社MAnaviをご活用ください!

Blog専用_クリックバナー.png

  MAnaviでは、本ブログで紹介している最新情報等を定期セミナーにてご紹介いたします。

   \お困り事はお気軽にご相談ください/ 

投稿者プロフィール
MAnavi チーム

MAnavi チーム(MAnavi team)

Account Engagement 活用・定着化を支援する「MAnavi(マナビ)」では、Account Engagement を「学ぶ」「使う」「活用する」をコンセプトにtoBeマーケティングがこれまで培ってきたAccount Engagement の活用・定着化をサポートするさまざまなコンテンツをご提供しています。本ブログでは、Account Engagement・Salesforceの使い方やAccount Engagementユーザーからのよくあるご質問や、活用のためのワンポイントなどをご紹介します。


ページトップへ