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Account Engagement (旧 Pardot) × オンラインセミナーのススメ

author 関口 亜希子

date 2020.03.13

update 2024.09.05

tags Pardot

tags  MA導入検討者向け, Pardot 使い方, テクニック, マーケティングオートメーションツール

会場型イベントを主催されている方なら、一度は「オンラインセミナー」の開催を検討したことがあるかもしれません。会場の手配や受付、資料準備などが不要になるため、主催者側にとって大きなメリットがあり、参加者にとっても移動時間を削減でき、気軽に参加できる点が魅力です。特に、実際の機材を必要としないコンテンツであれば、この形式はさらに有効と言えます。

弊社でもこのメリットを活かし、セミナーナーチャリングの再設計を行いました。オンライン形式でのノウハウセミナーを実施したところ、会場型セミナーの3倍以上の集客を達成。参加形態を柔軟にすることで、より多くの方にリーチできることを実感しました。今回のブログでは、オンラインセミナーの可能性と、効果的な活用法について具体例を交えながらご紹介します。

toBeマーケティング株式会社では、お客様のマーケティング成果の最大化を目指し、デジタルマーケティング施策の戦略策定支援から、実際のツールの導入支援、導入後の活用支援、運用業務まで、お客様のご状況や課題に合わせ、マーケティングパートナーとして幅広くお手伝いいたします。⇒ お気軽にお問い合わせください!

オンラインセミナー開始にあたり必要なもの

 1・ネットワーク環境

 2・オンラインセミナーシステム

 3・コンテンツ

 4・セミナー告知からフォローアップまでのシナリオ

ネットワーク環境はいわずもがななところがありますので、2・オンラインセミナーシステムから一つずつご紹介いたします。

2・オンラインセミナーシステム

いろいろありますが、Account Engagement (旧 Pardot)をご利用の方であれば、まずはAccount Engagement (旧 Pardot)と連携できるツールの導入をお奨めします。申し込みや参加/不参加情報をSalesforce・Account Engagement (旧 Pardot)に連携し管理できると運営が非常にスムーズになります。まずは運営面を考慮してAccount Engagement (旧 Pardot)連携可能ツールを試してみて、その後気になる別ツールを試されると良いと思います。運営面のメリットと各ツールの特長的なメリットとを比較し、最終的に貴社にとって使い勝手の良いツールをご選定いただけると良いですね。

なお当社は月間10~20回ほどオンライントレーニングやセミナーを実施しており、「Webex」を利用しています。(2020年2月28日時点)

Account Engagement (旧 Pardot)は「Webex」「ReadyTalk」「GoToWebnar」といったツールと連携可能です。連携は管理>コネクターから実施します。

Webex:https://www.webex.com/ja/index.html

ReadyTalk:https://www.readytalk.com/

GoToWebinar:https://www.gotomeeting.com/webinar

※toBeマーケティングではオンラインセミナーツールの導入支援は行っておりません。ご導入にあたっては各社にお問い合わせください。

3・セミナーコンテンツ準備

普段の会場型セミナーと同様、PowerPoint形式でのコンテンツやデモ画面をご用意いただきます。それをツール上で切り替えて投影いただきながら話す流れになります。会場型セミナーと大きく異なる点としては、手元に台本を用意しておき、それを見ながら話すことも出来る、という点です。講師が初心者の場合はありがたい機能ですね。

4・セミナー告知~フォローアップまでのシナリオ

<セミナー告知>

Pardotランディングページ&フォームでセミナー告知を実施。

フォームの完了アクションで「キャンペーン追加」、 状況を「申し込み」に変更し、キャンペーンを用いた申し込み者管理を行えるようにします。

またこのタイミングで同時に申し込み受付メールを送信し、リストに追加し開催前XX前にリマインドメールを送信、といった自動化設定も行い、申し込み~参加までをスムーズに行えます。

申し込みを受け付けるとこのようにAccount Engagement (旧 Pardot)カレンダーにイベント表示がされます

(ヘッドホンマークがオンラインセミナーの表示です。)

また各スケジュールをマウスオーバーすると、集客中のセミナーは申し込み状況が分かり、完了したセミナーは出席状況が分かります。カレンダー形式でスケジュールが分かることと、申し込み/参加状況がAccount Engagement (旧 Pardot)のTOP画面で簡単に把握できることが、運営者側は地味に役立つようです。

<セミナー開催中>

会場のリアクションが見えないのが、オンラインセミナーのデメリットですよね。うなづく聞き手がモチベーションの講演者様にとっては、ここは痛手かと。このような双方向性を担保する機能としては、弊社利用のWebexにはchat機能がついており、リアルタイムで質問を受けることができます。

また開催直後にアンケートを実施する機能があるので、ここでフィードバックをいただくことが可能です。

<セミナー開催後>

例えばAccount Engagement (旧 Pardot)オートメーションルールで所定のキャンペーンに紐づくプロスペクトのWebセミナー状況が「出席」の場合に所定のメールを送る、といったものを設定しておけば、手動で出欠を反映することなく、参加お礼メールや当日のコンテンツ送付などを行うことができます。

また参加を起点とした育成シナリオを組む場合、上記の完了アクションをリスト化にしておき、所定のEngagement Studioが動作するようにしておくことができると、セミナー後のナーチャリングシナリオを自動でスタートさせることができます。

おわりに

いかがでしたでしょうか。既に会場型セミナーを開催されている方であれば、スムーズにオンラインセミナーに移行できるかと思います。

弊社では、Account Engagement (旧 Pardot)を使用したウェビナー運営のご支援も承っております。
ツールご導入後の運営面、特にSalesforceキャンペーンの活用や連携、Account Engagement (旧 Pardot)ルールを活用したシナリオ設計に関して「こんなことをしたい」「こんなことも出来るか?」など、ご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。

ホームページ構築やコンテンツ活用において

✔ツールご導入後の運営面が不安

Salesforceキャンペーンの活用や連携について

Account Engagementの機能をうまく活用できていない

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投稿者プロフィール
関口 亜希子

関口 亜希子(akiko sekiguchi)デジタルマーケティング コンサルタント

事業会社にてプロダクトマーケティング、自社マーケティング、広告代理事業部門にてアカウントプランナーを経て現職。プロダクトマーケターとしての上流設計の知見、オンライン・オフライン施策双方の知見、自社マーケターとして現場業務における知見など、多様な視点からのご支援をいたします。Salesforce認定Pardotスペシャリスト、
Salesforce認定Pardotコンサルタント。


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