フォームへのスパム攻撃対策はあるの?
2019.02.12
2024.06.19
こんにちは。toBeマーケティング MAnaviサポートのマスコット 戸部 夢子(とべ ゆめこ)です!
今回は、よくあるご質問の中から、「フォームへのスパム攻撃対策」についてご紹介します!
フォームへのスパム攻撃?
Pardotを使用している・していないに関わらず、WEB上にフォームを公開していると、スパム投稿を受けることがあります。
たとえば、外国のフリーメールアドレスや架空の名前・住所などを使用して、ロボットが自動的に大量のフォーム送信をする、といった具合です。日に数千件の通知メールを受け取ったり、不要なデータが大量に送信されてしまうなど、管理者は後処理に終われ、頭を悩ませますね。
こういったスパム投稿に対する対策として、サーバ側での制御やJavaScriptでの制御などを実施することが一般的ですが、Pardotのフォームにはスパム投稿に対応できるオプションがいくつか備わっていますので、ご紹介していきたいと思います!
対策① サンキューページを10分間表示させる
Pardotのフォームでは、サンキューページの表示方法を選択できます。
- フォーム設定の中で"お礼コンテンツ"でサンキューページを作成する
- 任意のサンキューページへリダイレクトさせる
このいずれのパターンでも、連続投稿防止のオプションが使用できます。
このオプションを有効にすると、一度フォームを登録した後、再度フォームにアクセスしても10分間はサンキューページが表示されます。
この機能を利用して、スパムによる連続投稿を軽減させるのです。
対策② フリーメールでの送信を拒否する
スパム投稿は、そのほとんどがフリーメールを使用して投稿してきます。つまり、フリーメールでの投稿自体を阻止してしまえば、スパム投稿を防げるのです。
Pardotのフォームでは、Email項目のデータ形式を"ISPや無料のメールプロバイダ以外からのメール"に限定させることが可能です。
BtoCのビジネスの場合にはこの方法は向いていない場合もありますが、この機能を利用してスパム投稿を防止します。
対策③ reCAPTCHAを有効にする
これが一番強固な対策です。
上記でご紹介した2つのオプション設定は、元々はスパム対策用ではない機能を応用していますが、こちらは本当の意味でのスパム対策と言えるでしょう。
reCAPTCHAとは、下図のように、フォーム内に「私はロボットではありません」というチェックボックスを表示し、表示された画像の中から指定された画像を選択することで「人間ですよー!」ということを証明します。
この認証を通過しないでフォームを送信すると、エラーとなって弾かれてしまいます。
Pardotのフォーム作成ウィザードの中でオプションを有効にするだけでフォーム内にreCAPTCHAを表示してくれるので、非常に簡単ですね!
ぜひ実装を検討してみてください。
MAnaviサポートのマニュアル
MAnaviサポートでは、「スパム対策マニュアル」や「フォームマニュアル」をご用意しています。
細かい機能詳細も掲載しているので、まずはマニュアルをチェックしてみてくださいね!
まとめ
Pardotでは、上記でご紹介した以外にも、ハニーポットや条件付きCAPTCHAが搭載されています。
▶︎ ボット保護とフォーム(セールスフォース・ドットコム社ナレッジサイト)
スパム投稿は百害あって一利無し。ぜひPardotのフォーム機能を活用してスパム対策をしましょう!
また、MAnaviサポートではフォームに関するお問い合わせも受け付けています。フォームの運用に関してお悩みの方は、お気軽にご相談くださいね。
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