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3ステップで広告効果を最大化!Account Engagement×Google広告連携術

author コンサルティングチーム

date 2024.12.23

update 2024.12.23

tags Web広告

tags  Google 広告,

はじめに

日々広告の運用や効果測定を行う中で、

  • クリック数やCPA(※)などの指標は確認しているものの、実際の商談数や受注数への影響が見えにくい・・

  • 広告経由のリード獲得はできているが、その後の顧客化まで追えていない・・

といった課題を感じていませんか?

これは広告効果の測定範囲が「クリック」や資料請求などの「コンバージョン」といった短期的な指標に限定され、商談創出や受注といった最終的なビジネス成果まで結びつけられていないことが原因です。

しかし、AccountEngagementを活用中の方に朗報です。Google広告との連携やSalesforceと連動しての活用で、商談創出や受注までの効果検証が可能になります。

本記事では、どのように商談創出・受注までの効果を可視化し、ROI(※)までを可視化し、それを向上させるのか、具体的な方法を解説していきます。

注記)

  • ※CPA(Cost Per Acquisition = 獲得単価): 顧客獲得にかかった1件あたりの費用。例えば、資料請求が10件発生し、広告費用が10,000円だった場合、CPAは1,000円となります。

  • ※ROI(Return On Investment = 投資収益率): 投じた費用に対して、得られた利益の割合。例えば、広告費用が100万円、売上総利益が150万円だった場合、ROIは50%となります。

toBeマーケティング株式会社では、お客様のマーケティング成果の最大化を目指し、デジタルマーケティング施策の戦略策定支援から、実際のツールの導入支援、導入後の活用支援、運用業務まで、お客様のご状況や課題に合わせ、マーケティングパートナーとして幅広くお手伝いいたします。

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STEP1:広告出稿の最適化

第一ステップとしては、Google広告の管理画面で基本的な効果測定を行い、広告配信の最適化を目指します。

具体的には、Google広告管理画面で確認が出来るキーワードごとのクリック単価(CPC)や獲得単価(CPA)などを指標に、費用対効果の高いキーワードを選定します。

テーブル
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効果の高いキーワードには、より多くの予算を割り当て、逆に効果の低いキーワードは停止または改善することで、予算内で最大のコンバージョン数獲得を目指します。

ここまではすべての広告出稿中の方が実施中と思います。

STEP2:商談化視点での広告出稿最適化

STEP1では、Google広告の管理画面上で、主にクリックやコンバージョン数などの指標を元に広告効果を測定しました。

しかし、最終的なビジネス成果に繋がるのは、資料請求や問い合わせなどのコンバージョン「後」のアクションですよね。そこで、Account Engagementの<Google 広告コネクター「Google Ads」>を活用することで、各キーワードが商談創出や受注などの最終成果にどれほど貢献しているのかを把握できます

この機能はGoogle広告アカウントとコネクター連携することで利用可能です。これは標準機能なので、エディションに関わらずご利用可能です。

▼コネクターの追加は、Account Engagement設定>コネクターの「コネクターを追加」から設定ができます。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, テキスト, アプリケーション, メール
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▼Account Engagementレポート>接続アプリケーション>有料検索

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション
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例えば、CPAが低いキーワードでも、最終的な受注に繋がっていなければ本当に効果が高いキーワードとは言えません。

広告管理画面上で得られるデータだけで最適化を図ってしまうと、最終成果に結びつきづらいキーワード中心でのコンバージョン獲得をし続けてしまうことになりますが、このレポートを活用することで、よりビジネスインパクトの大きいキーワードに絞り込み、予算配分の精度を高めることができます。

STEP3:メディア/施策間成果比較による予算配分の最適化

STEP2までで、Google広告における効果測定とROI向上のための分析方法をご紹介しました。

ここまでで、Google広告の最適化は図れます。しかし、マーケティング活動はGoogle広告だけではありませんよね。例えば、SEO対策やSNS広告、展示会出展など、様々な施策を並行して行っていることが多いと思います。そこで、Salesforceキャンペーン機能とレポートを活用することで、Google広告だけでなく、他のマーケティング施策も含めた費用対効果を分析し、予算配分の最適化を目指します。

具体的には、各施策をキャンペーンに紐づけ、商談創出数や受注金額などのデータをもとに、費用対効果を比較分析します。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション
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例えば、Google広告よりも展示会出展の方が、ROIが高いという結果が出た場合、展示会出展に予算を重点配分するといった意思決定が可能になります。このように、Account Engagementを活用することで、マーケティング活動全体を俯瞰的に捉え、データに基づいた予算配分を実現することができます。

まとめ:Account Engagement、Salesforceを活用し、広告の効果を最大化しよう!

今回は、Account EngagementとGoogle広告を連携させることで、どのように広告効果測定をレベルアップし、ROIを最大化できるのかをご紹介しました。

Account Engagementの標準機能やSalesforceキャンペーン機能を活用することで、これまで見えなかった商談創出や受注といった最終成果までの効果を可視化し、データに基づいた予算配分や改善策の実行が可能になります。今回の記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。

toBeマーケティングではSTEP2、3を見据えた広告出稿のサポートや、レポートダッシュボードの作成支援を行っております。 また、本記事では最初の一歩としてAccount Engagementの標準機能のご紹介でしたが、サイト流入はGoogle広告だけではないはずです。サイトへの流入経路全般を捉えての効果検証基盤の構築もご支援しております。

お困りごとは各社様異なると思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。

<関連リンク>

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