今回から長澤よりバトンタッチ致しまして、全国のお客様をご担当させて頂いている、中尾がお伝えさせて頂きます。 今回は、大阪に引き続き、更に南下して、山口県は下関のお客様のご様子を紹介致します。
.二つの部署で仕組みを共有して効率のいい運用へ
今回のPardot導入では、2つの異なる部署でのPardotの利用を行なっております。
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導入の決め手は、まず、「Webの可視化(Webに来ている企業をわかるようにしたい。)」といったものでした。
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ご担当者の皆さまは、今回のMAプロジェクトで初めてマーケティングというものに触れ、
もちろん、マーケティング部という専門部署ではないメンバーでの導入・定着化を目指しておられます。
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2つの部署はそれぞれが、違う業務フローで営業活動を実施しておられましたが、
今回の施策を作って行く中で、一部、運用の統一も行い、双方の部署で同じ施策を実施できる様に
したことが、定着化への近道であると思い実施致しました。
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※ABMサポート:企業のWEBページ訪問者のグローバルIPより、企業名を特定・分析を行う仕組みです。
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また、顧客(企業向け)のWEBサイトの再訪問による再商談化施策・新規営業後のフォロー品質を向上させる仕組みを実装する等、老舗ならではの手厚い顧客フォローを目指す施策も行っております。
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この「Pardot導入チーム」で、作った仕組み・業務フローの営業への定着化が、当面の課題となりますが、一日も早く、業務フローに定着し、営業担当者から「次はこういう施策はできないか?」と相談が来ることを楽しみに、引き続きご支援させていただきます。
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【プチコラム】MA導入後、定着化への近道
MA初期の段階においては、これまでの業務では誰もやったことがない作業が多く、
(MAを意識した、メールコンテンツ作りや、Cookieを意識したコンテンツ作成等)
時間を要してしまうこともあるため、こうしたコンテンツの共通化や業務フローの最適化は、
限られた予算・人員の中では非常に重要なミッションとなっていきます。
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せっかくのツール(Marketing Automation)を、※あえて、オートメーションを強調しますが、、、
導入しても、作業や工数が増えて行くばかりでは、定着化は非常に難しくなっていきます。
※よく、「MA(Marketing Automation)を導入するので、これから業務が楽になる。」と
言われてしまいますが、それは全く違います。(もちろん導入後に大きく効率化を測ることはできます!)
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しかしながら、施策の企画・コンテンツの準備・シナリオや仕組みの実装。これには、
Pardotはやれることが多い仕組みだからこそ、「体制や企業の状況にあわせた施策・仕組みづくり」こそが今後MAを活用していく中での、定着化へ繋がって行きます。
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基本的なところではありますが、
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①体制、業務フローの洗い出し・整理
②ターゲット・施策の精査
③優先順位の確立
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このあたりが、とても重要となっていきます。
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多くの施策を一気に実施しようとせず、まずは
「1つの施策をしっかり作り→実施→レポート→修正」
このサイクルで、1つの成功体験を得ることが、社内で、今後のMAの活用の最短ルートであると思います。