Account Engagement ユーザーのユーザー画面で表示される「署名」って何？

 カスタマーサクセスエンジニアチーム

 2024.01.09

 2024.06.19

 Account Engagement

  Salesforce

はじめに

Account Engagementの ユーザー管理＞ユーザーの画面において「署名」という欄があるのをご存じでしょうか？

この記事を読むと、以下のことが分かります。

• ユーザーのユーザー画面で表示される「署名」の用途は何か？
• 「署名」のチェック有/無の意味は何か？

「署名の存在は知っていたが、具体的な目的まで理解できていない」

「署名のチェック有/無について疑問に思っていた」

このようなご担当者様はぜひ本記事を参考にしてください。

Account Engagement ユーザーの「署名」について

「署名」に関しては、Account Engagement 設定＞ユーザー管理＞ユーザー の画面上で確認することができます。

自身のユーザーがどのような状態になっているか確認してみましょう。

「署名」の使用用途・目的とは？

Account Engagement ユーザーの「署名」は、あらかじめユーザー単位で設定することで、Account Engagement ユーザーから送信するメールに、設定済みの署名を差し込み項目として挿入することが可能となります。
したがって、「署名」は、Account Engagementメールに挿入する「署名」をあらかじめ設定しておくための機能となります。

「署名」の設定画面へは、各ユーザー画面の「ユーザーを編集」より遷移することができ、下記の編集画面において、署名をあらかじめ設定しておくことで、メールの差し込み項目として使用できます。

「署名」の設定イメージは以下の通りです。

「署名」をメールに設定する方法

メールを作成する際に、「署名」を設置したい箇所にカーソルを置き、「差し込み項目＞送信者＞署名」を選択して挿入します。

上記の通り設置すると、該当箇所に{{{Sender.Signature}}}の差し込み項目が設置されます。

※テキスト文にも同様の差し込み項目を設置しましょう

「署名」を差し込み項目として設置出来たら、問題なく「署名」に記載した内容が反映されているか「プレビュー」で確認しましょう。
設定した内容が本文に反映されていることが確認できたら、設定完了です。

<<注意点>>

「割り当てられたユーザー」と「特定のユーザー」から送信した場合にのみ機能し、「一般ユーザー」からの送信では機能しません。
「署名」を利用する場合は、メールの送信者を「割り当てられたユーザー」あるいは「特定のユーザー」を設定しましょう。

「署名」のチェック有り・無しの違いとは？

ユーザー管理＞ユーザーより、各ユーザーの「署名」を確認するとチェックの有り・無しが確認できます。

これらの違いは、Account Engagement メールに使用するユーザー署名に、Handlebars 差し込み言語 (HML) が適用されているかどうかの違いになります。
したがって、ユーザーの「署名」の欄にチェックが付いている場合は、Handlebars 差し込み言語 (HML)が適用された署名が設定されていることを表しており、「署名」を差し込み項目として利用できるユーザーであることが分かります。

※チェック無し→有りに変更する場合は、「署名をHMLに変換」押下すると、署名欄にチェックが入った状態へと変更することが可能です

署名の設定自体は、任意のものとなるためAccount Engagement を利用する上では特に支障はありません。
しかし、「署名」を活用いただくことで、部署移動やオフィス移転に伴う会社住所の変更が発生した際に、個別のメールに対する署名変更ではなく、自身のユーザーで設定いただいている「署名」の内容を変更いただくことで各メールに一括で反映されるようになるため、業務効率化にもつなげることができる可能性があります。

上記のようなケースの場合は、あらかじめ「署名」を設定しておくことをお勧めします。

終わりに

本記事では、意外と知られていない、各ユーザーに設定する「署名」について紹介させていただきました。
「署名」の利用用途や設定方法について知った上でメール作成を行い、「署名」をご活用いただくことで、自社内の作業効率向上につなげていただけますと幸いです。

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