直接見えないHP閲覧者の【肌感覚】をつかむ方法
2017.10.17
2024.06.19
前回のおさらい
検索順位で上位表示されてから流入数が増える訳ではなく、他の検索結果と比較して流入されやすいタイトルを記載する重要性について説明しました。
まだご覧になっていない方は、是非前回の記事をご覧になってください!
前回記事:コンテンツのタイトル適当にしてませんか?流入率アップの秘策
はじめは期待と不安で慎重に記事をアップしていくものの、まったく流入が増えないという状況が数ヶ月続きます、、
諦めずに着実に有益なコンテンツを増やしていくと、適正に評価されることで流入は増えていきます。
今回は、「直接見えないHP閲覧者の【肌感覚】をつかむ方法」についてお伝えします。
私自身が運営している個人ブログサイト「ロードバイクハック」のGoogle Analyticsの画面を使い、実際に確認するコツをお伝えします。
※ロードバイクハックとは:私が個人で運営している趣味のブログサイト(月間約10万PV)です
リンク:http://roadbike01.info/
Google Analyticsでリアルタイムレポートを確認
流入が増えてきたら見ていただきたい指標、それは「リアルタイムレポート」です。
単純に、今まさにHPを見ていただいている方の情報が把握できる機能です。
<下記画像:リアルタイムレポートの実画面>
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※表示方法:レポート > リアルタイム > 概要
このようにリアルタイムで閲覧している方の状況概要が把握できます。
見られているページのページファイル名も表示され、同じページを何人の方が閲覧しているか把握できます。
上の画像をキャプチャしたタイミングではrear-deralleurというページに4名、positionというページに2名の方が同時に閲覧していますね。
また、リアルタイムレポートの「コンテンツ」のページでは、ページに設定している"ページ名"が表示されます。
<下記画像:リアルタイムレポート:コンテンツページの実画面>
※表示方法:レポート > リアルタイム > コンテンツ
リアルタイムでどのくらい閲覧者がいるのか、どのページを見ているのかを確認できるこの機能は、お客様の行動を肌感覚で把握することができます。
レポートで数字だけ眺めていると人の動きを実感することがなかなかできないんですよね。
それがリアルタイムに増減する数値やコンテンツ名を眺めていると、この画面の先に見てくれている人がいることを実感できます。
ブランドショップで対面営業するようなことができないWEBの世界ですが、このレポートを見ることで流入されるお客様一人一人と実際に対面でき、感覚をつかむことができるので、是非ご覧ください。
Pardot&オプションライセンスで「誰が」来ているかまで把握できる
Google Analyticsのリアルタイムレポートはあくまで「誰か」が、HPを閲覧している情報でしかありません。
一方、Pardotとオプションライセンス「Salesforce Engage」を利用することで下記のような情報をリアルタイムで把握できます。
<下記画像:Engageアラート例>
※Salesforceの画面で表示されます。
各列が抽出している条件。
その条件に合致する方がHPを閲覧すると、どんどんリアルタイムに増えていく仕組みです。
Google Analyticsでは分からなかった「誰が」が分かるのはもちろん、Salesforce上の保存されている情報を利用し「企業規模」「過去失注者」などの条件で列を分けることができるので、優先的に対応したい方がすぐに分かるような仕掛けを構築できます。
お客様がHPを閲覧しているタイミングとは、「そのHP上のサービスや商品に関心を寄せていただいている」かつ、「その方が打合せなどで席を外している」という状況ではないということです。そのため電話に出ていただける可能性が高いです。
そんなリアルタイム情報が把握できる仕組みがPardot&Salesforceでは、実現できます。
すごい世の中になりましたね、、
※ご興味の有る方は弊社担当営業までご連絡いただくか、下記フォームからお問合せください
まとめ
リアルタイムレポートは、できれば毎日眺めることをお勧めします。
私の場合、本格的にコンテンツを追加していた頃はスマホから逐次チェックしていました。
1ヶ月くらいすると時間帯別にどのようなページが閲覧されてくるのかだいたい把握できるようになります。
モチベーション維持にもなりますので "リアルタイムレポート" 是非実施して見てください!