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〜初心者向け〜Tableau Desktop(タブローデスクトップ)レイヤーを使用して市区町村別に売上をマップへ可視化

author データマーケティングチーム

date 2023.09.19

update 2023.10.03

tags Tableau

tags  BI, アナリティクス, データを見る, 機能, 活用Tips

Tableau Desktopを使用し始めた頃、データのMAP化が簡単にできることに驚きました。またレイヤーの仕方も簡単で、「おぉ!」と感動したことを覚えています。

今回は、そんなレイヤーを使用して、市区町村別に売上を可視化する手順について、ご紹介いたします!

例えば、「地域ごとに売上が見たい...」「店舗ごとに売上がパッと見えるといいな...」なんて要望はありませんか?

全国に展開している店舗や支社がある場合、目視で確認できるようにするために地図で可視化することが一般的だと思いますが、もし市区町村が入っているデータがあれば、もう少し細かく可視化して、市区町村にある店舗/支社/支店ごとに売上を見ることができるようになります。

それでは実際にやってみましょう!

~前提~

・データ自体に都道県・市区町村までのデータがある

・Tableau Desktopデータペイン上で地理的役割が割り当てられている

・今回は売上データを使用(他メジャーデータ活用でもOK)

【ステップ1:ビューへMAPを表示】

① データペイン上の地理的役割が割り当てられた「市区町村」をダブルクリック

ダブルクリック_市区町村.png

そうすると、下記のようにビューに日本地図が表示され、該当市区町村ごとにマークが表示されます。

ダブルクリック後_日本地図.png

とても簡単にビューに地図が表示されますね!

ただ、これでは国/ 都道府県/ 市区町村だけのデータですので「何のデータを可視化したのか?」をわかりやすくしていきましょう。

【ステップ2:レイヤーを使用して売上を市区町村別で可視化】

*上記続き

① マークの「自動」を「マップ」を選択し変更

マーク_マップ選択.png

② シェルフの列にある「経度(生成)」をmacの場合:command (Windowsの場合:Ctrl) を押しながら横へドラッグ追加

 下図のように右側へ同じマップが複製されます。

 ※マーク部分に"すべて"、"経度(生成)"、"経度(生成)(2)"が現れます

マップ複製.png

③ マークの「経度(生成)(2)」を開き、データペインのメジャーから[売上]を引っ張ってマークの「サイズ」へドラッグアンドドロップ

売上をドラッグアンドドロップ.png

④ 「マップ」から「円」へ変更 → 右地図上へ売上が円で表示される

マップから円へ変更.png

⑤ 円の色を変更する場合は、マーク内の「色」から変更

色変更.png

⑥ シェルフの列にある、先ほど追加した「経度(生成)」の下矢印をクリックし、「二重軸」を選択

二重軸選択.png

⑦ 下図のように一つのマップで、売上がある市を塗りつぶし、円の大きさで売上の金額高低を表すことができました。

 (下図:色が見にくかったため、色を変更して、マップを拡大)

1つのマップ可視化.png

~ 補足 ~

■ マウスポイントするとツールヒントが表示され、詳細が確認できる

ツールヒント表示.png

■ 地図上に市名や売上を表示したい場合は、マークの「ラベル」へ該当項目をドラッグアンドドロップ

ラベル追加.png

今回は、Tableau Desktopのレイヤーを使用して、市区町村別の売上を可視化する手順をご紹介しました。
他にも色々な機能がありますので、調整して見やすいデータ可視化を試してくださいね!

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投稿者プロフィール
データマーケティングチーム

データマーケティングチーム(DataMarkting Team)

Tableau、CRM Analytics、Markting Cloud Intelligenceなどの導入・活用をお手伝いさせていただいているtoBeマーケティングのデータマーケティングチームが、BIの導入・活用におけるナレッジをお届けいたします。


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