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Account Engagement (旧 Pardot) × オンラインセミナーのススメ

author 関口 亜希子

date 2020.03.13

update 2023.08.31

tags Pardot

tags  MA導入検討者向け, Pardot 使い方, テクニック, マーケティングオートメーションツール

お客様に会場に足を運んでいただく形のリアルの集合型イベント(以下「会場型イベント))を開催されている方ならば、誰しもオンラインセミナーを検討したことがあるかと思います。主催者側のメリットとしては会場手配や当日の受付、資料準備等が不要、といった点があり、参加者側も移動時間の削減でき、気軽に参加できるというメリットがあります。実際に機材を見たり触ったり・・といったものが不要な場合には、双方にメリットのあるこのオンラインセミナーの形態は一度お試しいただく価値があるかと思います。

実際弊社でもセミナーナーチャリングを再設計し、会場型セミナーの前にひとつ、Account Engagement (旧 Pardot)興味深化を目的としたノウハウセミナーをオンライン形式で開催した結果、会場型セミナーの3倍が集客出来、コンテンツも参加形態もひとつライトにすることの価値を認識する結果となりました。

ご不明な点がございますか?高さ300

オンラインセミナー開始にあたり必要なもの

 1・ネットワーク環境

 2・オンラインセミナーシステム

 3・コンテンツ

 4・セミナー告知からフォローアップまでのシナリオ

ネットワーク環境はいわずもがななところがありますので、2・オンラインセミナーシステムから一つずつご紹介いたします。

2・オンラインセミナーシステム

いろいろありますが、Account Engagement (旧 Pardot)をご利用の方であれば、まずはAccount Engagement (旧 Pardot)と連携できるツールの導入をお奨めします。申し込みや参加/不参加情報をSalesforce・Account Engagement (旧 Pardot)に連携し管理できると運営が非常にスムーズになります。まずは運営面を考慮してAccount Engagement (旧 Pardot)連携可能ツールを試してみて、その後気になる別ツールを試されると良いと思います。運営面のメリットと各ツールの特長的なメリットとを比較し、最終的に貴社にとって使い勝手の良いツールをご選定いただけると良いですね。

なお当社は月間10~20回ほどオンライントレーニングやセミナーを実施しており、「Webex」を利用しています。(2020年2月28日時点)

Account Engagement (旧 Pardot)は「Webex」「ReadyTalk」「GoToWebnar」といったツールと連携可能です。連携は管理>コネクターから実施します。

Webex:https://www.webex.com/ja/index.html

ReadyTalk:https://www.readytalk.com/

GoToWebinar:https://www.gotomeeting.com/webinar

※toBeマーケティングではオンラインセミナーツールの導入支援は行っておりません。ご導入にあたっては各社にお問い合わせください。

3・セミナーコンテンツ準備

普段の会場型セミナーと同様、PowerPoint形式でのコンテンツやデモ画面をご用意いただきます。それをツール上で切り替えて投影いただきながら話す流れになります。会場型セミナーと大きく異なる点としては、手元に台本を用意しておき、それを見ながら話すことも出来る、という点です。講師が初心者の場合はありがたい機能ですね。

4・セミナー告知~フォローアップまでのシナリオ

<セミナー告知>

Pardotランディングページ&フォームでセミナー告知を実施。

フォームの完了アクションで「キャンペーン追加」、 状況を「申し込み」に変更し、キャンペーンを用いた申し込み者管理を行えるようにします。

またこのタイミングで同時に申し込み受付メールを送信し、リストに追加し開催前XX前にリマインドメールを送信、といった自動化設定も行い、申し込み~参加までをスムーズに行えます。

申し込みを受け付けるとこのようにAccount Engagement (旧 Pardot)カレンダーにイベント表示がされます

(ヘッドホンマークがオンラインセミナーの表示です。)

また各スケジュールをマウスオーバーすると、集客中のセミナーは申し込み状況が分かり、完了したセミナーは出席状況が分かります。カレンダー形式でスケジュールが分かることと、申し込み/参加状況がAccount Engagement (旧 Pardot)のTOP画面で簡単に把握できることが、運営者側は地味に役立つようです。

<セミナー開催中>

会場のリアクションが見えないのが、オンラインセミナーのデメリットですよね。うなづく聞き手がモチベーションの講演者様にとっては、ここは痛手かと。このような双方向性を担保する機能としては、弊社利用のWebexにはchat機能がついており、リアルタイムで質問を受けることができます。

また開催直後にアンケートを実施する機能があるので、ここでフィードバックをいただくことが可能です。

<セミナー開催後>

例えばAccount Engagement (旧 Pardot)オートメーションルールで所定のキャンペーンに紐づくプロスペクトのWebセミナー状況が「出席」の場合に所定のメールを送る、といったものを設定しておけば、手動で出欠を反映することなく、参加お礼メールや当日のコンテンツ送付などを行うことができます。

また参加を起点とした育成シナリオを組む場合、上記の完了アクションをリスト化にしておき、所定のEngagement Studioが動作するようにしておくことができると、セミナー後のナーチャリングシナリオを自動でスタートさせることができます。

おわりに

いかがでしたでしょうか。既に会場型セミナーを開催されている方であれば、スムーズにオンラインセミナーに移行できるかと思います。

弊社では、Account Engagement (旧 Pardot)を使用したウェビナー運営のご支援も承っております。
ツールご導入後の運営面、特にSalesforceキャンペーンの活用や連携、Account Engagement (旧 Pardot)ルールを活用したシナリオ設計に関して「こんなことをしたい」「こんなことも出来るか?」など、ご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。

》お問い合せはこちら

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投稿者プロフィール
関口 亜希子

関口 亜希子(akiko sekiguchi)デジタルマーケティング コンサルタント

事業会社にてプロダクトマーケティング、自社マーケティング、広告代理事業部門にてアカウントプランナーを経て現職。プロダクトマーケターとしての上流設計の知見、オンライン・オフライン施策双方の知見、自社マーケターとして現場業務における知見など、多様な視点からのご支援をいたします。Salesforce認定Pardotスペシャリスト、
Salesforce認定Pardotコンサルタント。


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