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ビジネスユニットについて ~各ビジネスユニットに同一人物が作成されている場合どうする?~


Account Engagement
本当に使えるシーン別
シナリオ10選

「Engagement Studioを使ってみたいけど、どうやってシナリオを作ればいいの?」「設定してみたけど、もっと効果的な活用方法を知りたい!」そんな方のために、Engagement Studio シナリオ10選をご紹介いたします!本当に使えるシナリオを厳選してまとめましたので、ぜひ、参考にしてみてください!

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Account Engagement本当に使えるシーン別シナリオ10選

はじめに

本記事では、「ビジネスユニットを活用しているが、各ビジネスユニットに同一人物が登録されている」場合の運用方法について紹介します。

「それぞれのビジネスユニットに同一人物(プロスペクト)が登録されていて管理が煩雑になっている」
「各ビジネスユニットに同一人物(プロスペクト)が登録されているが削除することは避けたい」

このようなご担当者様はぜひ本記事を参考にしてください。

toBeマーケティング株式会社では、Account Engagement(旧 Pardot) の導入・活用をサポートしています。
リード獲得からナーチャリングまでの業務設計をはじめ、スコアリングやシナリオ設計、Salesforceとの連携など、課題に応じた初期設定や運用支援をご提供します。
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ビジネスユニットとは?

まず初めに、「ビジネスユニット」について紹介します。

ビジネスユニットとは、1つのSalesforce組織から複数のAccount Engagement(旧Pardot)環境をつなぐことができる機能です。(Advanced以上で利用が可能です)

利用用途としては、国ごとに顧客管理を分けたり、マーケティングアセットを事業部ごとに分けたりする場合にご活用いただく場合が多いです。

以下の通り、ビジネスユニットを利用すると、1つのSalesforce組織に対して各国ごと(日本、米国、中国)のAccount Engagement(旧Pardot)を連携させて運用することができます。

ビジネスユニットの活用をご検討の場合は、弊社ブログ「ビジネスユニット導入時の検討ポイント」を参照の上ご検討ください。

各ビジネスユニットに同一プロスペクトが登録されている場合の挙動

複数のビジネスユニットを活用している場合、Account Engagement(旧Pardot側)とSalesforceで同期されるレコードを制御するために、「マーケティングデータ共有ルール」を設定した状態で運用します。

以下のような「マーケティングデータ共有ルール」を設定した状態で運用している場合を想定して、今回は説明させていただきます。

各ビジネスユニットに同一人物(プロスペクト)が登録されている場合、Salesforceと連携されていないプロスペクトは、マーケティングデータ共有ルールにも合致しないため、ゴミ箱に格納されてしまいます。

リードあるいは取引先責任者の該当項目(マーケティングデータ共有ルールで使用している項目)の値を変更することで、連携させるプロスペクトを変更することは可能ですが、その場合一方のマーケティングデータ共有ルールの条件に一致しなくなるため、もともと紐づいていたプロスペクトはゴミ箱に格納されてしまいます。

リード・取引先責任者1つとプロスペクト複数で運用する場合の懸念点

上記の挙動の通り、リード・取引先責任者と連携させるプロスペクトの切り替え自体は可能ですが、リード(あるいは取引先責任者)1つとプロスペクト複数での運用には懸念点が挙げられます。

①リードに紐づいているプロスペクトの情報しか確認できない

Salesforce側ではリード(あるいは取引先責任者)1つで管理しているため、Engagement Historyに記録される内容も連携されているプロスペクトの内容のみになります。

※「Engagement History」に関する詳細はこちらのヘルプをご参照ください

②情報の紐づけ変更はできるが、管理が複雑になる

マーケティングデータ共有ルールに一致しないプロスペクトは、リード(あるいは取引先責任者)との連携が行われずゴミ箱に格納されてしまいます。
それぞれのプロスペクトに格納されている情報が異なる場合は、顧客管理の観点から考えると煩雑になってしまう可能性が考えられます。

③データの競合が起こり、同期の速度が低下する可能性がある

リード(あるいは取引先責任者)は 1 つのビジネスユニット内のプロスペクトと同期することが通常の運用になるため、複数のビジネスユニットに対してリード(あるいは取引先責任者)へのアクセス権を付与してしまうとデータの競合が起こる可能性が考えられます。

おすすめの運用方法

前述した通り、リード(あるいは取引先責任者)1つとプロスペクト複数での運用では懸念点が挙げられるため、それぞれのプロスペクトに紐づくSalesforceレコード(リード・取引先責任者)を作成して運用するようにしましょう。

以下の通り、それぞれのプロスペクトに紐づくリード(あるいは取引先責任者)を作成することで、各ビジネスユニットのAccount Engagement(旧Pardot)アセットへのアクセス記録が確認できるようになります。
また、プロスペクトがゴミ箱に格納されることがなくなるため、顧客管理面でも管理が行いやすくなります。

終わりに

本記事では、各ビジネスユニットに同一人物(プロスペクト)が作成されている場合の運用ついて紹介いたしました。
複数のビジネスユニットを活用して運用されているご担当者様にとって、少しでも本記事の内容が参考になれば幸いです。

  • ✔Account Engagement (旧 Pardot)を使用しているが、それぞれの機能をうまく活用できていない
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カスタマーサクセスチーム
カスタマーサクセスチーム
Account engagement初期セットアップに携わるカスタマーサクセスエンジニアチームでは、主にフォームSalesforceとの連携など設定関連のご支援を担当。エンジニアチームならではの視点で、今までの導入実績から得た技術面のTipsやナレッジ、検証結果などをご案内します。

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