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MA比較!MA乗り換え企業必見。Pardot導入時につまずかないポイント 〜データを理解する〜

author 加藤秀樹

date 2018.10.17

tags Pardot

tags  Salesforce

Pardot導入時につまずかないポイント

みなさん、こんにちは。toBeマーケティングの加藤です。
前回は、「Pardot導入時につまずかないポイント〜言葉の壁〜」と題して、「言葉」について書きました。

◆前回の記事はこちら

今回、お伝えするのは「データ」です。

データとは、Pardotが扱う"人"のデータなどです。この"人"のデータを「Pardotがどのように管理し、Salesforceと連携されるか」ということに関して今回はお伝えいたします。

Pardotを活用するには、メール送信などの機能を使えればいいのでデータについて理解することは、あまり重要ではない...と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、Pardotを使いこなし、さまざまな施策を実施していくデジタルマーケティングには必須と言えます。

  

1. データを理解することの重要性

PardotなどのMAツールを手段として利用される方が、実施しているデジタルマーケティングの中心はデータです。

このデータとは

・ホームページにアクセスした際のアクセス履歴
・Webページに登録する個人情報
・名刺データ
・個人が所属する企業情報
・営業活動で発生するさまざまなデータ(活動記録、提案書、契約書)
・企業のシステムから発生するデータ(受発注データ、分析データ、マスタ系データ)
・外部公開されているオープンデータ

などのことで。数えるとキリがありませんが、これらのデータを駆使していかにパーソナライズされた施策を実施するか、そしてその結果をもとに、さらに改善した施策を実施し、PDCAを高速に回していくかが重要ですので、取り扱うデータへの理解はとても重要です。

取り扱うデータレイヤー

PardotなどのMAツールはデジタルマーケティングの一部でしかありませんが、データはすべてのツールや施策に関わってきます。このデータを理解することでPardotを使いこなし、MAツールの施策実施の立案時に役立ちますし、デジタルマーケティング戦略の幅が広がります。

また、データを理解することはPardotなどのITサービスを深く理解する上でも役立ちます。ITサービスは、クラウドのサービスやインストールするソフトウェアなどがありますが、すべて、①データ ②機能 ③ユーザーインターフェース で構成されています。この3階層のデータ部分を理解できれば、そのデータを操作する機能が理解しやすくなります。(ユーザーインターフェイスは近年重要視されていますが、本題から逸れるので説明は割愛します)

理解しやすいとは、機能はマニュアルを見ただけではわからないこと、施策としてやりたいことができるのか、できないのか、使う上での勘が働きます。会社でシステムに強い人がいると思いますが、理由はデータおよび、システムを理解しているからだと思います。

このようにデータを理解することは、デジタルマーケティングに関わる方にとっては重要なスキルだと言えます。データをもとにした施策立案、システムへの理解、しいては自然と論理的思考ができると思いますので是非おすすめです。

  

2. Pardotのデータの持ち方

少し話が逸れてしまいましたが、話を戻します。

Pardotが扱うデータはメールアドレスを含む"人"のデータと、その"人"のWebアクティビティです。Webアクティビティについては別の機会にお話しします。

Pardotのデータの塊(テーブル又はオブジェクト)は1つです。例えばSalesforceは複数オブジェクト(リード、取引先、取引先責任者、商談など)があり新規に作成もできますが、それとは異なります。

Pardotのデータの持ち方

この1つのオブジェクトには、標準で用意されている標準項目と追加で作成するカスタム項目の2種類があります。標準項目はメールアドレス、氏名、住所、TELなど約30個用意されています。カスタム項目は、標準にない項目を独自に作成できる項目です。これらの項目はPardotの施策実行時に使用します。

施策とはメール送信やシナリオと言われる条件と、メール送信などを組み合わせて施策を自動実行させるものです。したがって、施策に必要な項目は、事前に精査が必要です。

メール送信の件名、本文内に差し込む項目やシナリオの条件分岐、またはセグメント分けで必要な項目です。例えば、既存の顧客にだけメールを送りたい場合は、新規か既存かのカスタム項目が必要です。これらの標準項目とカスタム項目はすべてSalesforceと連携ができます。

  

3. PardotとSalesforce連携

PardotとSales CloudなどのSalesforce製品は、セールスフォース・ドットコム社の製品ですので、これ以上の関係性はありません。柔軟かつ密な連携が可能です。連携はオブジェクト単位と項目単位の2つがあります。オブジェクト単位では、Pardot上の"人"のデータは、Salesforceのリード又は取引責任者オブジェクトと双方向同期します。取引先、商談オブジェクトとは参照連携します。カスタムオブジェクトとは諸条件ありますが、参照連携します。

次に項目ですが、Pardot上の標準項目とカスタム項目は、すべてSalesforceの項目と1つ1つ連携することができます。連携方法は先にご説明したオブジェクトごと異なりますが、どちらのデータを優先するかなど詳細な設定が可能です。

PardotとSalesforce連携

4. まとめ

このようにPardotはSalesforceと密な連携ができることから、Pardotを使う方は、先で述べた "戦略の幅が広がる" 基盤を手に入れたと言えるわけです。今後は、Salesforceのオブジェクトや他のさまざまなデータを連携させてPardotをより活用してみてください。最後にまとめです。

・データを理解することで戦略の幅が広がる
・Pardotは1つのオブジェクトでデータを管理する
・Pardotは、Salsforceの各オブジェクトと密に連携できる

次回は、つまずきポイントの機能「フォーム、ランディングページ」をご紹介します。

投稿者プロフィール
加藤秀樹

加藤秀樹(Hideki Kato)デジタルマーケティング部 部長

ソフトウェアベンダーでのシステムエンジニアを経て、BtoBマーケターとして10年間マーケティング施策の立案・実施を経験。2015年よりデジタルマーケティングを中心としたコンサルティングに従事。利用経験のあるマーケティングオートメーションツールはPardot、HubSpot、Marketo、SATORIがある。参画後、Pardot導入・活用支援のプロジェクト数は100以上。上流設計からの施策立案、複数のMAツールの利用経験をもとにした枠にとらわれない発想でマーケティングを追求する日々を送っている。


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